女性の医師におすすめの転職サイトは? 求人数やサービスの特徴からおすすめ5社をご紹介|ファイナンシャルフィールド

女性の医師におすすめの転職サイトは? 求人数やサービスの特徴からおすすめ5社をご紹介

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転職を検討中の女性医師の方は、以下について知りたい人も多いと思います。

●女性医師向けのおすすめ転職サイトは?
●女性医師が転職で成功する方法は?



本記事では、女性医師におすすめの転職サイト5選をお伝えします。各社の求人数やサービスの特徴や転職サイトのメリットやデメリットもご紹介します。

また、女性医師が転職を成功させるための方法も併せてご紹介しますので、ぜひ、最後まで読んで参考にしてみてください。

女性医師が転職サイトを上手に活用する方法

女性医師が転職サイトを上手に活用する方法をお伝えします。主に下記のとおりです。

●女性医師向けの求人が豊富なサイトを選ぶ
●転職の目的に合ったサイトを使う
●複数の転職サイトを比較する



1つずつ詳しくお伝えします。

女性医師の転職サイト活用方法1:女性医師向けの求人が豊富なサイトを選ぶ

女性医師が転職サイトを上手に活用する方法1つ目は、「女性医師向けの求人が豊富なサイト」を選ぶことです。

転職サイトは、大きく分けると「特化型」と「総合型」があります。

「特化型」とは1つの職種に絞って求人を紹介している転職サイトです。一方で「総合型」は、1つの職種に絞らずたくさんの職種の求人を扱っています。

女性医師が転職サイトを上手に活用するためには、最初に医師に特化した転職サイトを選びましょう。その中から、女性が働きやすい求人を特集している転職サイトを選ぶことがおすすめです。

女性医師の転職サイト活用方法2:転職の目的に合ったサイトを使う

2つ目は、「転職の目的に合ったサイト」を選ぶことです。医師特化型の転職サイトでも、それぞれに特徴があります。たとえば下記のとおりです。

●非常勤やスポット求人が豊富
●転科や専門性を高めるための相談ができる
●入社後のサポートが手厚い



転職が初めての方は、転職のノウハウを教えてくれる転職サイトがおすすめです。キャリアカウンセリングで転職の目的やゴールを一緒に考えてくれる転職サイトもあります。自分の目的に合ったサイトを選ぶことで、転職活動を効率よく進められるでしょう。

女性医師の転職サイト活用方法3:複数の転職サイトを比較する

「複数の転職サイトを比較すること」も、転職サイトを上手に活用する方法の1つです。医師に特化した転職サイトはたくさんあるため、1つだけに絞らず、複数のサイトを比較しましょう。

複数のサイトを比較することで、自分に合ったサイトなのか判断できます。比較するためには、実際に登録してみることがおすすめです。転職サイトの登録は無料でできる上、就職が決まっても料金は発生しません。

自分の転職したい科目が決まっていれば、該当する科目に強いサイトに登録しましょう。時短勤務など働き方を優先したい方は、非常勤に強いサイトにも登録しておくと安心です。

女性医師におすすめの転職サイト5選

女性医師におすすめの転職サイト5選をご紹介します。具体的には次のようなサイトを押さえておくことがおすすめです。

●医師転職ドットコム
●民間医局
●ドクタービジョン
●女性医局
●日本医師会 女性医師バンク



ぜひ、参考にしてください。

女性医師におすすめの転職サイト1:医師転職ドットコム

医師転職ドットコムは、上場企業アイアンホールディングスのグループ企業である株式会社メディウェルが運営している医師に特化した転職サイトです。常勤が2万7285件、非常勤1万7641件と大手ならではの求人数を確保しています(2024年2月時点)。

女性医師向けの求人も豊富にあり、公式サイトの「女性医師歓迎求人」から簡単に検索ができます。全体の半分は一般医公開されていない求人のため、登録しておきたい転職サイトの1つといえます。

また、産業医の求人に強いのも医師転職ドットコムの特徴です。医師から産業医への転科を検討中の方におすすめです。

図表1

運営会社名株式会社 メディウェル
住所札幌市中央区北1条西5丁目2番地 興銀ビル9F
設立1996年2月
常勤求人数2万7285件
非常勤求人数1万7641件
公式サイトhttps://www.dr-10.com

※医師転職ドットコムを基に作成

女性医師におすすめの転職サイト2:民間医局

株式会社メディカル・プリンシプル社が運営している民間医局は、女性医師におすすめの転職サイトです。

求人数は常勤が1万6193件、スポット案件を含む定期アルバイト案件が1万5170件(2024年2月時点)あります。

民間医局は、女性医師の転職・復職サポートに力を入れており、担当者が1人1人にあった働き方をサポートしてくれます。「託児所あり」や「時短勤務可能」など指定して求人検索が可能です。

また、会員登録をするだけでベビーシッターサービスや介護・家事代行サービスを特別価格で利用できるため、家庭と仕事を両立したい医師におすすめです。

図表2

運営会社名株式会社メディカル・プリンシプル社
(英文表記:Medical Principle Co., Ltd.)
住所〒105-0004
東京都港区新橋4-1-1 新虎通りCORE
設立1997年1月29日
常勤求人数1万6193件
非常勤求人数1万5170件
公式サイトhttps://www.doctor-agent.com/

※民間医局を基に作成

女性医師におすすめの転職サイト3:ドクタービジョン

株式会社メディカルリソースが運営するドクタービジョンは、医師がおすすめしたい転職サイト1位に選ばれています(公式サイトより)。常勤求人数は1万2534件、スポット求人含む非常勤は7236件です(2024年2月時点)。

ドクタービジョンでは「女性医師の”私らしく働く”」をモットーに、女性医師の長期的なキャリア形成をサポートしています。まだ転職を決意していない方も気軽に相談が可能です。また、Instagramでは働く全ての女性医師に役立つ情報を発信しています。

図表3

運営会社名株式会社 メディカルリソース
住所〒100-6740
東京都千代田区丸の内1-9-1 グラントウキョウノースタワー40階
設立2000年2月
常勤求人数1万2534件
非常勤求人数7236件
公式サイトhttps://www.doctor-vision.com/

※ドクタービジョンを基に作成

女性医師におすすめの転職サイト4:女性医局

株式会社グランツが運営する女性医局は、女性医師の求人に特化した転職サイトです。女性医師専門の求人サイトではあるものの、常勤求人数は2530件、非常勤求人は1809件あります(2024年2月時点)。主に東京、神奈川、埼玉、千葉の首都圏から関東近県の求人が中心です。

女性医局は、女性医師の転職に詳しいコンサルタントが仕事紹介から内定まで、一環してサポートするコーディネートサービスがあります。女性医師の失敗しない転職についてプロの目線でアドバイスをもらうことができるでしょう。無料で登録できるので、今後のキャリアの方向性を迷っている方にはおすすめです。

図表4

運営会社名株式会社グランツ  Glanz Co., Ltd
住所〒102-0083
東京都千代田区麹町4丁目8番23号 麹町高善ビル4階
設立2006年6月6日
常勤求人数2530件
非常勤求人数1809件
公式サイトhttps://josei-ikyoku.jp

※女性医局を基に作成

女性医師におすすめの転職サイト5:日本医師会 女性医師バンク

日本医師会女性医師バンクは、厚生労働省の受託を受けて設立された医師の転職に特化した転職サイトです。医師の求人紹介、復職(再研修)のサポートをしています。求人数は常勤が923件、非常勤965件です(2024年2月時点)。日本医師会に登録が無くても利用できます。

日本医師会女性医局バンクは、女性医師のライフステージに合わせた働き方を求人検索することができます。キャリアコンサルタントが最適な求人探しをサポートします。就業後も継続して勤務ができるようにフォローしてくれるため、安心して利用できるでしょう。

図表5

運営会社名日本医師会女性医師バンク
住所〒113-0021
東京都文京区本駒込2-28-8 文京グリーンコート17階
設立2006年6月6日
常勤求人数923件
非常勤求人数965件
公式サイトhttps://jmadbk.med.or.jp

※日本医師会女性医師バンクを基に作成

女性医師が安定して働ける医療機関の特徴

女性医師が安定して働ける医療機関の特徴をお伝えします。主に下記のとおりです。

●医師の人数が充足している
●柔軟な働き方が選択できる
●オンとオフがはっきりしている



1つずつ詳しくお伝えします。

女性医師が安定して働ける医療機関の特徴1:医師の人数が充足している

女性医師が安定して働ける医療機関の特徴は、医師の人数が充足している医療機関です。医師の人数が充足していると、1人の医師にかかる業務負担が少ないため、休みが比較的とりやすいといえます。一般的に、大きな医院の方が仕事の分担化がされている傾向があります。

医師の人数が充足していない医療機関の場合、自分が休むと同僚に負担をかけるため、取得しづらい雰囲気があるでしょう。安定して働くことは難しい可能性が高いかもしれません。

医師の人数が充足している環境かどうかは、女性医師が安定して勤務する上で重要なポイントといえるでしょう。

女性医師が安定して働ける医療機関の特徴2:柔軟な働き方が選択できる

柔軟な働き方が選択できるのも、女性医師が安定して働ける特徴の1つです。産休や育休、介護休暇の取得のほか、時短勤務など仕事と家庭を両立できる働き方を選択できると良いでしょう。

例えば、常勤から非常勤に、非常勤から常勤にシフト変更できると、自分のライフスタイルの変化に合わせて勤務できます。転職しなくても、同じ職場でキャリアを積める点がポイントです。

柔軟な働き方が選択できる環境であれば、安定した勤務を実現できるでしょう。

女性医師が安定して働ける医療機関の特徴3:オンとオフがはっきりしている

オンとオフがはっきりしているのも、女性医師が安定して働ける医療機関の特徴です。

医療機関によっては、呼び出しや緊急対応が多く、医師がプライベート時間を確保できない場合もあります。

「診療時間が決まっている」「オンコールが無い職場」は、プライベートで計画を立てやすく、オンとオフを区別しやすいでしょう。

オンとオフがはっきりできる環境かどうかも、女性医師が安定して働く上では重要な要素です。

女性医師が転職サイトを使う3つのメリット

女性医師が転職サイトを使う3つのメリットをお伝えします。メリットは下記のとおりです。

●情報収集ができる
●自分では探せない求人に応募できる
●転職の相談ができる



1つずつ詳しくお伝えします。

女性医師が転職サイトを使うメリット1:情報収集ができる

転職サイトを使うメリット1つ目は、情報収集ができる点です。転職サイトの求人は、医療機関の公式サイトの求人よりも詳しい情報を提供してくれます。たとえば、平均年収や退職率など、自分では直接聞きづらい情報も得ることができます。

医師に特化した転職サイトでは、医師の転職に精通したプロが厳選した求人を掲載しています。

会員登録や担当者との面談が必要な場合もありますが、登録は無料です。転職サイトを利用して積極的に情報収集をしましょう。

女性医師が転職サイトを使うメリット2:自分では探せない求人に応募できる

2つ目のメリットは、自分では探せない求人に応募できることです。医療機関やクリニックでは、自社の公式サイトで募集をおこなわず、転職サイト経由で募集している病院もあります。

理由は次のとおりです。

●応募者に対応する工数を減らしたい
●人材紹介を挟むことで、ミスマッチを減らしたい



そのため転職サイトを経由して求人を探した方が、効率よくたくさんの求人の中から転職先を見つけることができます。また、転職サイトには独占求人や非公開求人もあるので、応募できる求人数の幅が広がるでしょう。

女性医師が転職サイトを使うメリット3:転職の相談ができる

転職相談できる点が3つ目のメリットです。医師の転職は他の職種に比べると転職に関する情報が多くありません。転職サイトは、転職エージェントと連携しているサイトも多く、コーディネーターやアドバイザーといった担当者に転職相談ができます。

担当者からは、家庭と仕事の両立など女性医師特有の悩みについてもアドバイスをもらえます。

1人で転職活動をすることに不安がある方、転職に失敗したくない方は、転職サイトの利用がおすすめです。

女性医師が転職サイトを使う2つのデメリット

転職サイトを使うには、デメリットもあります。主なデメリットは下記のとおりです。

●厳しい現実を知る場合がある
●担当者により対応が違う場合がある



デメリットも理解した上で、転職サイトを使いましょう。

女性医師が転職サイトを使うデメリット1:厳しい現実を知る場合がある

転職サイトを使うと厳しい現実を知る場合があります。何らかの理由で自分の希望にあった求人が見つからないケースもあるためです。求人探しに難航するという厳しい現実があるかもしれないことも理解しておきましょう。

転職はタイミングが大切です。少しでも条件にあった転職をしたい方は、転職活動期間を長く設けておきましょう。

女性医師が転職サイトを使うデメリット2:担当者により対応が違う場合がある

2つ目のデメリットは、担当者により対応が異なる点です。たとえば、次のような点です。

●担当者によって求人情報の説明に差がある
●希望に合わない求人を紹介する



転職サイトは便利なツールです。しかし担当者によって対応が違う場合もあり、ストレスに繋がることもあるでしょう。複数サイトに登録して自分との相性が良いサイトに絞ったり、必要であれば、担当者の変更を依頼したりするのも良いでしょう。

女性医師が転職を成功させるポイント

女性医師が転職を成功させるポイントをお伝えします。ポイントは下記のとおりです。

●エージェントが合わないときは相談する
●自分のキャリアビジョンを明確にする
●転職先に求める優先順位を決めておく
●院内見学で女性医師と会話する



詳しくお伝えします。

女性医師が転職を成功させるポイント1:エージェントが合わないときは相談する

担当のエージェントと合わないと感じた際は、担当の変更を希望する連絡をすることをおすすめします。合わないままで転職活動を行えば、希望通りの転職が実現しにくくなります。

どうしても難しい場合は、他のエージェントサイトの利用も検討しましょう。

女性医師が転職を成功させるポイント2:自分のキャリアビジョンを明確にする

女性医師の転職を成功させるポイントの1つ目は、キャリアビジョンを明確にしておくことです。キャリアビジョンとは、将来自分がどんな医師になりたいのか明確な将来像を描くことです。具体的には自分の価値を整理し、将来の目標を考えることから始めます。1人で考えるのが難しい場合、キャリアコンサルタントに相談することも良いでしょう。

キャリアビジョンを明確にしておくと、希望に合致する求人を効率的に見つけられ、面接にも役立ちます。

女性医師が転職を成功させるポイント3:転職先に求める優先順位を決めておく

転職先に求める優先順位を決めておくことも、女性医師が転職を成功させるポイントです。転職は全てが自分の希望通りにはいかない場合もあります。優先順位を決める項目は主に次のとおりです。

●専門を活かせる
●勤務形態
●キャリアビジョンが叶う
●年収



また、条件が合わなければ現職に残ることも選択の1つです。転職活動中に迷わないように、優先順位を決めておきましょう。

女性医師が転職を成功させるポイント4:院内見学で女性医師と会話する

女性医師と会話をしてみるのも、女性医師が転職を成功させるポイントです。入社後のギャップを減らすことができるでしょう。面接の時に、一緒に働く女性医師と会話ができないか、事前に依頼してみることをおすすめします。

難しい場合は、どんな女性医師が働いているのか、直接聞いてみましょう。入社後のギャップを減らすことができます。

女性医師の転職成功事例

女性医師の転職成功事例を3つお伝えします。どんな成功事例があるのか、参考となる内容をまとめました。

女性医師の転職成功事例(1)

図表6

 転職前転職後
診療科一般内科内科
年収750万円1000万円
勤務日数、勤務形態週4.5日、月2回の当直あり週4日、9~16時の時短勤務
施設形態臨床研修指定病院(民間病院)一般病院

※民間医局1ヶ月のスピード成約!週4当直なしの時短勤務でQOL向上内科医の転職体験談を基に筆者作成

<転職理由>
臨床研修指定病院で勤務し、育休からフルタイムで復帰。復帰後は残業やオンコールは免除してもらえましたが月2回の当直はマストだったため、当直無しの職場に転職を決意しました。

<転職サイトを使って良かった点>
●時短勤務が可能かや忙しさについて事前に確認してもらった
●面接で何を話せば良いか事前に相談できた

<転職後の感想>
時短勤務になったので家族との時間が増え子供と接する時間が増えました。初めての転職でしたが新しい世界を知ることができ、転職して良かったです。

女性医師の転職成功事例(2)

図表7

 転職前転職後
診療科病院非常勤(日勤のみ)
勤務日数、勤務形態週5日/当直有週3日/当直なし
休日土日祝土日祝
施設形態病院病院

※ドクタービジョン事例紹介呼吸器内科を基に筆者作成

<転職理由>
仕事と子育てを両立してきたが、これからは子育てを優先に仕事をしていきたい。

<転職の決めて>
自宅からの距離が近く、ワークライフバランスがとりやすく、子育て中の医師が多数活躍している職場だった。

<転職後の感想>
入社当初は自分の専門する科は無かったのですが、転職後、専門分野の経験が活かせる科が新設されることになり、ワークライフバランスも働き甲斐も手に入れることができました。

女性医師の転職成功事例(3)

図表8

 転職前転職後
診療科検診産業医
年収800万円1100万円
勤務日数、勤務形態週3日週4日
勤務地滋賀県千葉県

※医師転職ドットコム 結婚後、産業医として復職しましたを基に筆者作成

<転職理由>
家族環境の変化に伴い、非常勤から常勤として勤務したいと考えるようになりました。非常勤勤務で検診に携わっている中で企業に訪問する機会が多く、働く人を支える仕事に興味を持ちました。

<転職サイトを使って良かった点>
●転職に対する不安を丁寧に説明してくれた
●職務内容についての質問にしっかり回答してくれた

<転職後の感想>
コンサルタントに出会えなければ、直接企業の担当者に質問をしなければいけませんでした。 間に担当者に入っていただくことでスムーズに転職ができました。

女性医師の離職率

日本医師会によると女性医師の割合は年々増加傾向にあり、2020年は22.8%でした。

ただし、女性医師の割合は年代が上がるに従って下がる傾向があります。

厚生労働省が2016年に報告した「年代別女性医師数とその割合」では、30代が31.1%、40代は22.0%でした。

女性が長期的に勤務するのは難しい状況にあることが分かります。

女性医師の離職理由は出産がトップ

女性医師の離職率理由は出産がトップです。厚生労働省が発表した「女性医師の休職・離職の理由」によると、離職理由に「出産」と回答した医師は77%で1番多く、次に「子育て」47.6%、「自分の病気療養」が15.3%でした。

女性医師の離職理由は出産や子育てが大半を占めることが分かります。

女性医師が長期的に働くための国の支援策

日本政府は女性医師がライフステージに合わせて長期的に働けるようにさまざま支援策を進めています。たとえば「職場に復帰したいが、現場に戻りづらい」と感じている女性医師に対して、各都道府県で受付・相談窓口を設置し、職場復帰のサポートをしています。

女性医師は男性医師と異なる視点や発想を持ち、患者とのコミュニケーションやチーム医療において重要な役割を果たす存在です。女性医師が長期的に働ける職場づくりは、今後の日本医療の質に大きく影響するでしょう。

女性医師が多い診療科

女性医師が多く勤務している診療科は下記のとおりです。

●皮膚科
●眼科
●麻酔科
●産婦人科



上記に共通しているのは、長時間の手術や緊急対応が少ない点です。そのため女性が働きやすい傾向にあります。1つずつ詳しくお伝えします。

女性医師が多い診療科1:皮膚科

女性医師の多い診療科の1つは皮膚科です。皮膚科はほとんどが日帰りで、入院患者は少なく当直やオンコールも無いためです。診療時間が決まっているため、残業もほとんどありません。

また皮膚科は非常勤勤務の需要もあり、仕事と家庭を両立したい女性医師におすすめです。 ただし、非常勤勤務は常勤に比べて年収が低くなる可能性があります。

女性医師が多い診療科2:眼科

眼科も女性医師の多い診療科といえます。眼科も皮膚科と同様に急な患者や手術が入ることが少ないためです。

日本医師会の発表によると、1週間の実態勤務が48時間以内でおさまっている割合は72%でした。この数字は精神科の80%に次いで高い割合です。 眼科は、ワークライフバランスを重視した仕事ができる環境であるといえるでしょう。

女性医師が多い診療科3:麻酔科

麻酔科も女性医師の多い診療科の1つです。麻酔科は手術中の業務が中心で、夜勤や休日出勤が他の診療科と比べて少ない傾向にあるためです。厚生労働省が発表した2018年の報告では、麻酔科の女性医師の割合は37.7%で、皮膚科、眼科に次いで3番目でした。

麻酔科は、育児や介護などプライベートな時間を確保しやすいといえ、今後も女性医師の割合が高まっていくと予想されます。

女性医師が多い診療科4:産婦人科

産婦人科も女性の多い診療科です。女性医師は妊娠や出産について同性の立場として患者に共感しやすく、新しい命の誕生に立ち会えるやりがいから人気があります。

育児休暇や出産にも理解がある人も多く、出産後も子育てと両立しながら働ける可能性が高いでしょう。分娩や手術が無いクリニックや不妊治療専門クリニックを選べば、当直やオンコール、残業も少ない傾向にあり、時間の拘束に縛られる心配は少ないと考えられます。

女性医師が転職を効率よく進めるには転職サイトの利用がおすすめ

転職サイトの上手な活用方法やメリット、デメリットについてお伝えしました。女性医師が転職を効率的に進めるには転職サイトの利用がおすすめです。

女性医師はライフスタイルの変化によって、希望の働き方も変化します。今の自分と将来の自分にとって後悔しない転職先を選びましょう。

本記事が、転職サイト選びのお役に立てれば幸いです。

出典

医師転職ドットコム
医師転職ドットコム 株式会社メディウェルについて
民間医局
民間医局 民間医局を運営するメディカル・プリンシプル社について
ドクタービジョン
ドクタービジョン 会社概要
女性医局
株式会社グランツ 会社概要
日本医師会女性医師バンク
日本医師会女性医師バンク 初めての方へ
民間医局 1ヶ月のスピード成約!週4当直なしの時短勤務でQOL向上内科医の転職体験談
ドクタービジョン 事例紹介呼吸器内科
医師転職ドットコム 結婚後、産業医として復職しました
厚生労働省 医師・歯科医師・薬剤師統計の概況
厚生労働省 女性医師キャリア支援モデル普及推進事業の成果と今後の取組について
厚生労働省 図表1-2-9 女性医師の休職・離職の理由
厚生労働省 女性医師等就労支援事業

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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