借り換え
今日中に借りたい方に、おすすめのカードローン
カードローンを利用していて、「借り換え」や「おまとめ」とはどういう意味なのか気になっている方も多いことでしょう。カードローンの借り換えとは、現在利用中のカードローンより有利な条件のカードローンで新しく借りて、これまでの借り入れを返済することです。
カードローンの借り換えには、メリットやデメリットがあります。そこで何を基準に借り換えるのかを考えた上で、新しいカードローンに申し込みすることが大切です。
今回は、カードローンの借り換えの概要やメリット・デメリットを紹介します。より有利にカードローンを利用するためにも、当記事をぜひ参考にしてください。
カードローンの借り換えとは
カードローンの借り換えとは、新たに別のカードローンと契約し、借り入れたお金でこれまでのカードローンを返済することです。新たに利用するカードローンによって、得られる効果が異なります。
手間をかけて別のカードローンへ借り換える理由は、返済にかかる利息の軽減です。そのため現在利用中のカードローンよりも金利の高いカードローンを選んでは、借り換えの意味がありません。
カードローンの借り換えには、以下の2つの方法があります。
・他のカードローンへの乗り換え
・返済専用の借り換え・おまとめローンへの変更
通常のカードローンであれば、再度借り入れができます。一方、返済専用の借り換え・おまとめローンの場合には、原則追加の借り入れはできません。完済に向けて借り換えを検討する場合には、返済専用の借り換え・おまとめローンを選ぶのがおすすめです。
ここでは、借り換える際に注目したい「金利」と「返済方式」について見ていきましょう。
■金利が低いカードローンで借り換えた場合
わずか数%金利が違うだけでも、借入額や返済期間によっては返済総額に大きな差が生まれます。金利が低いカードローンに借り換えれば、毎月カードローン会社に支払う利息が少なくなるでしょう。
特に借入額が大きい場合や長期にわたって借り入れる場合には、金利が低いカードローンに借り入ると、返済総額を減らせる場合があるのです。
返済総額だけでなく、月々の返済額を少なくできる場合もあります。
金利の低さだけでなく、実際の返済総額や月々の返済額も借り換えを検討する際にはチェックすることが大切です。カードローンの金利については以下のページにまとめてあります。
低金利、無利息期間ありで選ぶ、おすすめのカードローン
■返済方式を変更する場合
カードローンは商品ごとに、返済方式や毎月返済すべき額の設定が異なります。そのため借入額と金利が同じであっても、返済総額や毎月の返済額が異なる場合があることを知っておきましょう。
カードローンの主な返済方式は、次のとおりです。
・元利均等返済:毎月返済する額が一定で返済計画が立てやすいが、元金均等返済よりも元金の減りが遅い
・元金均等返済:毎月一定額の元金と、利息を合わせた金額を返済する
・リボルビング払い:多くのカードローンで採用され、次の3つの方式がある
「残高スライド方式」
「定額返済方式(「元金定額」と「元利定額」がある)」
「定率返済方式」
返済方式が異なる別のカードローンに借り換えることで、毎月の返済額を減らせる場合があります。
カードローンの借り換えによるメリット
別のカードローンへ借り換える理由は何なのか、自分が本当に必要とするメリットかどうかを把握してから手続きを進めるようにしましょう。
実際に、現在利用中のカードローンから別のカードローンに借り換えると、ローンを一本化できるなど5つのメリットがあります。借り換える先のサービスを理解し、自分の目的と合っているかどうかを考える際に参考にしてください。
複数社のローンがある場合はローンを一本化できる
カードローンやクレジットカードのキャッシング機能をいくつか利用していると、ローンごとに返済日直前の入金や利息などを気にする必要があり、意外と大変な作業です。1社ごとの返済額は少なくても、合計すると高額になることもあります。
借り換えて1つにまとめると、返済の管理がとてもラクになるのがメリットです。「おまとめローン」と呼ばれる、複数あるローンを一本化できる専用のローンを提供するカードローン会社も多いので、活用するとよいでしょう。
毎月の返済額を減らせる場合もある
それほど金利に差がない場合であっても、返済方式が「元金定額方式」から「元利定額方式」へと変われば、毎月の返済額を減らせるでしょう。
元金定額方式とは、元金部分のみが定額で、利息を上乗せした金額を返済していく方式です。最初は負担が大きく、返済が負担になる場合もあるでしょう。
元利定額方式では、元金に利息を加えた一定額を返済するため、最初に大きな負担がかかることがありませんが、元金が減りにくいため返済期間が長引き、総返済額は高額になります。
しかし毎月の返済額が少なくなるため、月々の家計への負担を減らせるでしょう。
増額申請だと審査がスムーズ
現在利用しているカードローンの1つを利用して一本化する方法を選ぶと、審査や手続きがスムーズです。
カードローン会社の中には、おまとめローンに対応している場合も多く、現在のカードローン利用限度額を増額して借り入れし、他のカードローンを返済すれば一本化できます。
これまで遅延や滞納などなく順調に返済していれば、増額申請の審査において有利に働くでしょう。カードローンの借り換えを検討しているなら、現在利用中のカードローン会社に、増額して一本化する方法はないか確認してみてください。
利息が減ることがある
カードローンの上限金利は、契約時に決められた借入可能枠によって変動します。利息制限法によって100万円を超える借り入れの利息の上限は15%とされており、100万円までの利息の上限が18%であることを考えると、3%も低いのです。
利息は借入残高に金利(年率)をかけて日割り計算されるため、金利が下がると利息も下がります。
借り換えで複数のカードローンを一本化できれば、借入可能枠が大きくなり100万円を超える場合も多いのです。そうすれば現在のカードローンの金利より低くなり、利息も軽減できます。
総量規制に制限されない方法がある
個人向けのカードローンやキャッシングなどの利用可能枠は、貸金業法上の総量規制の対象です。年収の3分の1を超えないように、規制されています。
そのためすでにカードローン契約がある場合、新たに契約できるカードローンは、年収の3分の1から現在利用中のカードローン利用可能枠を差し引いた金額です。
例えば年収600万円の人は、200万円を超える借り入れはできません。100万円のカードローンと50万円のキャッシングを契約している場合、新たに契約できるカードローンは50万円までとなります。
ただし複数のカードローンを一本化したり、金利が有利なカードローンに借り換えたりする場合は、総量規制の対象外です。顧客に一方的有利となる借り換えに当たるため、消費者保護の対象とならず規制されません。
カードローンの借り換えによるデメリット
カードローンの借り換えにはデメリットもあります。デメリットをよく理解して、それでも自分にとってメリットの優先順位が高い場合に、借り換え手続きを進めるようにしましょう。
カードローンの借り換え手続きには、時間も労力もかかります。あとで悔やまないように、自分のニーズに合っているかどうかを慎重に検討することが大切です。
審査落ちする場合もある
借り換え手続きでは、新たに審査を受ける必要があります。すでにカードローンを契約していて増枠の申請をする場合でも、審査を避けることはできません。
審査基準はカードローン会社によって異なります。借り換えしたくても、審査に落ちる可能性もあるので注意しましょう。
カードローンの審査については以下のページでもまとめてありますので、確認してみてください。
審査が不安な方へ、おすすめのカードローン
返済方法がこれまでとは変わる場合もある
カードローン会社によって、提供する返済方法は同じではありません。多くのカードローン会社はATMでの返済や口座振替に対応していますが、提携先によって引き落としの内容や取引できるATMの種類・ATM手数料の有無などが異なるので注意しましょう。
カードローン会社によっては、店頭での返済やコンビニでの返済などに対応している場合もあります。
新しく契約するカードローン会社の返済方法が、自分にとって不便な場合もあるので事前にチェックすることが大切です。
カードローンの返済方法については以下のページでもまとめてありますので、こちらも確認してみてください。
返済の際に便利な、おすすめのカードローン
総返済額が増える場合がある
別のカードローンへ借り換える場合、元金の残高に加えて借入期間に応じた利息も合わせた金額が、新たな借入残高となります。
金利の設定自体が低くなる場合であっても、借り換えのタイミングによっては総返済額が増える場合があるので注意が必要です。
返済方式を元金定額方式から元利定額方式へと変更した場合には、 毎月の返済額は少なくなったとしても、総返済額は増える場合がある点をおさえておきましょう。
今のカードローンに不満があるなら借り換えを検討してみよう
カードローンの借り換えとは、新たに別のカードローンを借りてこれまでのカードローンを返済することです。金利が低いカードローンを選べば返済総額を減らせたり、返済方式が異なるカードローンを選べば、毎月の返済額を減らせたりします。
カードローンの借り換えでは、ローンを一本化できるなど多くのメリットがありますが、審査落ちする場合もあるなどデメリット面もよく考慮してください。
カードローンの借り換えは総量規制の影響を受けないため、利息に不満を感じているなら、見積もりだけでも行ってみるとよいでしょう。
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