今回は、毎月の支出を見直し、節約を徹底して、毎月2万円貯めるための具体的な方法について、解説します。
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部（ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ）
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家計の見直し手順
家計の見直しには、タイミングと手順があります。思い立ったら、すぐにでも行動するべきですが、その後も、年に1、2回は、定期的な見直しをおすすめします。見直し手順は、次のとおりです。
家計簿をつける
家計の見直しの基本は、家計簿をつけることです。できることからスタートして、正確に記録を残していきましょう。レシートを撮影すれば入力できるなどの、便利な機能があるアプリの活用をおすすめします。
一定期間家計簿をつけると、支出の傾向が分かってきます。家計簿は、支出の現状を把握するための、第一歩です。
問題点の整理
次に、アプリを活用して、支出費目ごとに整理し、突出した費用や、無駄遣いと考えられる費用を抜き出していきます。問題点を洗い出し、削減の必要性について、検討してみましょう。どうすれば支出を減らすことができるのかを、具体的に考えることがポイントです。
支出費用の見直し
まず見直す項目は、固定費です。毎月一定額が発生するため、見直しやすく、効果も大きくなります。もちろん、食費や交際費などの変動費も対象となりますので、これらにも、問題点が判明したら、減らすための方法を考えていきましょう。
支出を抑える方法とポイント
節約しようと思うあまり、あらゆる支出を控えていると、疲れてしまいます。節約には、コツとテクニックがありますので、ポイントを絞って実行するように、心がけましょう。
住居費
支出で最も大きな割合を占めるのが、住居費です。負担が大きい住居費が削減できると、大きな効果が得られます。賃貸の場合は、家賃の値下げ交渉や、転居も視野に入れた見直しが必要です。
持ち家で住宅ローンがある場合は、繰り上げ返済や、有利なローンへの借り換えを検討しましょう。住宅ローンは金額が大きく、長期間にわたってかかるものですので、見直しの効果は大きいといえます。
通信費
通信費は、おもに携帯電話の使用料です。大手キャリアから格安会社への乗り換えや、料金プランの見直しなど、手をつけられるところは多くあります。必要不可欠な費用であるだけに、さまざまなパターンを検討して、節約を実現してください。
光熱費
光熱費は、電気代とガス代です。季節によって使用量が大きく異なりますので、月々の使用量を比較してみましょう。
見直しの内容は、料金プランの変更や、契約会社の乗り換えなどが中心になります。料金プランの比較サイトなども有効に活用して、料金削減に取り組みましょう。
そのほかの費用
そのほかに見直せるものとして、保険料や自動車関連費用などがあります。これらも固定費ですので、一度の見直しで効果は持続しますが、定期的にも、現在の自分に合ったプランかどうかを確認する必要があります。
また、変動費のなかでも不可欠な食費では、バランスのよい食事をとることが基本です。そのうえで、外食を減らして自炊をするとか、買い物メモを活用するとか、買い物の頻度を減らすなどの方法があります。
月2万円を貯める節約術
では、月2万円を貯めるための節約術を、紹介します。月2万円の貯蓄は、年間で24万円になります。これから貯蓄を始めたい方は、まず、月2万円を貯めることを目標にしましょう。
目標金額を決める
貯蓄生活をストレスなく継続するためには、なんのために、いつまでに、いくら貯蓄するのかという目標が必要です。ゴールが定まっていないと、どれだけ頑張ればいいのかが分からずに、長続きしません。
目標となる金額は、自分のライフプランを考えて、実現可能な内容にしましょう。「月2万円貯める」ということも、立派な目標です。
先取り貯金をする
先取り貯金とは、毎月の収入から、自動的に一定額を貯蓄に回すことです。仕組みをつくることで、特に意識しなくとも、自然に貯められます。銀行の積立預金、勤務先の財形貯蓄・社内預金などを有効に活用してください。
節約して月2万を貯める生活をスタートしよう
貯蓄を殖やすためには、さまざまな節約が必要です。やみくもに取り組むのではなく、コツやテクニックを知ることで、無理なく、目標達成に手が届くようになります。今回紹介した方法を参考に、自分なりの節約術を考えてみてください。
月2万円貯金の目標からスタートして、自分のライフプランを実現するために、充実した貯蓄生活を送りましょう。
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
