執筆者: 戸谷恵理
国家資格キャリアコンサルタント、第一種衛生管理者
ACCN会員、キャリアコンサルティング協議会所属
大手人材派遣業界にて7年3ヶ月 キャリア相談4000人以上
職業訓練校の就職支援キャリアコンサルタント
公的機関でのキャリアコンサルティング、就労支援
キャリアコンサルタント養成講座のサブ講師
新卒・中途の採用代行としても各企業のご支援
人事労務管理知識も生かしたご相談業務
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女性の転職では残業の有無や休暇取得の可否などの職場環境が非常に重要視されます。
そこでこの記事では、女性が重視する条件で仕事を探しやすい転職サイトを5つご紹介。
自分のワークライフバランスに合った職場を見つけて、納得のいく転職を実現させましょう。
女性におすすめの転職サイト5選
女の転職type
女の転職typeは、女性の転職情報に特化した転職サイトです。求人情報は東京・横浜など首都圏を中心としたものになりますが、多くの女性が転職の際にチェックする「残業の有無」「産休育休の活用」などの情報を盛り込んだ分かりやすいサイトとなっています。
他にも、履歴書の書き方や転職先の探し方に関する情報を定期的に発信。女性が求める情報をいち早く提供する転職サイトだと言えます。
残業時間や育休産休の取得状況などを重視しつつ、しっかりと転職先を選びたい方におすすめです。
マイナビ転職女性のお仕事
マイナビ転職女性のお仕事は、人材派遣会社として数多くの実績を持つマイナビが提供する女性向けの転職求人サイトです。年代別におすすめの求人を紹介しているページもあり、20代〜30代で積極的に働きたい女性に向けた求人が多数掲載されています。
さらにマイナビ転職女性のお仕事では、バリバリ仕事をしたい「オンキャリ系」、ワークライフバランスを重視する「オフキャリ系」に分けておすすめの検索キーワードを紹介しています。
自分の目指す働き方に合わせて仕事を検索できるので、希望に合った仕事が見つかりやすいでしょう。
エン転職WOMAN
エン転職WOMANは、女性歓迎の転職求人を2000件以上掲載している転職サイトです。「子供がいることを履歴書に書かないといけないの?」「女性は転職面接でパンツスーツを避けるべき?」など女性の転職で悩みやすいポイントにアドバイザーが丁寧に回答したQ&Aコーナーもあるので、情報サイトとしても役立つでしょう。
エン転職WOMANでは、職種や勤務地、「残業ほとんどなし」といった条件で求人を手軽に検索することができます。
とらばーゆ
とらばーゆは、女性向けの求人に完全特化した転職サイトとなっており、掲載されている企業は女性の採用に積極的です。一般事務や営業事務、データ入力など女性から人気の高い職種を中心に求人情報を掲載しており、女性向けの転職フェアなども開催しています。
ただし掲載中の求人は2000件超となっていますが、そのほとんどが東京を中心とした首都圏です。
首都圏以外のエリアで女性向け求人を探したい方は、別の転職サイトを併用する必要があるでしょう。
日経WOMANキャリア
日経WOMANキャリアは、積極的なキャリアアップを目指す女性に向けた求人情報を多く掲載しているサイトです。常時30以上の女性向け転職サイトと情報を共有しているため、求人情報が非常に豊富なのが特徴となっています。
20代女性の転職だけでなく、キャリアアップを目指す30代〜40代女性の転職にも積極的に対応しているサイトなので、転職後も積極的に働きたいという女性におすすめです。
女性が転職サイトで転職を目指す際のポイント
多くの求人を確認する
女性の採用に積極的な企業は増えてきていますが、妊娠・出産で産休や育休が必要になることを恐れ、女性より男性の採用を優先する会社もまだあります。そのため、少しでもたくさんの求人情報をチェックし、女性の採用に前向きな会社と出会う必要があるのです。また、たくさんの求人があればそれだけ理想の会社と出会える可能性は高まります。
希望に合った、働きやすい会社を見つけるためには、まずご自身の希望条件の優先順位を整理しキャリア・プランを立てた上で、たくさんの転職サイトを利用して積極的に転職情報を探しましょう。
口コミサイトなどでも情報収集を行う
女性向けの転職サイトには女性の採用に積極的な会社が多く掲載されていますが、求人広告と実態が異なることもあり得ます。求人サイトには「残業ほとんどなし」と書いてあったのに、実際は毎日のように残業がある上、残業代も支払われないという会社は少なからずあります。
そのため、良い求人情報を見つけた場合でもすぐに応募するのではなく、他の口コミサイトなどで会社の詳しい情報を探すことが大切です。
まとめ
女性向けの求人情報を多数取り扱っている転職サイトなら、希望する条件に合った仕事を見つけやすくなります。この記事で紹介した転職サイトなどを参考に、まずは自分が何をしたいか、自己分析した上でどんな求人があるか調べてみると良いでしょう。
また、女性活躍推進に積極的に参画している企業が受けられる「えるぼし認定」や、育児・子育て支援を積極的に参画している企業が受けられる「くるみん認定」にも注目してみるのもよいでしょう。
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