上司と仲良くなりたいけれどお金がありません。月4回の飲み会費用をランチに回した場合、何回ランチに誘えるでしょうか。

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社会人が飲み会に参加すると、1回あたりの飲み会に平均的にどれくらいの費用がかかるのでしょうか。また、会社員のランチにかける費用はどれくらいなのか、普段のランチとちょっと奮発したときのランチの費用の差はどれくらいなのかも気になるところです。

飲み会にかかる費用を節約して上司をランチに誘いたい場合、月4回あたりの飲み会で何回ランチに行けるのかを、アンケート結果をもとに計算します。

執筆者：FINANCIAL FIELD編集部（ふぁいなんしゃるふぃーるどへんしゅうぶ）

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1 飲み会1回あたりの平均費用と1ヶ月にかかる飲み代
2 会社員がランチにかける平均的な費用
3 飲み代をランチに回すと
4 飲み代と比べてランチにかかる費用は安い

飲み会1回あたりの平均費用と1ヶ月にかかる飲み代

Money Campusが飲み会に参加する機会がある20～50代の男女1000人にアンケートを行ったところ、1回あたりの飲み代の平均額は4237円でした。内訳を見てみると、3000～4000円未満の人が29.7%、4000～5000円未満の人が29.8%と、双方が横並びの状態でした。飲み会に参加する回数は、年に3回以下の人が最も多く36.7%、2番目は2～3ヶ月に1度という人で18.7%、3番目は1ヶ月に1度という人で15.6%となっています。

逆に、週に1度の人は11.1%、週に2回以上の人は4.9%と、月に何度も飲み会に参加している人は全体の中では少数派でした。このアンケートを参考にすると、1ヶ月に4回飲み会に参加する場合、1回あたりの飲み代の平均額は4237円なので、約1万6948円かかる計算になります。

会社員がランチにかける平均的な費用

Spicomiがオフィスで働く20～65歳までの男女498人を対象におこなったランチに関するアンケート調査によれば、ランチ代の平均金額は575.8円でした。

男女別では男性が561.8円、女性が584.1円で、女性のほうがランチにかける費用は多い傾向です。年代別で見ると、60代が最も高く642.9円、2番目が30代で605.6円、3番目が50代で592.8円の順になっています。ランチ代は300～500円という人が最も多く30.7%、500～700円が29.9%で、3番目が700～900円の人で18.1%です。

ランチでちょっとぜいたくをするときの費用で最も多かったのは、1000～1200円で29.3%、2番目が900～1000円で18.9%、3番目が1200～1500円で17.9%でした。

また、ランチで外食する回数は最も多かったのが週に1回で46.8%、2番目が週に2回で17.9%、3番目が週に3回で10.4%となっています。ランチには自分のお弁当を食べているという人が最も多く32.3%で、そのうち4分の3は女性です。

飲食店でランチを食べる人の平均金額は、男性が728.5円、女性が806.6円で、女性のほうが高い傾向がみられました。これらの結果から、飲食店でランチを食べる人は平均的に普段は700～800円程度、少し奮発してよいものを食べるときは1000～1200円の費用をかけているといえそうです。

飲み代をランチに回すと

ランチを毎日飲食店で食べている人の場合、例えば800円のランチを週に5回、1ヶ月で20回食べるとすれば、1ヶ月のランチ代は1万6000円です。この金額は、平均的な費用で1ヶ月に4回飲み会に参加した場合とほぼ同じ金額になります。

ちょっと奮発して1200円のランチを食べる場合、ランチ約14回分と平均的な金額で4回飲み会に参加する費用が同じです。月に4回飲み会に行くところを3回に減らせば、普段のランチなら約5回、ちょっと奮発したランチなら3.5回は上司を誘ってランチに行くことができるでしょう。

飲み代と比べてランチにかかる費用は安い

飲み代の1回あたりの平均的な費用は4000円強であったのに対し、ランチを外食した場合の平均的な費用は800円程度です。週に5日勤務する場合、飲み会1回に参加する費用で1週間分のランチの費用がまかなえます。

ちょっと奮発したランチを食べるとしても、飲み会1回の費用は約3.5回分のランチ代とほぼ同額です。月に4回参加している飲み会を1回減らすだけでも、上司を誘って1ヶ月に3～4回はランチに行くことができるでしょう。