医師転職サイト「医師転職ドットコム」の評判・口コミから特徴・メリットを解説 [PR]|ファイナンシャルフィールド

医師転職サイト「医師転職ドットコム」の評判・口コミから特徴・メリットを解説 [PR]

FINANCIAL FIELD編集部

執筆者: FINANCIAL FIELD編集部

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医師が転職活動をする際に、知人や友人、医局からの紹介もありますが、幅広いの候補から転職先を選べるという利点から、転職エージェントを活用する方も多いでしょう。

ただ、転職エージェントといっても、大手から中小まで、また、取扱い求人数や拠点数などもさまざまあるため、この記事では、大手転職エージェントの1つである医師転職ドットコムについて、特徴や魅力、口コミやデメリットまで解説します。

●「医師転職ドットコムはどんな会社? 信頼できる?」

●「医師転職ドットコムをうまく活用するには?」

●「医師転職ドットコムのデメリットや利用するうえでの注意点は?」



医師転職ドットコムを利用される方はもちろん、上記のような疑問がある方にとっても、他の転職エージェントの選び方を含めて参考になるかもしれませんので是非最後までご一読ください。

医師転職ドットコムの評判・口コミ

医師転職ドットコムの評判や口コミはどうなのでしょうか。同社が医師1613人に行った「医師求人サイトの利用状況アンケート」や転職事例から良い口コミ・悪い口コミを紹介します。

医師転職ドットコムの良い口コミ

・コンサルタントの細やかな心遣いのおかげで、忙しい中でもストレスなく転職活動を行うことができました。(35歳女性 放射線科)

・産婦人科から精神科に転科したためにいまだに指定医をもっていないという事情があったのですが、メディウェルがこの点を病院側にうまく伝えてくれたおかげで内定を頂けたのではないかと思います。(45歳男性 精神科)

・退局の際に元上司の引き留めにあったのですが、上司を説得するコツに関してもコンサルタントにアドバイスをいただき、後腐れなく退局することができました。(31歳男性 小児外科)

・コンサルタントが私のスキルや経験を的確に伝えてくれたからこそ、相場より高い年俸を提示していただけたのではないかと思います。(44歳男性 外科)

・夫が転職する時もそうだったのですが、コンサルタントの対応が非常に迅速かつ丁寧だったのが印象的です。(38歳女性 内科)

・登録してから内定を頂くまで何度もコンサルタントと連絡をとっていたのですが、常にスピーディーに対応していただき、1日以上放置されることはありませんでした。(42歳男性 美容皮膚科)

求人数は転職エージェントを選ぶ大切なポイントですが、医療機関と求職者を仲介するコンサルタントの質やスキルが転職成功のポイントとなっている評価も多くなっています。

転職事例の中でも、求職者が求める以上の提案や交渉をしてくれるコンサルタントが高い評価を得ています。

医師転職ドットコムの悪い口コミ

・募集が都会に偏っている (30代男性、内分泌・糖尿病・代謝内科)

・自分の希望の募集をもっと気軽に案内してほしい、LINEなどでも (30代男性、呼吸器内科)

・先方はどういう医師を希望しているのか具体的に表示して欲しい (50代女性、皮膚科)

・検索時に午前午後などでの絞込はできるが、午前診と当直の間の時間で探したいなどの場合もあるので、時間で絞込できればなお使いやすいと思います(40代男性、一般内科)

・長く勤務した場合にポイントなど (30代男性、精神科)

・ポイント制度 (50代男性、精神科)

・いい点、悪い点バランスよく案内してほしい (50代男性、循環器内科)

求人数の偏りから求職者が求め本当に知りたい情報、サイトの使いやすさ、ポイント制度に至るまで、さまざまな評価があります。

情報量については、他のサイトと併用すること、また、情報の質については、担当コンサルタントへ求人情報に掲載以外の自分が知りたい情報や確認して欲しいポイントをしっかりと伝えることで解決できることもあるでしょう。

医師転職ドットコムの基本情報

医師転職ドットコムのサイトでは、求人の検索は、診療科目や施設形態以外にも、勤務条件の特徴や希望する役職、救急の有無などでも検索することができます。

対応勤務形態常勤・非常勤
対応地域全国
対応診療科目【内科系】
内科、消化器内科、循環器内科、神経内科、呼吸器内科、リウマチ科、総合診療科、内分泌・糖尿病・代謝内科、血液内科、老年内科、人工透析内科、腫瘍内科・腎臓内科

【外科系】
外科、整形外科、脳神経外科、消化器外科、形成外科、呼吸器外科、心臓血管外科、血管外科、乳腺外科、泌尿器科、小児外科、美容外科

【その他】
麻酔科、婦人科、産婦人科、不妊治療、精神科、眼科、小児科、皮膚科、耳鼻咽喉科、放射線科、放射線治療科、リハビリテーション科、救命救急、緩和ケア、美容皮膚科、心療内科、 ペインクリニック、病理診断科、在宅医療、健診・人間ドック、集中治療科、AGA、臨床検査科、産業医、製薬企業、社医、老健など
施設形態一般急性期、療養型、リハビリテーション、精神科、病院、クリニック、健診、介護老人保健施設、製薬企業、一般企業、その他
公式サイトhttps://www.dr-10.com/

※医師転職ドットコム公式サイトを基に作成(2024年1月時点)

また、転職する医師向けに情報を発信する「医師転職研究所」サイトも運営しており、転職のきっかけや転職活動の参考になるさまざまなアンケート結果など、一次情報を含めて知ることができます。

特に、「医師転職・調査データ」では以下のようないろいろなテーマについて現役医師にアンケートや調査を実施しており、転職活動の参考となるでしょう。

●【診療科目別】医師がキャリアの中で重視している資格

●医師が退職する理由や退職時によくあるトラブル

●診療科別医師の年収

●各科の医師が最も連携することの多い診療科

●開業医のメリット・デメリットや注意点

医師転職ドットコムの特徴

医師転職ドットコムの特徴について紹介します。

求人数・転職支援実績

求人掲載数は2万6000件以上あり、非公開求人も充実しています(2025年2月時点)。

また、アルバイト、非常勤先の求人に特化した「医師バイトドットコム」では、バイト求人数が2万7000件以上ある、バイト求人も充実しております(2025年2月時点)。

1996年の創業以来、転職支援の実績は、これまで7万6000件以上となっています。転職実績については、サイト内の医師転職体験談で数多くの事例を見ることができます。

大手調剤薬局のグループ企業で医療情報が集まりやすい

運営会社は、東証プライム上場企業の調剤薬局大手アインホールディングスのグループ企業で、人材紹介事業のほか医療機関の経営コンサルティング事業が柱となっています。

そのため、地域の医療機関や自治体とのつながりも深く、さまざまな医療情報やノウハウが集まりやすくなっています。

経験豊富なコンサルタントが一気通貫でサポート

経験豊富なコンサルタントが一気通貫でサポートするために、医師担当と医療機関担当者を同じにしています。それによって、紹介段階の認識に咀嚼が生じない、最短で次のステップに進める、面接後の最終検討で背中を押せる存在として機能できるようにしています。



医師転職ドットコムの魅力・メリット

数ある医師転職エージェントの中でも、医師転職ドットコムが利用されている魅力やメリットを紹介します。

求人数が業界最大級

医師の求人数では業界最大規模を誇っており、北海道から九州まで全国7つの拠点に展開するコンサルタントが医療機関を直接訪問し、更新されている情報が多く、質・量とも満足度の高い転職エージェントです。

総勢120名の経験豊富なコンサルタント

医師転職ドットコムには、全国の拠点にキャリアコンサルタント、医療経営士資格を持った総勢120名のコンサルタントが配しています。

医療機関に特化した経営コンサルティング会社が母体であることから、最新の医療行政のトレンドを踏まえた経営的視点から、一人ひとりの価値を医療機関に伝え、希望の年収や勤務条件を交渉することができます。

希望条件に合わせて医療機関と調整し、求人情報をアレンジするカスタマイズ求人の提案を受けることも可能です。

表には出にくい医療機関の実情や詳細を知ることができる

全国の拠点のコンサルタントが実際に現地に足を運び、病院やクリニック、企業の経営状況、人事の方針、同僚の人員構成、職場の雰囲気や実際の働き方など、院長や事務長から直接ヒアリングした表には出にくい情報を知ることができます。

インターネット上の公開情報だけでは分からない情報も含めて判断することで納得の行く転職が実現しやすくなります。

個人情報などの体制がしっかりしている

個人を特定できない履歴書を作成し、話が具体的になるまで匿名性を担保したまま転職活動を行うことができます。

また、個人情報について適正な保護処理をする事業者としてプライバシーマークを取得しており、個人情報を徹底管理しています。



医師転職ドットコムのデメリット&解決策

一方で医師転職ドットコムのデメリットはどういったことが考えられるのでしょうか。デメリットの解決策を含めて紹介します。

地域によって求人数の差が大きい

豊富な求人数を誇る医師転職ドットコムですが、地域によってかなり求人数にひらきがあります。

地域によって医療機関数には違いがあるものの、首都圏と大阪、愛知、北海道、福岡など主要都市の求人数は充実している一方、都道府県によってはばらつきも見られます。

〇解決策

都会と地方では、求人数に、ある程度差が出ることは仕方がありません。そのため、解決策として考えられるのは、複数のサイトに登録して同一の条件でより多くの情報を取得することです。

特に、地方で転職活動をする場合、求人数だけでなく拠点数や掲載情報の更新頻度などを比較しながら転職エージェントを選びましょう。初めて転職活動する場合は、最初は多めに登録し、自分に合う転職サイト、コンサルタントを見極めながら絞っていくほうがよいでしょう。

コンサルタントからの連絡が多すぎる

転職事例などをみると、医師転職ドットコムに登録して、早ければ当日に連絡がくることもあります。レスポンスの早さや対応のスピーディーさは同社のメリットの1つでもありますが、求職者によっては連絡の頻度が多すぎると感じることもあります。

「転職を迷っているがとりあえず登録してみた」「転職時期はまだ先」と考え、自分のペースでじっくりと進めていきたい医師もいるでしょう。

〇解決策

医師転職ドットコムでは、登録後に担当エージェントと面談し、希望条件の確認やキャリアプランの相談などをすることができます。その際に、転職に関する条件だけでなく、コンサルタントとの連絡方法、具体的には曜日や時間帯、レスポンスの仕方、連絡方法の優先順位などについてもしっかりと希望を伝えておくことが大切です。

また、転職するか否か、転職時期が明確でない場合は、現在の状況やどういった情報を求めて登録したかをしっかりと伝え、転職活動を開始するまでの連絡手段を確認しておきましょう。

それでも連絡方法やコミュニケーションについて改善されない場合は、担当者の変更を申し出ることも解決策の1つです。

コンサルタントの質にばらつきがある

医師転職ドットコムでは、全国の拠点に総勢120名のコンサルタントがいます。その中でも経験やスキルによるコンサルタントの差が出ることはあるでしょう。

同社が医師1613人に実施した「医師求人サイトの利用状況」に関するアンケート調査でも、求人サイトを選ぶ方法・基準として、「担当者が真摯に探してくれるか」、「すぐに連絡がつく、レスポンスの早さ、勤務内容・条件の正確さ」や「サポートの充実」「転職がうまくいくかは担当コンサルタントによる」といった意見があげられています。

〇解決策

担当コンサルタントの質については、初回面談時にできる限りこちらの条件や要望を伝え、時々の転職市場を踏まえたすすめ方や方針などを提案してもらうことで、担当者の知識やスキル、信頼性について、一定程度確認することもできます。

複数のコンサルタントの提案、対応を比べてみるのもよいでしょう。

もちろん、1度の面談で分かることは限られますが、医療業界や転職市場のさまざまな質問をすることで確認できることもあります。信頼性に欠ける、仕事のすすめ方や取り組み方に納得がいかない場合は、コンサルタントの変更を申し出ることも検討しましょう。

医師転職ドットコムを利用する際の注意点

ここまでみてきたように、医師転職ドットコムは求人数や全国の拠点数、コンサルタントの質といった点で一定の評価を得ているサイトであることはご理解頂けたのではないでしょうか。

ここでは、医師転職ドットコムを利用する際の注意点について紹介します。

キャリアプランニングを含め条件や要望を確実に伝える

コンサルタントと良好な関係性を保ち、転職活動を成功させるうえで、自分の求める待遇や勤務条件を整理し、しっかりと伝えることが大切です。医師転職ドットコムでは、登録後の面談時にキャリアカウンセリングを受けることもできます。

忙しい日々の中でなかなか自分を見つめ直すことが難しい中、これまでの経験や実績を踏まえ、自身の能力、仕事観、興味関心、得意・不得意、大切にしていることなどについて整理して自己理解を深める支援を受けることができます。

コンサルタントと共通のゴールをもって転職活動を進めていけるよう、こういったサービスも活用しながら進めましょう。

市場動向や自分の市場価値を理解する

コンサルタントとの面談では、現在の転職市場のニーズやその中での自分の専門科目や業務内容、希望の待遇や働き方などを踏まえ、市場での自分の価値を理解することが大切です。

地域や診療科目によって市場のニーズは異なりますし、100%希望通りの求人をみつけることが難しいこともあります。

希望する待遇や勤務条件が市場ニーズに対して厳しい場合、担当コンサルタントがどこまでの条件交渉が可能かを確認しながら、積極的に複数の転職エージェントを活用することも必要となります。



医師転職ドットコム利用者の転職事例

ここでは医師転職ドットコムを利用して転職を実現した医師の事例をいくつか紹介します。

※事例については、医師転職ドットコム公式サイトに掲載の医師転職体験談を一部編集しております。

子どものために年収アップ! 一緒に過ごす時間も増えました

【事例1】消化器内科 男性医師(43歳)

 転職前転職後
専門消化器内科消化器内科
年収1200万円2000万円
勤務形態週5日勤務+当直4回/月週5日勤務+当直4回/月
勤務地山梨県山梨県
転職理由子どもが小学校に上がるタイミングで教育環境を整えるとともに、今後の教育資金を確保するために年収を上げる必要性も感じていたため
希望条件・夜間や休日のオンコール対応がない
・年収1800万円以上
・長年経験を積んできた内視鏡検査、治療のスキルを活かせる
転職先が決まるまでの流れメディウェルに登録する前に他の会社に登録し、面接を行っていたが、年収は良いものの消化器内科としての業務がまったくできない環境であった。

その会社では内視鏡検査ができる医療機関で「年収1800万円以上、オンコールなし」の募集はないとのことで、医師転職ドットコムに登録。

改めて、今後のキャリア形成を踏まえ、条件に合う医療機関がないか、少しエリアを広げて探してもらった結果、希望条件を満たしつつ内視鏡検査ができる求人が複数件見つかる。

自宅からは少し遠くなってしまうが、消化器内科としての今後のキャリア継続を優先し、内視鏡の症例数が多く、今後も増えていく可能性の高い病院に決めました。

激務に疲れ、麻酔科から内科へ

【事例2】麻酔科 男性医師(40歳)

 転職前転職後
専門麻酔科内科
年収1200万円1200万円
勤務形態週5日勤務+当直4回/月週5日勤務+当直なし
勤務地兵庫県兵庫県
転職理由前の職場は救急も積極的にとる急性期病院で、緊急手術で呼び出されたり、手術が長引いたりという仕事中心の生活からプライベートを優先した生活にシフトしたいため
希望条件・手術をしなくてもよい
・療養型病院や老健での病棟管理を希望
・できるだけ現在の年収を維持したい
転職先が決まるまでの流れ担当コンサルタントとの最初の面談で、現在住んでいる地域の医療機関の一覧表を見せてもらいました。病院の基本情報に加えて、病棟管理のみ、転科可能など私の希望条件に合致するかどうかという点も明記されていました。

希望条件を満たす医療機関へ面接に行き、面接や施設見学で印象の良い医療機関に転職を決めました。

年収を下げずに転職でき、また、担当のコンサルタントは妻も含めた機会を設けてくれるなど丁寧に対応してくれました。

 

精神保健指定医取得のため精神科研修施設へ

【事例3】精神科 男性医師(29歳)

 転職前転職後
専門精神科精神科
年収1000万円1100万円
勤務形態週5日勤務週4日勤務+当直4回/月
勤務地千葉県千葉県
転職理由精神保健指定医を取得するため
希望条件・精神保健指定医を取得できること
・精神科急性期治療病のある精神単科病院であること
転職先が決まるまでの流れ登録後いくつかの求人を紹介してもらい、興味を惹かれたのが、自宅から近く、急性期から慢性期まで幅広い症例を診ることができ、指定医取得実績の多い病院の求人です。

早速面接と病院見学に行き、院長先生が病院を案内しながら、症例の種類や指定医取得に向けてのサポート体制のほか、資格取得の際のポイントまで詳しく話してくれました。

指定医取得実績の多さも含めここでなら指定医の取得が実現できると感じたことから、この病院に転職することに決めました。 3つほど医療機関を、じっくり比較検討したにも関わらず、登録してから約1ヶ月で転職先が決まりました。

 

子どものために時短勤務先を探す

【事例4】健診 女性医師(40歳)

 転職前転職後
専門健診・人間ドック健診・人間ドック
年収1200万円1200万円
勤務形態週4日勤務週4日勤務(時短勤務)
勤務地静岡県静岡県
転職理由子どもが幼稚園に入園し、送り迎えをしなければならなかったから
希望条件・自宅から30分ほどで通える医療機関
・週4日勤務で当直なし、健診のスキルを活かせる職場
転職先が決まるまでの流れ週4日勤務で当直なし、自宅から30分圏内という条件が厳しかったようで、希望する求人は多くないとのことでした。

それでも1つ希望条件を満たす求人が見つかりました。週4日、当直なしで働け、さらに時短勤務も可能と魅力的な条件であったものの、病院側から健診だけでなく一般内科の外来なども担当してほしいという要望がありました。

そうなると勤務時間も増え、子どもの送り迎えに間に合わない可能性があったため、担当コンサルタントに相談。病院側と条件交渉をしてくれ結果的に健診のみに専念できるようになり転職を決めました。

 

体力の衰えを感じ、麻酔科から老健勤務へ

【事例5】麻酔科 男性医師(57歳)

 転職前転職後
専門麻酔科内科
年収1500万円1200万円
勤務形態週週5日勤務週4日勤務
勤務地大阪府大阪府
転職理由年齢的に手術麻酔を続けるのが厳しくなってきたため
希望条件・週4日ほどのゆったりした勤務
・家から30分以内で通える職場
転職先が決まるまでの流れ登録後、すぐに3つほど老健の求人を紹介してもらいました。それぞれ条件を満たしている中で、どこにすべきかかなり迷っていると、コンサルタントが各施設のメリット、デメリットをまとめた資料を作ってくれました。その資料を見ながらコンサルタントや妻と一緒に話し合い、結果、自宅から車で15分で通勤できる老健へ入職することにしました。

これから体力が落ちていく可能性を考えると、できるだけ自宅から近い職場がよいだろうと判断したためです。 また、老健での健康管理業務以外に併設クリニックでの外来や訪問診療に携われる点も魅力的でした。

 

医師転職ドットコムの登録から転職までの流れ

ここでは医師転職ドットコムの登録から転職までの流れについて解説します。

ステップ1:会員登録

会員登録することで、希望条件に合う求人のリサーチだけでなく、1万件以上の独占・非公開求人を含む求人情報、会員限定の新着求人から紹介を受けることができます。

また、求人票には載らない医療機関の情報を、個人情報を出すことなく知ることができます。登録はサイトや電話での申込も可能です。

ステップ2:キャリアカウンセリング

専任のコンサルタントによる自己理解の支援、5年後、10年後を見据えたキャリアプランニングの相談ができます。

また、自身のこれまでのキャリアや持っているスキルを転職市場のニーズと照らして、強みになる部分、弱みとなる部分を整理することができます。客観的に自分の市場価値を知れることで、働き方や待遇面でも後悔のない転職活動を進められます。まだ、転職するか迷っている状況でも相談可能です。

ステップ3:求人情報の提供

そのままの求人情報だけでなく、募集の背景や今後の医療機関の経営方針を理解したうえで、一人ひとりのキャリアプランを踏まえた求人情報を提供しています。

医師の希望条件に合わせて医療機関と調整し、求人情報をアレンジするカスタマイズ求人の提案を受けることもできます。

ステップ4:面接・条件交渉・労働条件書

面接前に求職者の希望条件に応じて、医療機関と細かい条件交渉を行います。そのうえで条件に合う医療機関を絞り込み、応募の決定、面接の日程調整へと進みます。

履歴書の作成や面接対策などのアドバイスを受けることもできます。 面接にはコンサルタントが同席し、直接聞きづらい質問など補足で確認をします。要望によって、同僚となる医師との面談や施設の見学をセッティングします。

職務内容や給与、待遇、勤務条件については、希望と医療機関側との着地点を探りながら条件交渉をします。最終的には、入職後のトラブルを避けるために職務内容や待遇などを労働条件書にまとめます。

ステップ5:内定・退職手続き

無事内定を得られると、現在勤務する医療機関へ退職の意向を申し出ます。このとき、「強い引き留めにあう」「退職願いを受理してもらえない」「後任者が決まらない」といった事態にあうこともあります。

円満退職のために一人では難しいという場合、これまで多くの退局、退職をサポートしてきたコンサルタントが、状況に合わせたアドバイスをします。

ステップ6:内定から入職後のフォロー

内定から入職までの準備や引越しなどのサポートをします。 転職先医療機関への書類提出やスタッフとの顔合わせのための訪問をセッティングしたり、退職日から入職日まで日が空く場合は、アルバイトの紹介もしています。

また、入職後も定期的にコンサルタントから困りごとがないかなどの連絡をするとともに、今後のキャリアプランニングの相談にも応じています。

その他におすすめの転職サービス

一つの転職サイトだけでなく他のサービスを登録しておくことで、より希望の転職をみつけられる可能性が高くなります。

キャリアコンサルタントも相性があるため、別のサービスを同時に登録しましょう。

以下では、本サイトがおすすめするサイトを紹介します。

長年で培った高い交渉力が魅力の「民間医局」

「医師転職ドットコム」だけでなく、転職支援サービスとして「民間医局」も非常におすすめです。

民間医局は、30年以上にわたる実績と信頼を誇り、全国の医療機関と深いつながりを持つことで、医師たちが求める条件に最適な職場を提案することが可能です。

多岐にわたる業種を網羅する「リクルートドクターズキャリア」

さらに、「リクルートドクターズキャリア」もおすすめの一つです。

病院やクリニックだけでなく、製薬企業やコンサルティングファームなど、多岐にわたる業種の求人情報を取り扱っています。併用することで、より自分に合った転職先を見つける可能性が高まります。

非公開求人が7割!幅広い年代に強い「e-doctor」

「e-doctor」もおすすめもおすすめです。一番の特徴は、非公開求人が全体の7割を占めていることです。

一般には公開されていない、特別な求人情報を手に入れることが可能なため登録のメリットは大きです。

また、「e-doctor」は幅広いに対応しています。新卒医師からシニア医師まで、どの年代の医師にも最適な求人を提供しています。自分のキャリアステージやライフスタイルに合わせた転職活動を進められます。

これらの転職サービスは、医師転職ドットコムと同様に、専任のコンサルタントが転職をサポートしてくれます。

自分一人で転職活動を進めるのが難しいと感じている方は、専門的なサポートを受けられるこれらのサービスの利用を考えてみてはいかがでしょうか。

医師転職ドットコムに関するよくある質問

最後に、医師転職ドットコムを利用するにあたってよくある質問をいくつかご紹介します。

紹介に費用はかかりますか?

登録も無料ですし、求人の紹介も無料です。医療機関が採用支援費・採用コンサルティング費を負担しているので、サイト利用者への費用は一切かかりません。

応募せず、医療機関の転職情報を聞くだけの利用も可能ですか?

可能です。1年先の転職を考えている医師からも数多くの相談を受けています。情報提供を受け検討したうえで面接に臨まれる先生もいます。

近くに拠点がないのですが?

「納得いく」転職をサポートするためには、極力、直接会って話を聞いています。国内であれば、原則、近くまで訪問して面談することも可能です。

サービス申し込み後の連絡方法はどういったものがありますか?

通常はEメールや携帯電話ですが、一人ひとりの都合を最優先に連絡方法を選べます。

病院とのコンタクト方法について教えてください

病院に先生を紹介する際の個人情報は、すべて伏せております。病院から先生に直接連絡があることはなく、病院への質問などは同社が代行します。

医局退局のアドバイスが欲しいのですが

株式会社メディウェルは将来のキャリアのためにも円満に退局されることが非常に重要と考えています。いつまでに、誰に退局を申し出る必要があるか、実際に退局するまでにしなければいけないことは何か、退局までの段取りなどアドバイスも行っています。

特定の病院の情報をもらえますか?

情報提供することが可能です。 公募していない病院も含めて、本人が特定されない匿名情報を基に医療機関に打診し、スキル・経歴に基づいた採用条件や採用の可能性を確認・交渉してくれます。

医師転職ドットコムまとめ

医師転職ドットコムについて、特徴やメリット・デメリット、評判まで解説しました。

〇医師転職ドットコムのメリット

●非公開求人含め求人数が多い

●薬剤大手のグループ企業、経営コンサル事業を通じて求人や医療機関の情報が集まりやすい

●全国の拠点から医療機関に直接足を運び、求人票に掲載以外の情報が手に入る

●経験豊富で医療経営士などの有資格者のコンサルタントが多い

●医師転職ドットコム利用者の満足度が高い

 

 

〇医師転職ドットコムのデメリット

●地域によって求人数に差がある

●コンサルタントからの連絡が多すぎる

●コンサルタントの質にばらつきがある

 

 

〇医師転職ドットコムの悪い口コミ

●都会に求人が偏っている

●医療機関の良い情報・悪い情報、求めている医師の条件などを伝えて欲しい

●サイトの条件検索がしにくいところがある

●ポイントがつかない など

 

〇医師転職ドットコムの良い口コミ

●病院側との交渉、情報の伝達をうまくやってくれた

●コンサルタントの対応が丁寧かつ迅速だった

●きめ細かい心遣いがありストレスなく転職活動ができた など


医師転職ドットコムを利用するにあたり、まずはこれまでの自分のキャリアや実績、スキルの棚卸しや将来のキャリア形成について、しっかりと確認することが大切です。

それをもとに、コンサルタントとの面談では、希望する勤務条件や待遇をできるだけ詳しく伝えるとともに転職市場動向を把握することが必要です。

医師転職ドットコムは活用すべき転職エージェントの1つと考えられますが、転職を成功させるためには複数の転職エージェントを比較しながら活用し、コンサルタントの提案や対応に満足できない場合は、コンサルタントの変更を申し出るなどの対策をとりながら進めていきましょう。

出典

医師転職ドットコム公式サイト
メディウェル 40代50代60代の医師転職ドットコム
株式会社メディウェル
医師転職研究所「医師転職・調査データ」に関する記事
医師転職研究所「医師求人サイトの利用状況に関する医師1,613人のアンケート結果」

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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