千葉銀行カードローンの金利はどれくらい？ 計算方法と低金利の理由

千葉銀行カードローン（クイックパワー＜アドバンス＞）は千葉銀行の普通預金を開設していなくても申し込みができて、毎月安定した収入がある方なら正社員・派遣社員・契約社員・アルバイト・パートでも申し込めます。
 
返済に関しても毎月2000円から対応していて、自動返済で返済し忘れずに無理なく返済可能です。金利についても一般的なカードローンと比較すると低く抑えられているため、利息を抑えたいと考えている方には合っています。
 
本記事では、千葉銀行カードローン（クイックパワー＜アドバンス＞）の金利や金利の計算方法、低金利の理由について解説するので、これからカードローンの利用を検討している方は参考にしてみてください。
 

千葉銀行カードローン（クイックパワー＜アドバンス＞）の基本情報

千葉銀行カードローン（クイックパワー＜アドバンス＞）は最大「800万円」まで借り入れができるため、まとまった資金が必要な方にもおすすめです。
 
ただし、貸付限度額については申込時の希望貸付限度額と個人の属性・返済能力などのバランスを考えながら決められます。申し込みについてもWEB上で完結するため、来店郵送は不要です。
 
千葉銀行カードローン（クイックパワー＜アドバンス＞）の基本情報について図表1にまとめたので、これからカードローンを利用しようと考えている方は参考にしてみてください。
 
図表1

運営会社	株式会社千葉銀行
貸付限度額	10万円～800万円
金利（実質年率）	年1.4％～年14.8％
最低返済額	月々2000円～
担保・連帯保証人	エム・ユー信用保証（株）を保証人 担保は不要
貸付対象者	次の条件をすべて満たす個人の方 1、日本国内に在住 2、年齢満20歳以上65歳未満まで 3、毎月安定した収入（パート・アルバイトを含む）がある方。（年金収入のみの方は、申し込み不可） 4、原則、千葉県・東京都・茨城県・埼玉県・神奈川県（横浜市・川崎市）にお住まいの方。 5、エム・ユー信用保証（株）の保証が受けられる

千葉銀行 カードローンのホームページを基に作成
 
千葉銀行は地方銀行なので契約できるのは決められている地域に住んでいる方、勤務先が決められた地域にある方だけです。貸付条件にも地域については限定されているので、申し込み前には自分が条件に該当しているかチェックが必要になります。
 
千葉銀行カードローン（クイックパワー＜アドバンス＞）で借り入れた資金は事業性資金以外なら原則自由に使えるため、人によって使い方はさまざまです。例えば、生活資金として一時的に使用する、子どもの学費などまとまった資金が必要、他からの借り入れをまとめて一本化するなどが挙げられます。
 

 

千葉銀行カードローンの金利はどれくらい？

千葉銀行カードローン（クイックパワー＜アドバンス＞）に限らず多くのカードローンの金利は貸付限度額と連動して決まり、貸付限度額が高いと金利が低く・貸付限度額が低いと金利が高いです。理由としては貸付限度額が高いとそれだけ個人の属性が優れていたり、返済能力が高かったりと信用があるためといえます。
 
そのため、最初から貸付限度額が高い状態で契約できるケースは少なく、借り入れと返済を繰り返して返済実績を積み重ねるなどが重要です。
 
千葉銀行カードローン（クイックパワー＜アドバンス＞）の金利について図表2にまとめたので、参考にしてみてください。
 
図表2

借入限度額	金利
660万円以上800万円以下	年1.4％～年3.5％
510万円以上650万円以下	年4.0％
410万円以上500万円以下	年4.3％
350万円以上400万円以下	年5.5％
300万円以上340万円以下	年6.0％～年12.0％
100万円以上290万円以下	年9.0％～年12.0％
100万円未満	年14.8％

千葉銀行 カードローンのホームページを基に作成
 
千葉銀行カードローン（クイックパワー＜アドバンス＞）の金利では細かく金利が設定されていますが、実際に適用される金利については審査に通過しないとわかりません。また、貸付限度額いっぱいまで借り入れるのはおすすめできず、自分の返済能力などを相談しながら判断しましょう。
 

 

千葉銀行カードローンの金利計算方法

千葉銀行カードローン（クイックパワー＜アドバンス＞）の金利計算方法については、基本的に「借入金額×金利×利用日数÷365日」で計算できます。この借入金額・金利・利用日数のどれかが大きくなると利息も増えるため、それぞれの項目については把握しておきましょう。
 
例えば、10万円を1週間借りた場合で、金利が年14.8％・年9.0％・年5.5％・年1.4％で計算してみます。
 
図表3

金利	利息
年14.8％	283円
年9.0％	172円
年5.5％	105円
年1.4％	26円

筆者作成
 

 
このように同じ金額を借り入れて同じ期間利用していたとしても、金利が違うと利息が違う点は把握しておきましょう。金額についても大きくなれば大きくなるほど金利に対しての利息が増えるため、最終的には借入元本の倍以上の金額を返済するケースも少なくありません。
 
どうしても毎月の返済額だけを見ると利息についての把握が難しいですが、借り入れ全体で確認すると利息がかなりの金額になっている可能性も考えられます。
 

千葉銀行カードローン（クイックパワー＜アドバンス＞）を借り入れる前には返済計画を立てる

借り入れる前には返済計画を立てるのが重要であり、毎月の返済額と総返済額について返済シミュレーションなどで確認してください。
 
人によっては貸付限度額ギリギリまで使用する方もいますが、基本的な考え方としては返済できて生活などに悪影響を与えない範囲で借り入れます。
 
借入金額が多くなればそれだけ返済額も多くなるため、自分で想像していたよりも返済負担が大きくなるケースも少なくありません。また、利用しているカードローンやその他ローンが複数ある場合、すべてのローン返済額を考慮した金額で利用することが大切です。
 

 

返済負担を少しでも減らすために繰上返済も視野に入れる

返済負担を少しでも減らすために繰上返済も視野に入れて考えて、返済元本と返済期間を少なくするのもおすすめといえます。
 
臨時収入やボーナスで手元資金に余裕がある場合、繰上返済して利息を抑えるようにしましょう。毎月の返済額が変わらなくても返済額の中で返済元本と利息の割合が変動します。
 
繰上返済せずに最後まで返済する場合と、途中で繰上返済した場合でも最終的な返済額が数万円違うケースは少なくありません。繰上返済に関しては提携ATMなどからおこなえるため、自分自身の状況を確認しながらおこないましょう。
 

 

千葉銀行カードローン（クイックパワー＜アドバンス＞）の金利まとめ

千葉銀行カードローン（クイックパワー＜アドバンス＞）は利用条件を満たしていると誰でも申し込みができます。また、カードローンは特性上一度契約しておけば自分の好きなタイミングで借り入れられるので、万が一の事態に備えて契約している方も少なくありません。
 
注意点としては実際に借り入れる前に自分に適用されている金利を把握して、返済シミュレーションなどで総返済額について計算しておく点です。
返済負担が大きくなりすぎて日常生活に大きな負担にならない範囲で借り入れて、しっかりと毎月返済ができるようにしましょう。
 

出典

千葉銀行 カードローン
 

 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー