【長子・末子・中間子・一人っ子】きょうだい型で見つける！ベストな資産運用方法

皆さんは、兄弟姉妹はいらっしゃいますか？
 
よく、「しっかりしていると思ったらやっぱり長男（長女）だったのね」「一人っ子は、マイペースだよね」など、兄弟姉妹の有無や何番目の子供かで性格を語られたことはありませんか？
 
「きょうだい型」とは、きょうだいの一番上を「長子」、きょうだいの一番下を、「末子」、3人以上のきょうだいの「長子」と「末子」以外を「中間子」、きょうだいのいない子を、「一人っ子」と定義しています。生まれ順は、性格に影響をあたえ、それぞれの特徴があるとされています。
 
あなたは長子？一人っ子？今回はそれぞれの性格的特徴と、その特徴にあったベストな資産運用方法をお教えします！
 

長子（きょうだいのいちばん上）

長男、長女は「長」役を担ってきた分、「王様」「女王様」タイプといわれ、小さな頃から下の子のお世話をするなど、面倒見のよさや責任感の強さが特徴です。
 
一方で、責任感が強い分、人に頼ったり、任せることが苦手。自分でしっかりと状況を把握し、堅実に最後までやり遂げたいのが長子の特徴です。
 
しっかりと結果を出し失敗はできるだけしない方法をとる傾向のある長子におススメな資産運用方法は、「債券」や「貯蓄」です。
 
投資案件としてはリスク度が低い「債券」や「貯蓄」は、大きなリターンは期待できないものの、着実な結果をのこせる点で長子にあっているのでは？
 
リスク許容度がもう少し高いのであれば、「投資信託」や「外貨積立」などもおススメです。
 

末子（きょうだいのいちばん下）

末子は、ノリがよく愛嬌があり、家庭内でも「アイドル」的存在といわれています。
 
小さい頃からお兄さんやお姉さんなど、上の子をお手本、あるいは反面教師にして、要領よく立ち回ってきた分、何かと無駄を嫌い、損得を計算する傾向があるといわれています。また、長子とは逆に、人に頼るのが得意なのも末子の特徴です。
 
そんな末子におススメなのは、「積立型投資」です。ある程度人にお任せできる運用で、無理のない範囲で少しずつ運用できる「純金積立」や「投信積立」、「ロボット投資」などがおススメです。
 

中間子（3人以上のきょうだいの長子と末子以外）

兄弟姉妹の真ん中である中間子は、上の子と下の子の間にはさまれて育ったことから、周囲の状況や思惑を気にする繊細な性格で、いつでも人間関係に気を配れる“人づきあいのエキスパート”といわれています。
 
一方で繊細で気にするが故に自分で物事をどんどん決めて進めるというよりも、判断を他人に委ねることが多いのも中間子の特徴です。
 
そんな中間子におススメなのは、「ファイナンシャルプランナーなどの専門家とのコンサルテーションを受けながらの運用」です。
 
人とのコミュニケーションを苦としない中間子は、人の思惑を気にするがゆえに、おススメを断れなかったり、自分の意思と異なる選択をする場合も多々あるようです。
 
そんな中間子には中立的な立場を守ってくれるファイナンシャルプランナーが強い味方になってくれること間違いなしです。プロとのコミュニケーションを通じて、最適な運用商品を見つけましょう。
 

一人っ子（きょうだいがいない）

一人っ子はそのイメージのとおり、マイペースで独特のルールや感覚を持つのが特徴です。
 
兄弟姉妹が居ない分、喧嘩などをせずに育つこともあり、人とのコミュニケーションにおいてもマイペースだったり、人からの評価や批判などを気にしない強さもあります。
 
また、一人っ子は長子と共通する部分も多く、両親の目を一身に受けて育つことから、まじめな傾向があります。
 
そんな独特のリズムがある一人っ子には、自分のペースで運用できるネットやアプリを利用した「株式投資」がおススメ。
 
自分にあったタイミングで情報収集ができたり、売り買いができるネット上の取引やアプリを活用した運用がきっと合うはずです。長子に似たまじめな側面も、株の動向などの情報収集に役立ちます。
 
いかがでしたか？資産運用には様々な方法と商品があります。手元資金の額や、リスク許容度なども軽視はできませんが、自身のきょうだい型を参考にしながら、相性の良い運用方法を見つけてみてくださいね！
 
TEXT：マネラボ　お金と投資の知っトク研究所
後藤あき（ごとう あき）
ファイナンシャルプランナー（AFP）／交渉アナリスト。