犬がいるなら「暖房」はつけっぱなしにすべき？「電気代」はどれだけかかる？

愛犬を家族同然の存在として、大切にしている家庭もあるのではないでしょうか。地域にもよりますが、冬は室内であっても一桁の気温になることが珍しくありません。暖房をつければ、室内の気温を調整できます。ただ、在宅かどうかにかかわらず、愛犬のために1日中暖房をつけた場合、電気代が高額になる可能性があるでしょう。

本記事では、1日中暖房をつけると電気代がどの程度になるのかについて解説します。

執筆者：FINANCIAL FIELD編集部（ふぁいなんしゃるふぃーるどへんしゅうぶ）

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1 アンダーコートがある犬は冬でも寒さに強い
2 暖房を1日中つけていた場合の電気代
3 暖房以外の工夫で寒さ対策をすることがおすすめ

アンダーコートがある犬は冬でも寒さに強い

犬は夏毛、冬毛があると聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。冬毛は、一般的に「アンダーコート」と呼ばれています。ただ、すべての犬がアンダーコートを持っているわけではありません。アンダーコートがある犬種とそうでない犬種の2種類があります。

アンダーコートとは、表面にある毛の内側に生えている毛のことです。アンダーコートは毛の間に空気を取り込み、層を作ることで冬の寒い空気をシャットダウンします。

・寒さに弱い犬のためにできること

冬の寒さに弱い犬種はシングルコートが多いです。例を挙げると、トイプードルやイタリアングレーハウンド、コッカースパニエルなどがあります。シングルコートで、しかも短鼻の犬種は特に寒さが苦手です。寒さ対策をしっかりしてあげる必要があるでしょう。

たとえば、パグは短毛であり、短鼻でもあります。暖房をつけるのもよいですが、スムースタイプの犬種は毛が短いため、服を着せるなどして寒さ対策をするのがおすすめです。

暖房を1日中つけていた場合の電気代

各種エアコンの暖房を24時間つけっぱなしにした場合の電気代を単純計算で算出しました。1時間当たりの電気代は、各エアコンの説明に記載されているもの（出典：ビックカメラ.COM）を使用にしています。ただ、地域や契約している会社などによって電気代は異なるため、目安程度にしてください。

・EBKシリーズホワイト（AN253AEBKS-W）8畳用

暖房の電気代は1時間当たり約18円（635W）で、24時間つけっぱなしにした場合は約432円必要です。

・霧ヶ峰 Rシリーズピュアホワイト（MSZ-R2523-W）8畳用

暖房の電気代は1時間当たり約20円（625W）となっているため、24時間つけっぱなしにすると約480円必要です。

・Eolia（エオリア）Jシリーズクリスタルホワイト（CS-J253D-W）8畳用

暖房の電気代は、1時間当たり約18円（630W）かかります。24時間つけっぱなしにすると、約432円必要です。

暖房以外の工夫で寒さ対策をすることがおすすめ

犬の毛の種類は、シングルコートとダブルコートがあります。シングルコートの犬種は寒さに弱いため、暖房をつけて室温を調整してあげるほうが快適に過ごすことが可能です。

ただ、節約をしたい場合は暖房を弱めにつけ、犬用の洋服を着せるなどして寒さ対策ができます。ダブルコートの犬種は夏は夏毛に、冬は冬毛に生え変わりますが、暖房なしでは寒すぎるケースも多いため、暖房を弱めにつけるなどして工夫してあげましょう。