投資は分からない~10年後に後悔しないために一歩を踏み出すアイデア3つ

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投資は分からない~10年後に後悔しないために一歩を踏み出すアイデア3つ
友達との会話でもNISAが話題になることが増えました。つみたてNISAを始めたいけれど……その不安の正体を一緒に探ってみましょう。
宮﨑真紀子

ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士

大阪府出身。同志社大学経済学部卒業後、5年間繊維メーカーに勤務。
その後、派遣社員として数社の金融機関を経てFPとして独立。
大きな心配事はもちろん、ちょっとした不安でも「お金」に関することは相談しづらい・・・。
そんな時気軽に相談できる存在でありたい~というポリシーのもと、
個別相談・セミナー講師・執筆活動を展開中。
新聞・テレビ等のメディアにもフィールドを広げている。
ライフプランに応じた家計のスリム化・健全化を通じて、夢を形にするお手伝いを目指しています。

身近な金融機関で始める

日経平均株価が上昇して株式投資をしている人は利益を得ている一方で、投資をしていない人は取り残されています。投資にまわす資金があるのに、踏み出せない人も多いはずです。踏み出せない理由はどこにあるのでしょうか。まず入口にハードルがあります。
 
投資についての指南書を見ると、「NISAを始めるのならネット証券がお勧め」とあります。確かにネット証券は取扱商品の数が多く、手数料も抑えられています。口座開設も、その後の取引もスマホでできるので利便性が高いです。
 
メリットが多いのですが、初心者には「どうしたら良いか分からない」という不安に対する相談者が不在です。そもそも証券会社と取引を始めることが未知の世界なので、チャットで相談できるといわれても何をどう質問したら良いのか分からないのです。
 
物価が上昇し、今後はインフレリスクに備える必要があります。“ひとりで投資を始めるのは自信がない”という場合は、給料が振り込まれる金融機関で投資信託を始めることも一案です。最近はメインバンクといっても窓口に出向くことは、ほぼありません。
 
ですが、新しい口座を開設するよりは、身近な存在ではないでしょうか。銀行では個別株式に投資はできませんが、NISA口座を開設して投資信託を購入することはできます。
 
まずは少額から積立投資を始めてみるのがお勧めです。積立預金との違いを実感できると思います。資金に余力がある場合も一括で投資するのではなく、購入する時期を複数回に分ける・投資する商品を複数に分けるといった分散投資を心がけることも、定期預金との違いです。
 
NISA口座の開設はひとり1口座ですが、途中で金融機関を変えることは可能です。投資に慣れてきたら証券会社にアプローチするのもアリだと思います。
 

証券口座は開設したけれど、そこで止まっている場合の進め方

投資を始めて儲かっている話を聞くので自分もNISAを始めよう! と証券口座を開設した人も多いのではないでしょうか。図表は年代別にみるNISA口座の開設数です。
 
(図表1)

図表1

 
2025年6月から12月の半年間でも、口座の開設数が増えていることが分かります。ですが、開設したけれど稼働していないケースも多いことを示したのが図表2です。
 
(図表2)
図表2

 
“NISA口座を開設する”という第一関門を突破しているのに、前進できない理由は3つあると考えられます。


(1) 何を買ったら良いのかわからない
(2) いくらずつ積み立てたら良いかわからない
(3) やはり損はしたくない

「リスク許容度」という言葉をご存じかと思います。人はそれぞれ「どれだけの値下がりに耐えられるか」が違います。ご自身のリスク許容度によって、初めの金額は極少額で良いと思います。なるべく損をしないためには、分散効果の高い商品となります。
 
例えばオルカンの愛称で知られる商品は、全世界株式(オールカントリー)に投資する商品なので、初心者に人気があるのもうなずけます。先にも書きましたが、積立投資は積立預金と違い値動きがあります。
 
「日経平均が続落」というニュースで流れると思わず売却して、投資をやめてしまうケースがあります。後々「あの時やめなければ良かった」となるのですが、いったんやめたものは再開しにくいのも現実です。“耐えられる金額”という考え方も重要です。
 

ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談する


(1) 身近な金融機関で始めてみる
(2) 自分の“耐えられる金額”で始めてみる

この2つをみてきました。そして3つ目は「専門家に相談して始めてみる」です。
 
“金融機関に相談に行くのは苦手だけど、ひとりで決めるのは不安”という場合、専門家に相談することで自分の投資方針などを整理することができます。自分のお金の活かし方を知れば、投資に興味を持ち楽しく資産形成ができると考えます。
 

出典

金融庁 NISA口座の利用状況に関する調査結果の公表について(令和8年7月3日)
 
執筆者 : 宮﨑真紀子
ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士

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