そこで今回は、コンビニ惣菜を活用している人の割合やコンビニ惣菜を購入する際の費用などをまとめました。お惣菜をうまく活用することで、節約を意識しつつ、家事の負担を減らせるでしょう。
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部（ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ）
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
コンビニでお惣菜を購入している方は35.4％
マイボイスコム株式会社では「お惣菜に関する調査」を実施しています。その結果から、お惣菜の購入場所として最も回答が多かったのは（「スーパー」で92.2％、「コンビニ」は2位で35.4％となりました（複数回答）。
やはりスーパーで購入する人が多いなか、コンビニやデパートを利用している方も見られます。
お惣菜で買うことの多いおかず上位5位は、以下の通りです（複数回答）。
●揚げ物（から揚げや天ぷらなど）：58.9％
●漬物：21.3％
●焼き物（焼き鳥や焼き餃子など）：20.9％
●蒸し物（シューマイや肉まんなど）：20.2％
●煮物（煮つけや角煮など）：15.8％
から揚げや天ぷら、コロッケなどの揚げ物が圧倒的に多いことが分かります。家で揚げ物をするとなると、大量の油が必要であったり後片付けに手間がかかったりすることが原因のひとつかもしれません。
コンビニ惣菜にかかる費用
コンビニで販売されている惣菜を購入した場合、いくらの出費となるのかを見てみましょう。
大手コンビニでは、それぞれ多彩なラインアップで惣菜を販売しています。いくつかの商品をピックアップして、表1に価格をまとめました。
表1
| コンビニ | 商品名 | 価格 |
|---|---|---|
| セブン‐イレブン | 国産小麦使用ジューシー焼き餃子6個入り | 約302円 |
| ごろっと具材のコクうま豚汁 | 約367円 | |
| ローソン | 肉厚！とろけるチーズハンバーグ | 430円 |
| ロールキャベツ | 430円 | |
| ファミリーマート | スパイス香る若鶏のチキンカツ | 498円 |
| おだし香る！蓮根のおかか和え | 238円 |
※全て税込み表記
※各コンビニの公式サイトを基に筆者作成
4人家族の夕飯用に、以下のお惣菜を4つずつ購入したと仮定します。
●ごろっと具材のコクうま豚汁
●肉厚！とろけるチーズハンバーグ
●おだし香る！蓮根のおかか和え
上記の合計金額は、4140円です。各商品が人数分必要であると考えると、出費が高くなってしまいます。購入する商品によって価格は異なりますが、メニュー選びによって出費が大きく左右されるでしょう。
夕食のメニューを全てお惣菜にすると高額になりがちなので、メインのおかず1品だけお惣菜で用意するなど工夫することで出費をおさえられます。
購入するお惣菜によっては出費が高額になる可能性がある
スーパーやコンビニでお惣菜を購入する場合、選ぶ商品によって出費が高額になる可能性があります。サラダや汁物だけは自分たちで作るようにすることで、なるべく出費を減らせます。
忙しい日や疲れた日は、お惣菜を購入して家事の負担を軽減しつつ、余裕があるときは自炊するなどメリハリをつけることがポイントです。
出典
マイボイスコム株式会社 お惣菜に関する調査
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
