執筆者: FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
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はじめて転職活動をされる医師のために、本記事では、転職の流れや転職成功のコツについて紹介します。
医師業界は知人の紹介や医局のコネクションを通して転職する方がまだまだ多く残る業界です。しかし若手医師を中心に転職サイトを通じて大きく年収を伸ばしたり、働き方を見直したりする医師が増えています。
医師転職サイトを利用する際のメリットやデメリット、失敗しないための注意点なども紹介しますので、最後まで読んではじめての転職活動に活かしてみてください。
基本的に、医師の求人募集は一般的な求人サイトには掲載されていないことが多いです。非公開求人も多いため、情報収集がしやすい医師専用のサイトを利用することがおすすめです。
本記事ではおすすめのサイトを10社紹介しています。気になるサイトがあればいくつか会員登録してみましょう。
また、会員登録は基本的に、アンケート形式のようになっており、質問に答えながら氏名や電話番号などの基本情報を入力する形となっています。
時間をかけずに行えるため、多忙な方でも登録しやすいサイトが多いです。
履歴書ですが、高校の入学・卒業くらいから書き出し、略称などを使わないように注意します。資格欄に必ず医師免許について番号とセットで記載します。
もし、職務経歴書を用意する場合は、履歴書に書く業務実績は代表的なものだけでかまいません。最後に、写真は必ず専用のものを用意します。スマホアプリなどに証明写真が撮れるものもありますが、できれば証明写真機できれいに撮るのがおすすめです。
職務経歴書は、応募先の医療機関に実績をアピールするために詳細な記入が求められます。これまでの業務実績をすべて洗い出した上で、具体的な数字を添えながら分かりやすく書きます。
功績だけではなく、強み・弱み・代表的な仕事・業務上大切にしていることなどを書きます。自分のことを知らない人が見ても理解できるように、相手の目線に立って作成することが大切です。
面談は電話でもメールでもできるため、もし多忙のため会話が難しい場合は、メールでのやり取りを希望しましょう。基本的にヒアリングを中心に何度か行うことが多いです。
ヒアリングの内容としては転職の本気度や緊急性・転職理由・希望条件などについて詳しく聞かれます。例えば「良いところがあれば転職したい。急いで探すというよりも、納得いく転職先をじっくり探したい」という方もいれば、「離職しているため、すぐにでも転職先を見つけたい」という方もいます。
緊急度によってコンサルタントのアドバイスや紹介内容が変わるため、なるべくありのまま情報を開示しましょう。
相手の医療機関に転職活動していることを知られたくないと思う方もいるかもしれません。しかしコンサルタントは個人情報を伏せ、スキルや経験のみ開示したやり取りをしてくれるため、特定されることはありません。
応募後に面接調整を行います。コンサルタントに希望日を伝えておき、速やかに設定してもらいましょう。できれば候補日を多く確保しておくとスムーズに面接日が決まります。
面接は後述「準備(4)面接対策」でも説明しますが事前準備がカギを握ります。リラックスして自分のことをアピールできるよう、練習しておくと良いでしょう。
繁忙期を避けたり、引継ぎをしっかり行えるだけの期間を設けたり、他のスタッフへ迷惑をかけないよう配慮する必要があります。
退職日が決まれば内定承諾が行えます。内定を受けたタイミングで、併願先の医療機関があれば辞退連絡をいれることも忘れないでおきます。
入職後も定期的にコンサルタントからサポート連絡が来ることも多いです。もし満足いく転職ができたのであれば、その旨を回答してあげると良いでしょう。
すべて書き出した上で、優先順位を決めましょう。どの点が一番重要視するポイントか考えます。転職理由と紐づいていると説明がスムーズになります。
具体的に転職先で働く自分をイメージすることでより具体的な条件や希望が生まれてくるでしょう。
運営会社にもよりますが、内部情報に精通していたり、コンサルタントが条件交渉してくれたり、多忙な医師の転職を内定まで伴走してくれる味方です。
現在も、知人の紹介で転職する医師は多いですが、スムーズに話を進めやすい反面細かい条件確認ができないケースや、紹介してもらった手前辞退しにくいなど、デメリットもあります。
無料で使えるものばかりなので、気になる方は一度複数のエージェントサービスに登録してみると良いでしょう。
例えば、「評価制度に疑問があり、給料を上げたいため転職しようと思っている」という理由で転職したにもかかわらず「この病院にしかない〇〇科の症例数の多さに惹かれて志望した」という志望理由では、評価制度や給与面の不満は払拭されていません。
面接官は「もしかしてまた同じような理由で離職するのでは?」と考えてしまいます。前職で改善できない理由を転職理由に盛り込み、志望動機にもリンクさせる内容を考えておくことが大切です。
エージェントサービスを利用しているならコンサルタントに面接練習を頼むこともできます。時間が作れるなら模擬練習を実施しましょう。
回答内容は、「なぜ?」と自問していくことで深堀りできます。表面的な理由にならないよう、「なぜそう思うのか?」「なぜその行動を取ったのか?」と考えを深めていくことで、説得力のある回答を目指すことができるでしょう。
しかしコンサルタントが転職トレンドについて教えてくれたり、自分に適した案件を紹介してくれたりすることでかなり転職活動そのものを進めやすくなります。
また面接対策・練習をしてくれるコンサルタントもいるため、相性が良ければ転職活動をより円滑に行うことができます。
もし、人からの紹介で転職先を探す場合は、紹介してくれた人に失礼と感じ、比較検討することを躊躇ってしまう可能性があります。しかし、医師転職サイトの場合、面接に進むまで個人情報を伏せてやり取りすることができます。
選考を進めていく中で、自分の希望条件を踏まえて、ぴったりの転職先を探しやすくなるでしょう。
そのため、コンサルタントから「〇ヶ月を目安に進めましょう」、「〇日までには返信しましょう」といった形で期日を決めて連絡を促してもらうとダラダラと長引かせずに進めることができます。
一般的には、モチベーションを維持しつづけるために、短期で決着をつけたがる人が多いですが、しっかりと比較検討するためにも、余裕を持ったスケジューリングをすることが重要です。
また、コンサルタントが、顧客である医療機関との付き合いが長く、関係性ができている場合は耳より情報を聞けることがあります。注意点としては、こうした情報は良い・悪いという判断を下すものではなく、あくまでも「自分との相性がどうか」という観点で判断しましょう。
「情報収集だけしたい」という方にとっても、医師転職サイトへ登録することはメリットがあると言えるでしょう。
スピード感が合わない・こちらの意図を汲み取ってくれないなど、こちらの希望が通らない場合もあります。また、新人とベテランでも能力に大きな差があります。この点については合わないコンサルタントと無理やり進めていく必要はありません。
相性が良い人と出会えるまでサイトを変えたり、担当変更依頼を出したりしてみましょう。
紹介してもらう案件がたまたま自分の希望に沿っていれば問題ありませんが、偏りがある上に条件とマッチしていない場合は、別の医師転職サイトを利用した方が良いかもしれません。
サイトの善し悪しは、求人の多さだけではなく自分の希望案件がたくさんあるかにもよるため、慎重に判断することが大切です。
非公開案件の中には特別なポジションの求人や、世間に公表していない事業に携わる案件などもあります。選択肢が多ければ多いほど、魅力的な求人との出会いにつなげやすくなるため、求人数が多いサイトを利用しましょう。
ただし、先述でもお伝えしたように、いくら数が多くても希望条件に満たない案件ばかりあっても仕方ありません。登録前に注意深くチェックしてみてください。
会社によってサポート体制は異なり、連絡がしつこいだけであまり寄り添ってくれないところや業界についての知識が不足しているところもあるため気をつけましょう。
このように希望が絞られているケースでは、非常勤案件も豊富に掲載されている医師転職サイトを選んだり、求人総数は少なくてもメディカルドクター案件が豊富なサイトに登録したり、用途に合わせてサイト選びの観点を変える必要があります。
1つの大型サイトで希望が満たされない可能性があり、複数サイトを併用することで内定の可能性を広げやすくなります。
また、大手の運営会社であっても拠点を置いているエリアは、コンサルタントの知識量が多い傾向にあります。希望エリアに運営会社の拠点があるかも合わせて確認してみると良いです。
意外と地方の方が情報の回りが早く、多くの情報を持っていることが有利に働くこともあります。内部情報などもきちんと調べた上で転職先を選べるようにしましょう。
また、サイトによってはコラムのように転職活動に役立つ記事が掲載されているものもあります。成功のコツや業界のトレンドなど各社が最新情報を記載しているので参考になる部分もあるでしょう。気になるサイトがあれば複数登録してみてください。
人材サービス業界で20年以上の実績もあり、多くの医療機関・医師から信頼を寄せられています。質の高い求人原稿は、病院やクリニックの強みがパッと見ただけで分かるよう作り込まれていて、はじめて転職活動をする医師にも見やすい設計となっています。
コンサルタントの質も高いスタッフが揃っているので、丁寧に伴走してもらいたいと思っている方におすすめの医師転職サイトです。
図表1
<会社概要>
※マイナビDOCTOR/株式会社マイナビを基に作成
転職者に寄り添ったサポートだけではなく、医療機関に対しても配慮を欠かさないきめ細やかなサービスが好評で、入職後も気持ちよく働けるという声も多く上がっています。拠点は東京都と大阪府の2つですが、全国の案件を取り扱っています。
さらに、エムスリーキャリア株式会社が展開しているグループサイトも多数あります。麻酔科医に特化した「アネナビ!」や薬剤師専門の転職支援サービス「薬キャリエージェント」、医師による医療機関の口コミが掲載されている「m3.com 病院クチコミナビ」まで幅広いサイト運営を手がけています。用途に合わせて使い分けてみるのもおすすめです。
図表2
<会社概要>
※エムスリーキャリアエージェント/エムスリーキャリア株式会社 会社概要を基に作成
掲載求人数は他社と比較すると多くありませんが、その分非公開案件も多いため登録してみると意外と条件にマッチする求人を紹介してもらえたというケースも見られます。
厳選した医療機関のみを取り扱っており、「すぐに転職したい」という医師にとっては親身にサポートしてもらえるでしょう。情報収集をメインに行いたい医師の場合は、他のサイトと合わせて利用することで効率よく進めることができます。
図表3
<会社概要>
※e-doctor/株式会社リンクスタッフ 会社概要を基に作成
医療機関に対して交渉力があるコンサルタントも多く在籍しており、質の高いスタッフが揃えられている点も、大手ならではの魅力です。求人数は2024年2月時点で2万件弱掲載されており、ヒアリングした条件をもとにぴったりの求人を紹介するオーダーメイド求人も用意してくれます。
サイトにフリーワード検索がないので、その点は不便ですが、探したい求人があればコンサルタントに相談してみると良いでしょう。
図表4
<会社概要>
※リクルートドクターズキャリア/株式会社リクルートメディカルキャリア 会社情報を基に作成
コンサルタントは求人の紹介だけではなく、面接の同行、条件交渉、書類締結からアフターフォローまで一貫してサポートしてくれるため、不安が多くなりやすい転職活動を安心して続けられます。
また全国17ヶ所に拠点を置いていることから、地方の情報も多く保有している傾向があります。UターンやIターンの転職についても「民間医局」なら進めやすくなるでしょう。
図表5
<会社概要>
※民間医局を基に作成
年収2000万以上の「高額求人」が9600件以上掲載されていたり、部長職・院長職などのハイクラス求人が1300件以上、症例多数・教育制度充実などスキルアップ求人も1300件以上掲載されていたり、好待遇・好条件の案件数が多いサイトです。
丁寧で素早い対応をしてくれるコンサルタントがサポートしてくれるため、はじめての転職でも安心して臨めます。
図表6
<会社概要>
※医師転職ドットコムを基に作成
医師の中には転職先を探すだけではなく、今の仕事にプラスしたダブルワークを希望している方や、非常勤に切り替えたいという方もいるでしょう。「MCドクターズネット」のコンサルタントはそういった様々な背景を踏まえた求人紹介をしてくれます。
さらに、拠点数も多く全国に25拠点を構えていることもあり、最新情報を多く保有しています。適切な情報共有を受けながら、丁寧に転職活動を進めていけるでしょう。
図表7
<会社概要>
※MCドクターズネットを基に作成
同社のコンサルタントには大きな特徴があり、全員が「医療経営士資格」を保有しています。そのためどのコンサルタントが担当になったとしても、専門的な知識を元にした会話が可能となり、医療機関に対しても有効的な条件交渉が実現します。
全国に7ヶ所ある拠点ですが、ITのインフラが整っていることもあり、リアルタイムで情報共有がされています。常に最新情報をすべてのスタッフが把握しているため、対応の質にムラが起きにくくなっています。
図表8
<会社概要>
※Dr.転職なび/エムステージグループ グループ企業一覧・事業拠点を基に作成
ベテランコンサルタントも多く、医療機関との太いパイプのあるスタッフが数多く在籍しています。手厚いサポートを期待する方は、「JMC」に登録しておけば一貫して伴走してもらえるでしょう。
さらに、「他の医師と比較した際の年収相場が知りたい」、「自分の市場価値はどのくらいあるのか」、「今の自分に必要なスキルは何か」といったキャリアについての悩みを相談する方も多く、親身に話を聞いてもらえます。
面接などの事前準備も相談しやすい環境が整っているため、しっかりと対策しながら転職活動を進められます。
図表9
<会社概要>
※JMC/日本メディカルコネクション株式会社 会社概要を基に作成
「年収2500万円以上の医師求人」や「土日祝勤務のスポット求人」など医師のニーズに沿った求人特集も多く組まれています。拠点も全国各地に置かれており、職業紹介優良事業者認定企業としても安心感があります。
地域別の平均年収や医師の仕事と育児を両立させるためには、といった「ドクターズコラム」のお役立ち記事・コラムもあり、サイトとしての充実度が高い作りとなっています。
転職成功事例も多く掲載されているため、はじめての転職で事例が気になる方は、サイトを覗いてみるのがおすすめです。
図表10
<会社概要>
※ドクタービジョン 公式HPを基に作成
また、エージェントサービスを使うことでコンサルタントが心強い味方となってくれます。専門知識を持っているコンサルタントも増えてきているため、業界についての情報も踏まえたアドバイスが期待できます。
コンサルタントとの相性は善し悪しがありますが、ぴったりの担当と出会えれば適切な情報収集をしながら有利に進めていけるでしょう。
最後に紹介した10社の医師転職サイトはどれもはじめての医師転職におすすめのサイトばかりです。気になるものがあればぜひ複数社登録してみてください。
株式会社マイナビ
エムスリーキャリアエージェント
エムスリーキャリア株式会社 会社概要
医師の転職情報サイトe-doctor
株式会社リンクスタッフ 会社概要
リクルートドクターズキャリア
株式会社リクルートメディカルキャリア 会社情報
民間医局
民間医局 民間医局を運営するメディカル・プリンシプル社について
医師転職ドットコム
医師転職ドットコム 株式会社メディウェル 会社概要
MCドクターズネット
MCドクターズネット 会社概要
Dr.転職なび
エムステージグループ グループ企業一覧・事業拠点
JMC
日本メディカルコネクション株式会社 会社概要
ドクタービジョン
ドクタービジョン会社概要
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
医師業界は知人の紹介や医局のコネクションを通して転職する方がまだまだ多く残る業界です。しかし若手医師を中心に転職サイトを通じて大きく年収を伸ばしたり、働き方を見直したりする医師が増えています。
医師転職サイトを利用する際のメリットやデメリット、失敗しないための注意点なども紹介しますので、最後まで読んではじめての転職活動に活かしてみてください。
目次
医師転職の流れ(転職活動から入職までのスケジュール)
はじめて転職する際は全体の流れを理解しておくと準備もしやすくておすすめです。まずは医師が転職する際に何から始めたら良いのか説明していきます。それぞれのポイントも解説するので一緒に確認してみてください。 (1)医師転職サイト選び・登録
(2)履歴書や職務経歴書作成
(3)エージェントとの面談
(4)応募・面接
(5)退職交渉・内定承諾
(6)入職
医師転職の流れ(1)医師転職サイト選び・登録
まずは医師転職専用のサイトを選んで会員登録します。登録は無料でできるところがほとんどです。基本的に、医師の求人募集は一般的な求人サイトには掲載されていないことが多いです。非公開求人も多いため、情報収集がしやすい医師専用のサイトを利用することがおすすめです。
本記事ではおすすめのサイトを10社紹介しています。気になるサイトがあればいくつか会員登録してみましょう。
また、会員登録は基本的に、アンケート形式のようになっており、質問に答えながら氏名や電話番号などの基本情報を入力する形となっています。
<会員登録に必要な情報>
●氏名
●電話番号
●メールアドレス
●希望の雇用形態
●希望の転職時期・内定時期
●専門科目
●勤務地
●医師免許取得年
時間をかけずに行えるため、多忙な方でも登録しやすいサイトが多いです。
医師転職の流れ(2)履歴書や職務経歴書作成
履歴書と職務経歴書を作成します。どちらも最近はパソコンで作成することも増えていますが、手書きの指定がある場合は手書きで行いましょう。履歴書ですが、高校の入学・卒業くらいから書き出し、略称などを使わないように注意します。資格欄に必ず医師免許について番号とセットで記載します。
もし、職務経歴書を用意する場合は、履歴書に書く業務実績は代表的なものだけでかまいません。最後に、写真は必ず専用のものを用意します。スマホアプリなどに証明写真が撮れるものもありますが、できれば証明写真機できれいに撮るのがおすすめです。
職務経歴書は、応募先の医療機関に実績をアピールするために詳細な記入が求められます。これまでの業務実績をすべて洗い出した上で、具体的な数字を添えながら分かりやすく書きます。
功績だけではなく、強み・弱み・代表的な仕事・業務上大切にしていることなどを書きます。自分のことを知らない人が見ても理解できるように、相手の目線に立って作成することが大切です。
医師転職の流れ(3)コンサルタントとの面談
医師転職サイトに登録すると、同時にエージェントサービスの利用ができるサイトが多いです。担当のコンサルタントと面談日時を設定しましょう。面談は電話でもメールでもできるため、もし多忙のため会話が難しい場合は、メールでのやり取りを希望しましょう。基本的にヒアリングを中心に何度か行うことが多いです。
ヒアリングの内容としては転職の本気度や緊急性・転職理由・希望条件などについて詳しく聞かれます。例えば「良いところがあれば転職したい。急いで探すというよりも、納得いく転職先をじっくり探したい」という方もいれば、「離職しているため、すぐにでも転職先を見つけたい」という方もいます。
緊急度によってコンサルタントのアドバイスや紹介内容が変わるため、なるべくありのまま情報を開示しましょう。
医師転職の流れ(4)応募・面接
面談が完了すると、条件に適した医療機関を紹介してくれます。応募するところとそうではないところを振り分けていき、気になることがあればエージェントを通して質問します。相手の医療機関に転職活動していることを知られたくないと思う方もいるかもしれません。しかしコンサルタントは個人情報を伏せ、スキルや経験のみ開示したやり取りをしてくれるため、特定されることはありません。
応募後に面接調整を行います。コンサルタントに希望日を伝えておき、速やかに設定してもらいましょう。できれば候補日を多く確保しておくとスムーズに面接日が決まります。
面接は後述「準備(4)面接対策」でも説明しますが事前準備がカギを握ります。リラックスして自分のことをアピールできるよう、練習しておくと良いでしょう。
医師転職の流れ(5)退職交渉・内定承諾
内定がでたら、まずは現職の勤務先に退職の意向を伝えます。医療機関によっては退職交渉から一定の期間辞めることができないこともあります。余裕をもって退職の3ヶ月前に退職意思を勤務先に伝えておくと、引き継ぎなどでトラブルにならずに済みます。勤務先への影響を最小限に抑えられるように交渉しましょう。繁忙期を避けたり、引継ぎをしっかり行えるだけの期間を設けたり、他のスタッフへ迷惑をかけないよう配慮する必要があります。
退職日が決まれば内定承諾が行えます。内定を受けたタイミングで、併願先の医療機関があれば辞退連絡をいれることも忘れないでおきます。
医師転職の流れ(6)入職
これまでコンサルタントを通して連絡を取り合っていたとしても、内定承諾をしてからは、直接医療機関と連絡を取ることになります。入職当日の流れや必要書類など、締め切りがあるものは早めに準備しましょう。入職後も定期的にコンサルタントからサポート連絡が来ることも多いです。もし満足いく転職ができたのであれば、その旨を回答してあげると良いでしょう。
医師転職に必要な事前準備
医師転職を成功させるには事前準備を整えることが重要です。本記事では以下の準備について詳しく解説します。 ●条件の整理
●エージェントサービスへの登録
●志望動機や転職理由の用意
●面接対策
医師転職に必要な事前準備(1)希望条件の整理
まずは応募先として希望する条件を洗い出し、整理します。例えば以下の条件や希望があれば書き出してみます。 ●給与の希望額
●手当の内容
●福利厚生
●勤務日数、休日、残業や当直の有無
●チームなどの人事体制
●希望の症例数
●医療機関が掲げるビジョンや方向性
すべて書き出した上で、優先順位を決めましょう。どの点が一番重要視するポイントか考えます。転職理由と紐づいていると説明がスムーズになります。
具体的に転職先で働く自分をイメージすることでより具体的な条件や希望が生まれてくるでしょう。
医師転職に必要な事前準備(2)エージェントサービスへの登録
前述でも触れましたが、医師転職にはエージェントサービスのついているサイトを選ぶようにしましょう。エージェントとは、医師専門の人材紹介サービスのことです。運営会社にもよりますが、内部情報に精通していたり、コンサルタントが条件交渉してくれたり、多忙な医師の転職を内定まで伴走してくれる味方です。
現在も、知人の紹介で転職する医師は多いですが、スムーズに話を進めやすい反面細かい条件確認ができないケースや、紹介してもらった手前辞退しにくいなど、デメリットもあります。
無料で使えるものばかりなので、気になる方は一度複数のエージェントサービスに登録してみると良いでしょう。
医師転職に必要な事前準備(3)志望動機や転職理由の用意
志望動機の形成や転職理由は面接対策の1つとして事前に用意しておきましょう。重要な点は面接で話すことに一貫性があることです。例えば、「評価制度に疑問があり、給料を上げたいため転職しようと思っている」という理由で転職したにもかかわらず「この病院にしかない〇〇科の症例数の多さに惹かれて志望した」という志望理由では、評価制度や給与面の不満は払拭されていません。
面接官は「もしかしてまた同じような理由で離職するのでは?」と考えてしまいます。前職で改善できない理由を転職理由に盛り込み、志望動機にもリンクさせる内容を考えておくことが大切です。
医師転職に必要な事前準備(4)面接対策
面接は、いくらコミュニケーション能力に長けている人であっても、練習をしておくことがおすすめです。面接で話す内容は普段のコミュニケーションとは異なり、会話しながら自分の魅力を上手くアピールしていく必要があるためです。エージェントサービスを利用しているならコンサルタントに面接練習を頼むこともできます。時間が作れるなら模擬練習を実施しましょう。
回答内容は、「なぜ?」と自問していくことで深堀りできます。表面的な理由にならないよう、「なぜそう思うのか?」「なぜその行動を取ったのか?」と考えを深めていくことで、説得力のある回答を目指すことができるでしょう。
医師向け転職サイトを使うメリット
医師専用の転職サイトを使うことで、複数の選択肢を比較しながら転職を成功させやすくなるなど多くのメリットがあります。代表的な4つのメリットについて紹介します。 ●コンサルタントのサポートがある
●多くの求人を比較検討できる
●スケジューリングがしやすい
●内部情報を教えてもらえる
医師向け転職サイトを使うメリット(1)コンサルタントのサポートがある
1つ目のメリットは、コンサルタントから手厚いサポートをしてもらえる点です。1人で転職活動を進めることは多忙な医師にとってかなり難易度が高いです。しかしコンサルタントが転職トレンドについて教えてくれたり、自分に適した案件を紹介してくれたりすることでかなり転職活動そのものを進めやすくなります。
また面接対策・練習をしてくれるコンサルタントもいるため、相性が良ければ転職活動をより円滑に行うことができます。
医師向け転職サイトを使うメリット(2)多くの求人を比較検討できる
2つ目のメリットは、医師転職サイトに掲載されている膨大な求人数から希望の応募先を見つけられる点です。複数応募することで、選考中も比較しながら検討できます。もし、人からの紹介で転職先を探す場合は、紹介してくれた人に失礼と感じ、比較検討することを躊躇ってしまう可能性があります。しかし、医師転職サイトの場合、面接に進むまで個人情報を伏せてやり取りすることができます。
選考を進めていく中で、自分の希望条件を踏まえて、ぴったりの転職先を探しやすくなるでしょう。
医師向け転職サイトを使うメリット(3)スケジューリングがしやすい
3つ目のメリットはコンサルタントを通してやり取りすることで、日程調整などのスケジューリングがしやすくなる点です。もともと転職活動は、アルバイトの採用活動と異なり、長期的になることが多いです。そのため、コンサルタントから「〇ヶ月を目安に進めましょう」、「〇日までには返信しましょう」といった形で期日を決めて連絡を促してもらうとダラダラと長引かせずに進めることができます。
一般的には、モチベーションを維持しつづけるために、短期で決着をつけたがる人が多いですが、しっかりと比較検討するためにも、余裕を持ったスケジューリングをすることが重要です。
医師向け転職サイトを使うメリット(4)内部情報を教えてもらえる
4つ目のメリットは、病院やクリニックの内部情報を教えてもらえる点です。エージェントサービスによりますが、業界歴が長かったり、地域に根付いている会社が運営していたりすると、詳しい内容を聞ける可能性が高くなります。また、コンサルタントが、顧客である医療機関との付き合いが長く、関係性ができている場合は耳より情報を聞けることがあります。注意点としては、こうした情報は良い・悪いという判断を下すものではなく、あくまでも「自分との相性がどうか」という観点で判断しましょう。
「情報収集だけしたい」という方にとっても、医師転職サイトへ登録することはメリットがあると言えるでしょう。
医師向け転職サイトを使うデメリット
医師転職サイトを使う際に把握しておくべきデメリットが2つあります。「こんなはずではなかった」とならないためにも事前に理解しておきましょう。 ●コンサルタントとの相性が悪いこともある
●紹介案件に偏りがある可能性もある
医師向け転職サイトを使うデメリット(1)コンサルタントとの相性が悪いこともある
優秀なコンサルタントが多いと評判のサイトであっても、自分との相性が良くないこともあります。コンサルタントも人なので、誰とでも万能にやり取りできるわけではありません。スピード感が合わない・こちらの意図を汲み取ってくれないなど、こちらの希望が通らない場合もあります。また、新人とベテランでも能力に大きな差があります。この点については合わないコンサルタントと無理やり進めていく必要はありません。
相性が良い人と出会えるまでサイトを変えたり、担当変更依頼を出したりしてみましょう。
医師向け転職サイトを使うデメリット(2)紹介案件に偏りがある可能性もある
医師転職サイトによっては、扱っている案件に偏りがある可能性もあります。例えば、都心部の案件が多かったり、当直なしや週4勤務相談可能など医師から人気の高い案件が多かったり、サイトの強みによってバラバラです。紹介してもらう案件がたまたま自分の希望に沿っていれば問題ありませんが、偏りがある上に条件とマッチしていない場合は、別の医師転職サイトを利用した方が良いかもしれません。
サイトの善し悪しは、求人の多さだけではなく自分の希望案件がたくさんあるかにもよるため、慎重に判断することが大切です。
医師向け転職サイトの失敗しない選び方
医師転職サイトを選ぶポイントを4つご紹介します。転職に失敗しないためにも事前に把握しておきましょう。 ●求人数が多いサイトを選ぶ
●サポートが手厚いサイトを選ぶ
●用途に合わせて複数サイトに登録する
●地域専門サイトも確認する
医師向け転職サイトの失敗しない選び方(1)求人数が多いサイトを選ぶ
まずはサイトの求人数をチェックします。さらに、医師求人は非公開案件も多いため、非公開案件の数が公表されていれば合わせて確認しましょう。非公開案件の中には特別なポジションの求人や、世間に公表していない事業に携わる案件などもあります。選択肢が多ければ多いほど、魅力的な求人との出会いにつなげやすくなるため、求人数が多いサイトを利用しましょう。
ただし、先述でもお伝えしたように、いくら数が多くても希望条件に満たない案件ばかりあっても仕方ありません。登録前に注意深くチェックしてみてください。
医師向け転職サイトの失敗しない選び方(2)サポートが手厚いサイトを選ぶ
サイトやエージェントサービスのサポートが手厚いものを選びましょう。専門知識を踏まえてキャリアプランを一緒に考えてくれたり、入職後も気にかけてくれたりするところがおすすめです。会社によってサポート体制は異なり、連絡がしつこいだけであまり寄り添ってくれないところや業界についての知識が不足しているところもあるため気をつけましょう。
医師向け転職サイトの失敗しない選び方(3)用途に合わせて複数サイトに登録する
転職理由の中には、「ライフスタイルの変化に伴い、働き方を見直したい」という方や「医師免許を活かしてメディカルドクターに転職したい」という方がいます。このように希望が絞られているケースでは、非常勤案件も豊富に掲載されている医師転職サイトを選んだり、求人総数は少なくてもメディカルドクター案件が豊富なサイトに登録したり、用途に合わせてサイト選びの観点を変える必要があります。
1つの大型サイトで希望が満たされない可能性があり、複数サイトを併用することで内定の可能性を広げやすくなります。
医師向け転職サイトの失敗しない選び方(4)地域専門サイトも確認する
地元に帰りたいと希望するUターンや、地域活性のIターンを希望する医師は地域専門の医師転職サイトもチェックしましょう。北海道専門の医師転職サイトのように地域に根付いているものから、関西エリア中心のように地域色が強いサイトまで様々です。また、大手の運営会社であっても拠点を置いているエリアは、コンサルタントの知識量が多い傾向にあります。希望エリアに運営会社の拠点があるかも合わせて確認してみると良いです。
意外と地方の方が情報の回りが早く、多くの情報を持っていることが有利に働くこともあります。内部情報などもきちんと調べた上で転職先を選べるようにしましょう。
はじめての転職におすすめ医師転職サイト10選
医師がはじめて転職する場合、おすすめの医師転職サイトを10種類紹介します。どれもエージェントサービスがついているものばかりです。また、サイトによってはコラムのように転職活動に役立つ記事が掲載されているものもあります。成功のコツや業界のトレンドなど各社が最新情報を記載しているので参考になる部分もあるでしょう。気になるサイトがあれば複数登録してみてください。
はじめての転職におすすめ医師転職サイト(1)マイナビDOCTOR
「マイナビDOCTOR」は、大手求人媒体運営会社である株式会社マイナビが手がけている医師転職サイトです。求人数は2024年2月現在3万6000件以上にのぼり、幅広い求人から選考に進める点が魅力です。人材サービス業界で20年以上の実績もあり、多くの医療機関・医師から信頼を寄せられています。質の高い求人原稿は、病院やクリニックの強みがパッと見ただけで分かるよう作り込まれていて、はじめて転職活動をする医師にも見やすい設計となっています。
コンサルタントの質も高いスタッフが揃っているので、丁寧に伴走してもらいたいと思っている方におすすめの医師転職サイトです。
図表1
<会社概要>
運営会社 | 株式会社マイナビ(Mynavi Corporation) |
所在地 | 東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号 |
資本金 | 21億210万円 |
設立 | 昭和48年(1973年)8月15日 |
代表 | 土屋 芳明 |
拠点 | 北海道、宮城、東京、神奈川・神奈川、大宮、埼玉、千葉、栃木、茨城、群馬、愛知、富山、石川、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、島根、岡山、広島、香川、愛媛、福岡、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄 |
HP | https://doctor.mynavi.jp/ |
はじめての転職におすすめ医師転職サイト(2)エムスリーキャリアエージェント
エムスリーキャリア株式会社が運営している「エムスリーキャリアエージェント」は、転職した医師の96%の会員が満足度の高い転職を成功させており、会員数も業界トップクラスを誇る認知度の高い医師転職サイトです。転職者に寄り添ったサポートだけではなく、医療機関に対しても配慮を欠かさないきめ細やかなサービスが好評で、入職後も気持ちよく働けるという声も多く上がっています。拠点は東京都と大阪府の2つですが、全国の案件を取り扱っています。
さらに、エムスリーキャリア株式会社が展開しているグループサイトも多数あります。麻酔科医に特化した「アネナビ!」や薬剤師専門の転職支援サービス「薬キャリエージェント」、医師による医療機関の口コミが掲載されている「m3.com 病院クチコミナビ」まで幅広いサイト運営を手がけています。用途に合わせて使い分けてみるのもおすすめです。
図表2
<会社概要>
運営会社 | エムスリーキャリア株式会社(M3 Career, Inc.) |
所在地 | 東京都港区虎ノ門4ー1ー28 虎ノ門タワーズオフィス |
資本金 | 1億円 |
設立 | 2009年12月 |
代表 | 沼倉 敏樹 |
拠点 | 東京、大阪 |
HP | https://agent.m3.com/ |
はじめての転職におすすめ医師転職サイト(3)e-doctor
「e-doctor 」は、医学生へのサポートを行っていたり、研修医の育成支援をしていたり、これから医師を目指す若手層にも手厚くフォローしている点が特徴的な医師転職サイトです。掲載求人数は他社と比較すると多くありませんが、その分非公開案件も多いため登録してみると意外と条件にマッチする求人を紹介してもらえたというケースも見られます。
厳選した医療機関のみを取り扱っており、「すぐに転職したい」という医師にとっては親身にサポートしてもらえるでしょう。情報収集をメインに行いたい医師の場合は、他のサイトと合わせて利用することで効率よく進めることができます。
図表3
<会社概要>
運営会社 | 株式会社リンクスタッフ |
所在地 | 東京都港区赤坂4ー9ー17 赤坂第一ビル5・6F |
資本金 | 3000万円 |
設立 | 1992年12月1日 |
代表 | 杉多 保昭 |
拠点 | 東京、大阪、福岡、愛知、上海 |
HP | https://www.e-doctor.ne.jp/ |
はじめての転職におすすめ医師転職サイト(4)リクルートドクターズキャリア
「リクルートドクターズキャリア」は株式会社リクルートメディカルキャリアが提供している医師転職サイトです。人材業界最大手であるリクルートグループのメディアということで、認知度や信頼感は他社よりも圧倒的に高いです。医療機関に対して交渉力があるコンサルタントも多く在籍しており、質の高いスタッフが揃えられている点も、大手ならではの魅力です。求人数は2024年2月時点で2万件弱掲載されており、ヒアリングした条件をもとにぴったりの求人を紹介するオーダーメイド求人も用意してくれます。
サイトにフリーワード検索がないので、その点は不便ですが、探したい求人があればコンサルタントに相談してみると良いでしょう。
図表4
<会社概要>
運営会社 | 株式会社リクルートメディカルキャリア |
所在地 | 東京都千代田区九段北1丁目14ー6 九段坂上KSビル |
資本金 | 4500万円(株式会社リクルート100%出資) |
設立 | 1979年9月 |
代表 | 髙﨑 透 |
拠点 | 東京、愛知、大阪、福岡 |
HP | https://www.recruit-dc.co.jp/ |
はじめての転職におすすめ医師転職サイト(5)民間医局
株式会社メディカル・プリンシプル社が提供している「民間医局」もはじめての転職にぴったりのサイトです。サイト構成も、はじめての転職を支援しているような内容が多く、サイトの使い方や転職の流れなども丁寧に説明されています。コンサルタントは求人の紹介だけではなく、面接の同行、条件交渉、書類締結からアフターフォローまで一貫してサポートしてくれるため、不安が多くなりやすい転職活動を安心して続けられます。
また全国17ヶ所に拠点を置いていることから、地方の情報も多く保有している傾向があります。UターンやIターンの転職についても「民間医局」なら進めやすくなるでしょう。
図表5
<会社概要>
運営会社 | 株式会社メディカル・プリンシプル社 |
所在地 | 東京都港区新橋4ー1ー1 新虎通りCORE |
資本金 | 3297万5000円 |
設立 | 1997年1月29日 |
代表 | 由良 芳從 |
拠点 | 北海道、宮城、東京、埼玉、千葉、神奈川、群馬、愛知、石川、京都、大阪、兵庫、広島、香川、福岡、熊本、沖縄 |
HP | https://www.doctor-agent.com/ |
はじめての転職におすすめ医師転職サイト(6)医師転職ドットコム
「医師転職ドットコム」は株式会社メディウェルの運営している医師転職サイトです。同社は、東証プライム上場企業である「アインホールディングス」のグループ企業にあたり、安定感と豊富な求人数が魅力です。年収2000万以上の「高額求人」が9600件以上掲載されていたり、部長職・院長職などのハイクラス求人が1300件以上、症例多数・教育制度充実などスキルアップ求人も1300件以上掲載されていたり、好待遇・好条件の案件数が多いサイトです。
丁寧で素早い対応をしてくれるコンサルタントがサポートしてくれるため、はじめての転職でも安心して臨めます。
図表6
<会社概要>
運営会社 | 株式会社メディウェル |
所在地 | 札幌市中央区北1条西5丁目2番地 興銀ビル9F |
資本金 | 2億850万円 |
設立 | 1996年2月 |
代表 | 中村 知廣 |
拠点 | 北海道、宮城、東京、愛知、大阪、広島、福岡 |
HP | https://www.dr-10.com/ |
はじめての転職におすすめ医師転職サイト(7)MCドクターズネット
株式会社メディカル・コンシェルジュが運営している「MCドクターズネット」は、常勤案件から非常勤・スポット案件まですべての雇用形態を網羅している医師転職サイトです。とくにスポット求人はスピーディーなマッチングが叶うと好評です。医師の中には転職先を探すだけではなく、今の仕事にプラスしたダブルワークを希望している方や、非常勤に切り替えたいという方もいるでしょう。「MCドクターズネット」のコンサルタントはそういった様々な背景を踏まえた求人紹介をしてくれます。
さらに、拠点数も多く全国に25拠点を構えていることもあり、最新情報を多く保有しています。適切な情報共有を受けながら、丁寧に転職活動を進めていけるでしょう。
図表7
<会社概要>
運営会社 | 株式会社メディカル・コンシェルジュ |
所在地 | 東京都渋谷区恵比寿南1ー5ー5 JR恵比寿ビル11F |
資本金 | 1億円 |
設立 | 2000年9月7日 |
代表 | 磯野 晴崇 |
拠点 | 東京、北海道、宮城、埼玉、千葉、神奈川、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、香川、福岡、愛媛 |
HP | https://mc-doctor.net/ |
はじめての転職におすすめ医師転職サイト(8)Dr.転職なび
「Dr.転職なび」は株式会社エムステージが運営している医師転職サイトです。同社のコンサルタントには大きな特徴があり、全員が「医療経営士資格」を保有しています。そのためどのコンサルタントが担当になったとしても、専門的な知識を元にした会話が可能となり、医療機関に対しても有効的な条件交渉が実現します。
全国に7ヶ所ある拠点ですが、ITのインフラが整っていることもあり、リアルタイムで情報共有がされています。常に最新情報をすべてのスタッフが把握しているため、対応の質にムラが起きにくくなっています。
図表8
<会社概要>
運営会社 | 株式会社エムステージ |
所在地 | 東京都品川区大崎2ー1ー1 ThinkPark Tower 5F |
資本金 | 5000万円 |
設立 | 2003年5月 |
代表 | 杉田 雄二 |
拠点 | 東京、北海道、宮城、愛知、石川、大阪、福岡 |
HP | https://tenshoku.doctor-navi.jp/ |
はじめての転職におすすめ医師転職サイト(9)JMC
日本メディカルコネクション株式会社が提供しているのが「JMC」という医師転職サイトです。拠点は東京都と大阪府にあるため都心部の求人数が豊富に掲載されています。ベテランコンサルタントも多く、医療機関との太いパイプのあるスタッフが数多く在籍しています。手厚いサポートを期待する方は、「JMC」に登録しておけば一貫して伴走してもらえるでしょう。
さらに、「他の医師と比較した際の年収相場が知りたい」、「自分の市場価値はどのくらいあるのか」、「今の自分に必要なスキルは何か」といったキャリアについての悩みを相談する方も多く、親身に話を聞いてもらえます。
面接などの事前準備も相談しやすい環境が整っているため、しっかりと対策しながら転職活動を進められます。
図表9
<会社概要>
運営会社 | 日本メディカルコネクション株式会社 |
所在地 | 東京都千代田区一番町13ー2 |
資本金 | 6000万円 (資本準備金含む) |
設立 | 2010年5月 |
代表 | 馬場 直樹 |
拠点 | 東京、大阪 |
HP | https://dr-ar-navi.jp/ |
はじめての転職におすすめ医師転職サイト(10)ドクタービジョン
「ドクタービジョン」は東証1部上場企業である株式会社メディカルリソースが提供している医師転職サイトです。掲載件数は2024年2月時点で2万件弱となっており、豊富な求人数と、グループ企業のネットワークをフル活用した情報収集力が魅力です。「年収2500万円以上の医師求人」や「土日祝勤務のスポット求人」など医師のニーズに沿った求人特集も多く組まれています。拠点も全国各地に置かれており、職業紹介優良事業者認定企業としても安心感があります。
地域別の平均年収や医師の仕事と育児を両立させるためには、といった「ドクターズコラム」のお役立ち記事・コラムもあり、サイトとしての充実度が高い作りとなっています。
転職成功事例も多く掲載されているため、はじめての転職で事例が気になる方は、サイトを覗いてみるのがおすすめです。
図表10
<会社概要>
運営会社 | 株式会社メディカルリソース |
所在地 | 東京都千代田区丸の内1ー9ー1 グラントウキョウノースタワー40階 |
資本金 | 9300万円 |
設立 | 2000年2月 |
代表 | 小林 信幸 |
拠点 | 北海道、宮城、埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、京都、大阪、兵庫、広島、福岡 |
HP | https://www.doctor-vision.com/ |
はじめての医師転職まとめ
はじめての転職活動は、流れがつかめなかったり、書類の書き方にとまどったりすることが多いです。本記事で紹介したとおり、ポイントを押さえて早めに活動を始めましょう。また、エージェントサービスを使うことでコンサルタントが心強い味方となってくれます。専門知識を持っているコンサルタントも増えてきているため、業界についての情報も踏まえたアドバイスが期待できます。
コンサルタントとの相性は善し悪しがありますが、ぴったりの担当と出会えれば適切な情報収集をしながら有利に進めていけるでしょう。
最後に紹介した10社の医師転職サイトはどれもはじめての医師転職におすすめのサイトばかりです。気になるものがあればぜひ複数社登録してみてください。
出典
マイナビDoctor株式会社マイナビ
エムスリーキャリアエージェント
エムスリーキャリア株式会社 会社概要
医師の転職情報サイトe-doctor
株式会社リンクスタッフ 会社概要
リクルートドクターズキャリア
株式会社リクルートメディカルキャリア 会社情報
民間医局
民間医局 民間医局を運営するメディカル・プリンシプル社について
医師転職ドットコム
医師転職ドットコム 株式会社メディウェル 会社概要
MCドクターズネット
MCドクターズネット 会社概要
Dr.転職なび
エムステージグループ グループ企業一覧・事業拠点
JMC
日本メディカルコネクション株式会社 会社概要
ドクタービジョン
ドクタービジョン会社概要
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部