「老後資金1500万円」貯まり安心してたら、子どもに「半分の750万円を年利4%で運用すれば、20年で1500万円になる」と言われた! 最近みんなNISAをやっていますが、そんなに儲かるのですか? 注意点も確認

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「老後資金1500万円」貯まり安心してたら、子どもに「半分の750万円を年利4%で運用すれば、20年で1500万円になる」と言われた! 最近みんなNISAをやっていますが、そんなに儲かるのですか? 注意点も確認
近年は若者を中心に金融リテラシーが高まり、資産運用を始める人が増えています。老後資金としてまとまった額をためて安心していたところに、子どもから「せっかく資産があるなら投資に回す方が賢い」と助言を受けるケースも少なくないでしょう。
 
実は、リスクを抑えた長期投資なら年利4%程度のリターンも現実的に狙うことが可能です。
 
本記事では、20年間の運用シミュレーションや、老後資金を安全に運用するための注意点を解説します。
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資産を普通預金に預けるのはもったいない?

日本でも金利の上昇傾向が見られるようになってきたとは言え、かつての好景気時代と比べると、依然として決して金利が高いとは言えない水準にとどまっています。とりわけ、普通預金の金利は低く、0.4%程度が多くなっています(2026年10月時点)。
 
つまり、100万円を1年間預けたとしても、得られる利息は4000円ほどにとどまる計算です。
 
そうしたなか、近年は20〜30代を中心に「NISA」の利用者が急増しており、世間一般の金融リテラシーが高まりを見せています。無理のないペースでコツコツと投資を続けるだけでも、普通預金の利息を大幅に上回るリターンが期待できるため、「銀行にお金を預けたままにしておくのはもったいない」という意識が広がりつつあります。
 
さらに、現金預金はインフレに弱い点にも注意が必要です。例えば年3%のインフレが続いた場合、10年後には現金の持つ実質的な価値の約4分の1(約26%)が失われる計算です。この場合、100万円の現金の実質的な価値は、約74万円相当まで下がってしまいます。
 

20年間でどれだけ増える? 年利4%でシミュレーション

投資初心者向けの資産形成では、比較的リスクを抑えやすい長期投資が推奨されるケースが多いでしょう。短期投資は短期間で大きなリターンを狙える一方で、絶えず相場を監視する必要があり、判断力や分析力が求められます。これに対して長期投資は「ほったらかし」が基本で、専門スキルはそれほど必要ありません。
 
長期投資はハイリターンを狙いにくいという側面はあるものの、年利4%程度であれば十分現実的な水準です。また、50〜60代から運用を開始する場合でも、20年ほどの運用期間を確保することはできるでしょう。
 
仮に年利4%で20年間運用を続けた場合、投資する元本額に応じた期待リターンのシミュレーション結果は以下の通りです。


・250万円を運用した場合:547万7808円
・500万円を運用した場合:1095万5616円
・750万円を運用した場合:1643万3424円
・1000万円を運用した場合:2191万1231円

表題のケースで750万円を運用した場合、手元に残した残り半分の750万円と合わせることで、「老後資金2000万円」の達成が目指せます。
 

老後資金の一部を投資に回す場合の注意点

投資は現金預金と比べて効率的な資産形成が狙えますが、メリットだけでなくリスクも伴います。老後資金の一部を投資に回す場合は、以下の点に注意してください。
 

絶対に必要な資金にまで手をつけない

長期的な株式投資では、資産を保有し続ける運用スタイルが基本のため、急な出費に対応しにくくなる場合があります。
 
例えば、55歳から75歳までの20年間にわたって資産を運用する場合、途中で自宅のリフォームや病気による入院など、まとまった資金を要する場面が出てくるかもしれません。もしそのタイミングで資産が含み損の状態になっていれば、現金化は困難になります。
 
ライフイベントや予期せぬトラブルにも十分対応できるよう、必要不可欠な資金はしっかりと手元に確保し、あくまで余裕資金の範囲内で投資を行うようにしましょう。
 

長期保有のリスクも理解しておく

長期投資は比較的リスクが低いとされていますが、運用期間が長くなるにつれ、予期せぬ市場の大幅な変動に遭遇する可能性は高まります。市場の暴落や変動によって、保有している資産価値が一時的に大きく減少するケースもあり得るでしょう。
 
また長期投資は、目に見える成果が表れるまでに長い時間を要します。特に運用を始めて間もない段階では、資産の増加スピードが緩やかに感じられ、不安を覚えることも少なくありません。長期投資に取り組む際は、目先の結果に一喜一憂せず、長期的な視点を持つことが重要です。
 

投資は老後の資産形成を後押しする手段の一つ

普通預金だけに資産を置いておくと、低金利やインフレにより実質的な価値が減少してしまう可能性もあります。一部を投資に回して長期投資することで、リスクを抑えつつ余剰資金を活用し、老後資金を効率的に増やせる場合があります。
 
ただし、万が一の事態に備えて生活に必要な資金は確保し、暴落リスクや運用の時間軸を理解することが重要です。リスクとリターンのバランスを意識して、無理のない範囲で運用を進めてください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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