初めて
初めてのご利用の方に、おすすめのカードローン
初めてカードローンの利用を検討したら、種類が多すぎて自分にとって使い勝手の良い1枚の選び方がわからない……とお悩みの方も多いことでしょう。カードローンを選ぶ際に考えたいのは、「いつお金が必要か?」「いくらをいつまで借りるか?」の2点です。
借り入れ必要額と返済計画で利息を計算し、自分にとって最適なカードローンを選びましょう。今回はカードローンの超基礎知識、メリット・デメリットや選び方などをご紹介します。
カードローンとは? 知っておくべき超基礎知識
カードローンとは、無担保・無保証人で借り入れできる個人向けの融資サービスのことです。専用のローンカードを使ってATMから借り入れることから「カードローン」と呼ばれています。
最近ではアプリと連携したカードレスや、銀行のキャッシュカードで借り入れできるカードローンも登場しており、カード会社によって商品やサービス内容もさまざまです。ここでは、初めての方がカードローンを安心して利用できるように、さらに細かな点についてわかりやすく解説します。
■カードローンとクレジットカードは違う
クレジットカードとカードローンの違いは、以下のとおり主な利用目的です。
・クレジットカード:ショッピング機能
・カードローン:ローン機能
クレジットカードを利用してショッピングすると、クレジットカード会社が購入代金を立て替える仕組みです。そのため手持ちの現金で支払う必要がありません。
クレジットカードには「ショッピング枠」に加え「キャッシング枠」の付いたクレジットカードがあります。キャッシング枠のないクレジットカードもあるので、ニーズに合わせて選びましょう。通常多くのクレジットカードでは、キャッシング機能を付帯するかどうか自分で決められます。
ショッピング枠はクレジットカード全体の利用限度額(総利用枠)と同じ意味です。つまりキャッシング枠はショッピング枠に含まれます。
例えばショッピング枠が30万円、キャッシング枠が15万円のクレジットカードの場合には、20万円をショッピングで利用すると10万円しかキャッシングできません。キャッシング枠の金利は、カードローンより高く設定されている場合があるので注意しましょう。
一方、カードローンは個人向けの融資サービスの1つです。利用目的を問われないため、生活費、旅行費用、冠婚葬祭費用など自由に借り入れた現金を使えます。
■「銀行カードローン」と「消費者金融カードローン」
カードローンは、大きく分けて「消費者金融カードローン」と都市銀行・ネット銀行・地方銀行が取り扱う「銀行カードローン」の2種類があります。
銀行カードローンではそれぞれの銀行で独自のカードローンサービスを提供しており、無担保・無保証人で個人に対して融資を行う点において、消費者金融カードローンと違いはありません。
銀行カードローンと消費者金融カードローンの違いは、次のとおりです。
・消費者金融は貸金業法、銀行は銀行法に基づきサービスを提供
・消費者金融は貸金業法が定める総量規制の対象
・銀行は総量規制対象外だが、各銀行は総量規制に相当するルールを定めて自主規制している
・銀行カードローンのほうが低金利
・銀行カードローンのほうが、審査が厳しい傾向
・消費者金融カードローンは即日融資などのサービスが充実している
銀行カードローンと消費者金融のカードローンについては以下のページで詳しく解説しています。
おすすめの銀行カードローン
おすすめの消費者金融カードローン
■借入限度額まで何度でも借り入れできる
カードローンでは、申込者ごとに借入限度額が決められます。カードローンの契約期間内であれば、契約の際に決められた限度額の範囲内で、何度でも借り入れや返済を繰り返せる利便性の高さが特徴です。
通常のローンであれば追加融資を受ける場合、再度申し込みをしなければなりません。カードローンを利用すれば、そのような手間を省けます。
■担保や保証人は必要ない
通常、お金の借り入れには担保(持ち家や車など)や保証人が必要です。
しかしカードローンは「無担保ローン」という金融商品であり、お金を借りる人に対する「信用」を担保として貸し付けをするため、担保や保証人は必要ありません。
この「信用」とは、安定した収入があり、支払いに対して返済能力があるかどうかということです。
保証人をめぐるトラブルが後を絶たないことを考えると、カードローンは他のローンよりも気楽に利用できるでしょう。一方で、担保や保証人を必要としない代わりに、金利の設定は高めです。
カードローンのメリット・デメリット
カードローンは急な出費やまとまったお金が必要なときに、カード1枚あれば借り入れできる便利なサービスです。
しかし、住宅ローンなどと比べると金利が高いため、無計画に借りたいだけ借りていると、利息が膨らみ生活に支障をきたしかねません。
したがってカードローンのメリットとデメリットを理解したうえで、必要な分だけを計画的に借り入れすることが大切です。
メリット
カードローンのメリットは、次のとおりです。
・手軽さ(無担保・無保証人で契約できるため、保証人をめぐるトラブルや担保の心配なし)
・住宅ローンや自動車ローンなどと異なり、使用目的に制限なし
・申し込み手続きは、比較的簡単で短期間で完了できる
・コンビニのATMで借り入れや返済ができる(ATM使用手数料がかかる場合と無料の場合がある)
・商品の選択肢が多いため、自分に適切な商品を選べる
デメリット
カードローンのデメリットは、次のとおりです。
・金利が高いため、長期間利用すると利息が膨れ上がるリスクあり(繰り上げ返済を利用するのも1つの方法)
・カードローンの利用自体が他のローン審査に影響を与える可能性あり(複数社とローン契約を交わしていると「返済能力がない」と判断されることも)
カードローン利用の流れ
カードローンを利用する前に、次のような申し込み条件を満たしているかどうかを確認します。
・年齢(申込時20歳以上69歳以下、カードローン会社によって異なる場合あり)
・安定した収入があること
次に申し込みに必要な本人確認書類を用意します。
主な申し込み方法は、次のとおりです。
・インターネット
・スマートフォン
・ローン契約機
・電話
・店頭窓口
・郵送など
インターネット申し込みは24時間対応しているので、急いでいるときにはおすすめです。審査通過後は、本人確認・契約を経て、借り入れができるようになります。
■カードローンの審査について
カードローンの審査の流れは次のとおりです。
1.申し込み
2.仮審査(コンピューター)
3.本審査(融資担当者)
4.融資実行
仮審査では、提出された申込書をもとにコンピューターが自動的にスコアリングし、融資が可能か判断します。得点が高いほど融資を受けられる確率が高くなるというわけです。
信用情報機関や本人確認書類を照合して、金融機関が申し込み内容に虚偽がないか確認します。仮審査のスコアが高くても、本審査で通らない場合があるため注意しましょう。
カードローンの審査については以下のページで詳しく解説していますので、こちらも参考にしてみてください。
審査が不安な方へ、おすすめのカードローン
■カードローン返済の注意点と返済方式
カードローンは軽い気持ちで手を出すと、返済が困難になることもあります。本当に必要なときのみ、短期間だけ利用するようにしましょう。
生活費が足りないからといってカードローンを利用すると、返済額によって支出が増え、さらにお金を借りる状況に陥ります。負の連鎖に陥らないよう、十分注意してください。
カードローンの借り入れをうまく返済していくコツは、利息を把握して返済することです。
カードローンには、次のような返済方式があります。
・元本均等返済方式
・元利均等返済方式
・リボルビング方式
・定率方式
・定額方式
・残高スライド方式
・借入時残高スライド返済方式
それぞれの特徴をきちんと理解して、自分にあった返済方式を選びましょう。返済方式については以下の記事で詳しく解説していますので、確認してみてください。
カードローンの返済方法に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
返済の際に便利な、おすすめのカードローン
初めてでも安心! 自分に合うカードローンの選び方
初めてカードローンを利用するときには、どの会社のカードローンが自分の目的に合っているのか迷いますよね。
カードローン選びでは、次の5つをチェックしてみてください。
・借入限度額
・金利
・融資にかかるスピード
・審査通過率
・借り入れ・返済における利便性
カードローンの金利については以下のページで詳しく解説しています。こちらも確認してみてください。
低金利、無利息期間ありで選ぶ、おすすめのカードローン
カードローンの基礎知識を知って正しく利用しよう
一般的に銀行カードローンの金利は低めで、消費者金融カードローンの金利は高めに設定されています。短期間の借り入れであれば、30日間無利息などのサービスを行っている消費者金融のカードローンを選べば、総返済額は少なくすむケースもあることを知っておきましょう。
カードローンの基礎知識を得て、生活に支障の出ない程度にカードローンを正しく利用しましょう。
カードローンに関する情報は以下のページでもまとめてありますので、こちらも確認してみてください。
【FP監修】おすすめカードローンと審査、金利、特徴など徹底解説
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