借入限度額を増額するためには増額申請が必要になりますので、決められた申請方法については把握しておかなければいけません。また、増額申請してからは審査がありますので、必ず増額されるわけではありません。
本記事では、三井住友銀行カードローンの借入限度額を増額するための申請方法やポイントについて解説しますので、気になる方は参考にしてみてください。
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三井住友銀行カードローンの基本情報
三井住友銀行カードローンは、カードローン利用が初めての方でも使いやすく、分からない点や気になる点についても充実したサポート体制で対応しています。各種手続きについても、公式ホームページから分かりやすいように案内していますので、案内に従って進めていけば問題ありません。
三井住友銀行カードローンの基本情報については、表1を参考にしてみてください。
表1
貸付限度額 | 10万~800万円 |
金利(年利) | 年利19.94% |
返済期間・返済回数 | 1~120ヶ月(回) |
担保・連帯保証人 | 原則不要 |
貸付対象者 | 年齢満20歳以上69歳以下 原則安定した収入のある方 SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の保証を受けられる方 使いみちが事業性資金以外の方 |
※株式会社三井住友銀行「カードローン」を基に作成
借りたお金の使いみちに関しても、事業性資金以外ならば自由ですので、まとまった資金が必要になった際に借りたり、毎月の生活費が少し足りないときに借りたりと、さまざまです。借入方法についても、提携ATMなどを利用する方法以外に、スマホから操作して自分の口座に振り込んでもらう方法など、自分がやりやすいものを選択してください。
三井住友銀行カードローンの借入限度額を増額する手順
三井住友銀行カードローンの借入限度額の増額は、スマホやパソコンから時間や場所を選ばずに、SMBCダイレクトカードローントップ画面の「ご契約極度額変更」ボタンから申し込めます。ほかにも、日常的にカードローンを利用していて、借り入れと返済に問題がなければ、三井住友銀行からダイレクトメールが届くケースもあるようです。
自分で増額申請をすることが難しい方や、操作方法に不安がある方は、三井住友銀行カードローンプラザに電話をすれば、対応してもらえます。
三井住友銀行カードローンの増額審査は、内容などに問題がなければ最短即日での対応も期待できるため、今すぐにでもまとまったお金が必要な方は増額申請も視野に入れておきましょう。注意点としては、必ず即日対応してもらえるというわけではなく、ほかの方がおこなっている増額申請の数や、申込者本人の属性、申し込んだタイミングなどによっては、数日かかる可能性があるということです。
借入限度額の増額を検討しているならば、余裕が残っているタイミングで増額申請することが大切です。近い将来にまとまった資金が必要になるならば、早めに増額申請についても考えておきましょう。
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三井住友銀行カードローン増額申請のポイント
三井住友銀行カードローンの増額申請は必ず通るわけではなく、普段から借り入れと返済が問題なくできているか、増額希望の金額が申込者の属性とバランスが取れているかが重要になります。増額申請した後には各種審査がおこなわれますので、過去にカードローンを利用した際に延滞などをしていると、審査に通る可能性はかなり低くなります。
三井住友銀行カードローンの増額申請のポイントについて把握することは大切であり、安心して利用するためにも、普段からルールを守る意識を持たなければいけません。具体的なポイントについては、以下の点が挙げられます。
●増額申請した後には審査がおこなわれる
●利用限度額が50万円を超えると、必要書類が増える
●利用限度額が増額されると、借入利率も変動する可能性がある
増額申請することで、必要になる手続きが多くなり、借入利率も変化する点は理解しておきましょう。
増額申請した後には審査がおこなわれる
増額申請した後には審査がおこなわれるため、場合によっては、増額申請が通らないケースもあります。
審査に通らない理由として多い例は、転職したばかりで勤続年数が短い・カードローンを契約して使い始めてからの期間が短い・返済実績などがほとんどないことです。カードローンに限らずローン関係は信頼関係が大切ですので、返済実績や延滞がないことなどは非常に重要になります。
人によっては、万が一に備えてカードローンを契約しているだけで借り入れをしておらず、返済実績を持っていないケースも珍しくありません。返済実績を持っていなくても申込者本人の属性が優れていれば、増額申請が問題なく通る可能性は十分に考えられます。
一方で、過去にカードローンを利用した際に延滞していると審査がかなり厳しくなりますので、利用する際には、返済期日などについては確認して忘れないようにしてください。
利用限度額が50万円を超えると必要書類が増える
利用限度額が50万円を超えると、多くの場合で収入証明書類の提出を求められますので、増額申請によって50万円を超えるようならば、各種書類の準備をしなければなりません。
三井住友銀行カードローンでは、利用限度額が50万円を超える際には、本人の年収が確認できる書類として「源泉徴収票」「給与明細書類+賞与明細書類」「税額通知書・納税証明書・所得証明書」「確定申告書」などの書類が必要になります。ただし、これらの書類はすべてをそろえる必要はなく、いずれかを準備すれば問題ありません。
注意点としては、それぞれの書類では有効期限が定められているため、必要書類をそろえる前に、有効期限についても調べておきましょう。せっかく必要書類をそろえても、有効期限を過ぎていると意味がありませんので。
利用限度額が増額されると借入利率も変動する可能性がある
三井住友銀行カードローンをはじめとする多くのカードローンでは、利用限度額で借入利率が決められているため、増額された際には借入利率が変動する可能性があります。具体的な借入利率については、表2を参考にしてみてください。
表2
利用限度額 | 借入利率(年率) |
---|---|
700万円超800万円以下 | 1.5~4.5% |
600万円超700万円以下 | 4.5~5.0% |
500万円超600万円以下 | 5.0~6.0% |
400万円超500万円以下 | 6.0~7.0% |
300万円超400万円以下 | 7.0~8.0% |
200万円超300万円以下 | 8.0~10.0% |
100万円超200万円以下 | 10.0~12.0% |
100万円以下 | 12.0~14.5% |
※株式会社三井住友銀行「カードローン 金利・ご利用限度額について」を基に作成
このように、利用限度額によって借入利率が変動して、支払利息が少なくなるかもしれません。注意点としては、必ずしも借入利率が変動するわけではなく、増額した利用限度額によっては同じままのケースもある点です。
三井住友銀行カードローンの増額まとめ
三井住友銀行カードローンの増額申請は、SMBCダイレクトカードローントップ画面や、三井住友銀行カードローンプラザからおこなえます。ただし、増額申請した後には審査が必要になりますので、利用限度額と申込者の属性などのバランスによっては、増額申請が認められないこともあります。
増額申請で審査に通る確率を少しでも高めたいならば、借り入れと返済をしっかりとおこなって、延滞などを起こさないようにしましょう。
出典
株式会社三井住友銀行 カードローン
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
※商号:アイフル株式会社
※登録番号:近畿財務局長(14)第00218号
※貸付利率:3.0%~18.0%(実質年率)
※遅延損害金:20.0%(実質年率)
※契約限度額または貸付金額:800万円以内(要審査)
※返済方式:借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式
※返済期間・回数:借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)
※担保・連帯保証人:不要