「50円」以下の小銭で総額「30万円」を貯金。口座に移したいけれど、手数料を考えたら避けるべき？枚数ごとの費用を教えて！

配信日: 2025.03.06

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「50円」以下の小銭で総額「30万円」を貯金。口座に移したいけれど、手数料を考えたら避けるべき？枚数ごとの費用を教えて！

50円以下の小銭が30万円分となると、その枚数は膨大になると考えられます。銀行に預ける場合、手数料はどのくらいかかるのでしょうか。そこで今回は、30万円分の硬貨を銀行で扱った場合の手数料のほかに、手数料を可能な限り抑える方法についてご紹介します。

執筆者：FINANCIAL FIELD編集部（ふぁいなんしゃるふぃーるどへんしゅうぶ）

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1 各銀行の手数料
2 手数料を抑える方法
3 硬貨入金時の注意点
4 効率よく小銭を口座へ移す工夫をしよう

各銀行の手数料

ゆうちょ銀行と大手銀行の窓口における、小銭を移す際に必要な手数料を比較した結果を、以下の表1にまとめました。

表1

硬貨枚数	ゆうちょ銀行	三井住友銀行	みずほ銀行	三菱ＵＦＪ銀行	りそな銀行
100枚まで	無料	無料	無料	無料	無料
101～300枚	550円	無料	550円	550円	660円
301～500枚	550円	550円	550円	550円	660円
501～1000枚	1100円	1100円	1320円	1100円	1320円
1001枚以上	1650円以降、500枚毎に 550円加算	1650円以降、500枚毎に 550円加算	1980円以降、500枚毎に 660円加算	1650円以降、500枚毎に 550円加算	1980円以降、500枚毎に 660円加算

※各銀行のWebサイトを基に筆者作成

例えば、6000枚の硬貨を窓口で口座へ移した場合、各銀行での手数料は6600～7920円と高額になります。枚数が増えるほど手数料も増える傾向があるため、窓口を利用する際は事前に料金を確認しておくと安心できる可能性があります。

手数料を抑える方法

三井住友銀行の口座を持っていれば、窓口で1日あたり300枚まで無料での入金が可能です。そのため、毎日少しずつ入金することで手数料を回避できる可能性があります。

また、銀行以外の方法になりますが、日本コカ・コーラ株式会社の公式アプリ「Coke ON（コークオン）」を使った自動販売機では、10円以上の硬貨を電子マネーにチャージできるとされています。比較的手軽に小銭を減らせるため、選択肢の一つとして検討するのもよいでしょう。

硬貨入金時の注意点

手数料は、硬貨の計算作業が発生した時点で請求されます。そのため、途中で手続きを中止しても手数料は返金されないようです。

また、無料で入金できる上限枚数は1日単位でカウントされます。例えば、午前と午後に分けても合算される場合があるため、注意しましょう。無料枠のみで口座へ移したい場合には、事前に枚数をカウントしてから行くことをおすすめします。

また、コンビニエンスストアに設置されているATMでは、硬貨を取り扱っていないようなので気を付けましょう。