公開日:2019.11.25 資産運用

投資を始める前に覚えておきたい「投資」「投機」「ギャンブル」の違いって?

投資を始めてみたいけど、「投資はリスクがある」、「その投資は投資ではなく投機だ」、「投資はギャンブル」などの言葉を見聞きすると、マイナスイメージが膨らみ、尻込みして最初の一歩が踏み出せない方もいるのではないでしょうか。しかし、投資や投機、ギャンブルの違いはどこにあるのでしょうか?
 
下田幸彦

執筆者:

執筆者:下田幸彦(しもだゆきひこ)

ファイナンシャルプランナー(AFP)

住宅ローンアドバイザー/証券外務員二種
FP事務所・青い森マネードクターズ 代表
青森県出身。大学卒業後、IT企業に入社、金融系のシステム構築をきっかけにFP資格を取得。2005年よりファイナンシャルプランナーとして活動を開始。保険代理店、住宅メーカー専属FPを経て2016年独立。

金融機関に属さず保険や投資商品を販売しない独立系ファイナンシャルプランナーとして、企業、団体、学校でのマネーセミナー、FP資格講座講師、コラム執筆を中心に活動。マネーセミナーはわかりやすさに定評がある。

個人相談は家計見直し、保険相談、長期資産形成アドバイスをメール、インターネットで全国対応している。

近年は小中学生を対象とした「キャッシュレス時代の金融教育」にも力を入れている。
≫≫ 「FP事務所・青い森マネードクターズ」公式サイト

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下田幸彦

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執筆者:下田幸彦(しもだゆきひこ)

ファイナンシャルプランナー(AFP)

住宅ローンアドバイザー/証券外務員二種
FP事務所・青い森マネードクターズ 代表
青森県出身。大学卒業後、IT企業に入社、金融系のシステム構築をきっかけにFP資格を取得。2005年よりファイナンシャルプランナーとして活動を開始。保険代理店、住宅メーカー専属FPを経て2016年独立。

金融機関に属さず保険や投資商品を販売しない独立系ファイナンシャルプランナーとして、企業、団体、学校でのマネーセミナー、FP資格講座講師、コラム執筆を中心に活動。マネーセミナーはわかりやすさに定評がある。

個人相談は家計見直し、保険相談、長期資産形成アドバイスをメール、インターネットで全国対応している。

近年は小中学生を対象とした「キャッシュレス時代の金融教育」にも力を入れている。
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投資とは

「投資」と聞くとどのようなイメージを連想しますか? 株式や債券、不動産投資でしょうか。中には自己投資を連想する方もいらっしゃるかもしれません。三省堂大辞林第三版によると、投資とは
 
(1)利益を得る目的で、資金を証券・事業などに投下すること
(2)生産者の実物資本の増加分。設備投資・建設投資・在庫投資の三種に分類できる。資本形成。

とあります。ここでは、(1)の意味で進めます。
 
つまり、「将来受け取れる利益の可能性に期待して、今あるお金を出す行為」のことです。期待通りに利益が出てほしいですが、未来のことなので的中させるのは難しくなります。
 
そこで、投資家は投資先事業について調べることで、投資すべきか否かの判断材料を得ることができます。株式投資の場合は業界動向や財務分析などがそれに当たります。
 
もう1つ、投資で大切な視点があります。それが、「何年後に利益が得られそうか」という時間(期間)軸です。投資は事業などに資金を投下する行為のため、投下された資金が事業活動を通じて利益が出て、投資家へ還元されるまでには時間がかかります。
 
短くても1年以上、長いと10年以上の投資期間が必要になることもあります。このような視点で考えると「投資は長期的なもの」というイメージになります。
 

投機とは

一方、投資と似た言葉に「投機」があります。先ほどと同じように、三省堂大辞林第三版によると、投機とは、
 
(1)偶然の利益を狙って行う行為
(2)将来の価格変動を予想して、価格差から生じる利益を目的に行う売買取引

とあります。
 
ここで注目したいのは(2)の意味です。投資との違いは、価格変動に注目して利益を狙う点です。簡単に言うと、株式トレードや為替トレードのような「トレード」のことです。投資と違い、価格差に注目しているため、利益を狙うまでの時間は短くて数秒、長くても数時間から数日~数ヶ月と時間(期間)もさまざまです。
 

投機とギャンブルの違い

時折、「投機=ギャンブル」と説明されることもありますが、投機とギャンブルの違いはどこにあるのでしょうか? 先ほどと同じように、三省堂大辞林第三版によると、ギャンブルとは、
 
(1)金品をかけて、賽(さい)や花札・トランプなどの勝負をすること
(2)成功の可能性は薄くても、思い切ってしてみること
(3)「ばくちうち」に同じ

とあります。
 
ギャンブルは投機と違い、価格変動による利益を狙うものではなく、主催者(国や事業者)が存在する点で投機と異なります。集まった資金は主催者側が最初に運営費用を差し引き、残りの資金が勝った人へ分配されるという仕組みになっています。
 
公営ギャンブルの一つである宝くじは、宝くじ公式サイト(※)によると、平成29年度の販売実績額7866億円のうち、当選金として支払われたのは46.9%(3690億円)で、その他は公共事業や運営費に回されています。投じた金額のすべてが当選金に回されている訳ではないので、利益が出る確率は当然低くなります。
 

まとめ

いかがでしたか? これらの違いを区別して理解することで、ギャンブル的な投資を避けることができると思います。これから投資を始めたいと思っている(または始めて間もない)方は参考にしてみてください。
 
出典 (※)宝くじ公式サイト 収益金の使い道と社会貢献広報
 
執筆者:下田幸彦
ファイナンシャルプランナー(AFP)

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