スマホ料金の明細を見て、夫婦2人で年間「18万円」も払っていることに驚き! 夫は「月1万5000円なら普通でしょ」と言いますが、50代夫婦のスマホ代としては高いのでしょうか?
そこで今回の記事では、総務省統計局の「家計調査」などをもとに、50代の携帯電話通信料と比較します。あわせて、スマホ代を見直す際のポイントも解説します。
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50代の携帯電話通信料は年間14万2277円、月平均では約1万1856円
総務省統計局が公表している「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 2025年」によると、世帯主が50~59歳の世帯における「携帯電話通信料」の年間支出額は14万2277円です。1ヶ月あたりに換算すると、約1万1856円となります。
今回のケースの夫婦が支払っている月1万5000円は、この金額を月約3144円上回ります。
ただし、この統計は「二人以上の世帯」が対象であり、夫婦2人だけに限定したものではありません。また、携帯電話通信料は、スマートフォンの端末購入代とは分けて考える必要があります。
そのため、「50代夫婦の平均が月約1万1856円」と断定するのではなく、同世代を含む世帯と比べるひとつの目安として考えるとよいでしょう。
夫婦で月1万5000円は平均より年間約3万7700円多い
今回のケースでは、月1万5000円を年間にすると18万円です。前述した50~59歳の携帯電話通信料14万2277円と比べると、年間で3万7723円、月平均で約3144円多くなります。
毎月約3000円の差でも、10年間続けば単純計算で約37万7000円になります。固定費を抑えたい場合は、一度料金を確認してみる価値があるでしょう。
一方、月1万5000円という金額だけで「高すぎる」と判断することはできません。
MMDLabo株式会社が運営しているモバイルマーケティングデータ研究所(MMD研究所)が2026年8月に18~79歳を対象として行った調査では、通信・通話・端末代を合わせた1人あたりの平均月額は、大手4キャリアで8802円でした。オンライン専用プランは6651円、キャリアサブブランドは5411円、MVNOは4330円です。
夫婦とも大手4キャリアを利用し、1万5000円に端末代も含まれているなら、2人分として極端に高額とは限りません。反対に、端末代を含まず通信・通話だけで月1万5000円なら、プランを見直す余地があるでしょう。
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スマホ代を見直すなら通信料金と端末代を分けて確認しよう
スマホ代を節約したい場合、まず利用明細を確認し、「通信・通話料金」と「端末代」を分けて考えましょう。
MMD研究所の同調査によると、1人あたりの通信・通話料金の平均月額は、大手4キャリアで4427円、オンライン専用プランで3141円、キャリアサブブランドで2718円、MVNOで1681円でした。利用状況によっては、契約先を変えることで料金を抑えられる可能性があります。
ただし、値段の安さだけで決めるのではなく、毎月のデータ使用量や通話時間、店舗でのサポートが必要かどうかも確認しましょう。
契約しているデータ容量が実際の使用量より多い場合は、料金プランが合っていない可能性があります。例えば、データ通信をあまり使わないのに大容量プランを契約している場合、小容量のプランに変更するだけでも負担を減らせる可能性があります。
まずは夫婦それぞれの直近数ヶ月のデータ使用量を確認すると、無理なく削減できる部分を見つけやすくなるでしょう。
スマホ代は月額だけでなく年間の負担額で考えよう
今回の夫婦が支払う月1万5000円は年間18万円です。50~59歳の二人以上の世帯における携帯電話通信料14万2277円と比べると、年間で約3万7700円多くなります。
ただし、端末代が含まれているかなどによって条件は変わるため、平均額だけを見て高いか安いかを判断するのは適切ではありません。
大切なのは、料金の内訳と実際の使い方が合っているか確認することです。仮に月3000円削減できれば、年間では3万6000円になります。スマホ代は毎月発生する支出だからこそ、一度見直すと節約効果が続きます。まずは料金明細とデータ使用量を確認し、夫婦に合ったプランになっているかチェックしてみましょう。
出典
e-Stat政府統計の総合窓口 総務省統計局 家計調査/家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 表番号4-6 <品目分類>1世帯当たり年間の支出金額,購入数量及び平均価格 世帯主の年齢階級別
MMDLabo株式会社 MMD研究所 平均金額(通信+通話+端末)は大手4キャリアが8,802円、オンライン専用プランは6,651円、キャリアサブブランドは5,411円、MVNOは4,330円 大手4キャリアのメインプラン平均額は251円増加
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
