「卵かけごはん」はコスパ最強の栄養食!? 栄養・費用面からコスパを検証

手軽な食事として人気の卵かけごはん。「実際コスパや栄養面はどうなの？」と疑問を持つ人も多いかもしれません。卵かけごはんは、日本の家庭で愛され続けるシンプルながらも栄養豊富な食事です。本記事では、卵かけごはんのコストパフォーマンスと栄養面を検証し、日常生活におけるその価値を明らかにします。

【1杯なんと100円以下!?】卵かけごはんのコストとは

卵かけごはんのコストパフォーマンスは驚くべきものがあります。市場価格を基に計算すると、卵1個約30円、白ご飯1杯約50円で、約80円という低コストとなります。
 
比較対象として、コンビニで朝食としておにぎりを2個購入した場合の平均コストは約250円～300円ですが、卵かけごはんならば、その3分の1以下の価格で栄養満点の朝食を楽しめます。
 

【アミノ酸が豊富！】卵かけご飯で摂取できる栄養とは

私たちの体のタンパク質は、20種類のアミノ酸からできています。20種類のうち11種類は体内で合成して不足を補うことができますが、残りの9種類は体内で合成することができません。この9種類は必須アミノ酸と呼ばれており、食事から摂取する必要があります。
 
卵は9種類の必須アミノ酸をバランス良く含んでいるので、卵を食べることでタンパク質を効率良く生成することが可能になるのです。
 
さらに、白ご飯と組み合わせることで、卵が持つ豊富な栄養素をさらに補い、健康的な食生活の基盤を作ることができます。卵にはビタミンB12、葉酸、ビタミンD、鉄分など、身体の機能を支える重要な栄養素が含まれており、これらはエネルギーの生成、赤血球の形成、骨の健康、そして免疫機能の強化に不可欠です。
 

【追加で栄養アップ！】卵かけご飯と一緒に食べたい食材を紹介

卵かけご飯の栄養価をさらに上げるために、納豆、しらす、めかぶ、トマトという4つの食材が特に推奨されます。
 

・納豆
発酵食品であり、プロバイオティクスやビタミンK2を豊富に含み、骨の健康と心臓の健康に貢献します。
 
・しらす
カルシウムが豊富で、骨を強化し、成長をサポートします。
 
・めかぶ
食物繊維とミネラルを豊富に含み、消化を助け、体内の毒素を排出するのを助けます。
 
・トマト
ビタミンCとリコピンを豊富に含み、抗酸化作用があり、免疫システムを強化し、心臓病や特定のがんのリスクを低減する可能性があります。

 
ぜひこの4つの食材を使ったレシピを、卵かけご飯に追加してみてはいかがでしょうか。
 

【さらに栄養アップ！】卵かけご飯のおすすめアレンジを紹介

卵かけご飯をさらに栄養豊富かつおいしくするためのアレンジ方法として、さけフレーク、大葉、ふりかけ、ラー油、かつお節、のり、ごま油が挙げられます。
 

・さけフレーク
オメガ3脂肪酸を含み、心臓の健康に貢献します。
 
・大葉
香りが良く、食欲を刺激するだけでなく、ビタミンA、Cを供給します。
 
・ふりかけ
ご飯の味を豊かにし、追加のミネラルやビタミンを提供します。
 
・ラー油
辛味があり、食欲を増進させ、消化を助けます。
 
・かつお節
ダシの風味を加え、タンパク質やミネラルの良い源です。
 
・のり
ミネラル、特にヨウ素とビタミンB群を豊富に含みます。
 
・ごま油
ユニークな風味を提供し、心臓に良い脂肪を提供します。

 
これらのアレンジを加えることで、卵かけご飯はただのシンプルな食事から、さらに栄養面でバランスの取れた豊かな食事へとグレードアップします。
 

【結論！】卵かけごはんはコスパ最強の栄養食

卵かけごはんはそのコストパフォーマンスの高さと、栄養面での優秀さから、最強の食事オプションの1つといえるでしょう。手軽に作れ、忙しい朝にもピッタリですし、経済的にも負担が少ないため、毎日の食事に取り入れやすいのが特徴です。
 
さまざまなアレンジを試しながら、あなたにとって最適な卵かけごはんを見つけてください。経済的にも、健康的にも、卵かけごはんはあなたの強い味方になるはずです。
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー