50代夫婦、スマホ代は2台で月「2万円」。夫から「格安SIMに乗り換えよう」と言われていますが、私は通信品質が落ちないか心配…。乗り換えると年間でどのくらい節約できるのでしょうか?
一方、「格安SIMは通信速度が遅そう」「つながりにくくならないか」と不安に感じる人もいるかもしれません。実際には、格安SIMと呼ばれるサービスにもさまざまな種類があり、料金だけでなく通信の仕組みやサポートにも違いがあります。
今回は、夫婦で月2万円を支払っているケースを例に、格安SIMなどへの乗り換えで年間どのくらい節約できるのか、通信品質とあわせて解説します。
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スマホ代が夫婦2台で月2万円なら、乗り換えで年間約8万~14万円節約できる可能性がある
MMD研究所の「2026年8月通信サービスの料金と容量に関する実態調査」によると、通信・通話・端末代を合わせた1人あたりの平均支払額は、大手4キャリアで月8802円でした。
一方、オンライン専用プランは6651円、キャリアのサブブランドは5411円、MVNOは4330円です。MVNOとは、大手キャリアから回線を借りて通信サービスを提供する事業者を指します。
夫婦2人で現在月2万円を支払っている家庭が、それぞれの平均額まで下げられたと仮定します。
オンライン専用プランなら2人で月1万3302円となり、現在より年間約8万円安くなります。サブブランドなら月1万822円で年間約11万円、MVNOなら月8660円で年間約13万6000円の節約です。
つまり、乗り換え先によっては年間8万~14万円程度の差が生まれる可能性があります。
ただし、これは平均額による単純比較です。現在の月2万円に端末の分割代金が含まれている場合、乗り換え後も端末代の支払いが続くことがあります。まず請求書で「通信・通話料金」と「端末代」を確認しましょう。
格安SIMへの乗り換えで通信品質が気になるなら、サービスの仕組みを確認しよう
一般に「格安SIM」という言葉は、料金が安い通信サービスを幅広く指して使われることがあります。ただし、サービスによって通信の仕組みは異なります。
MVNOは大手キャリアから回線を借りてサービスを提供しているため、利用者が集中する時間帯などでは通信速度が低下する場合があります。そのため、料金をできるだけ抑えたい人には魅力的ですが、通信速度を重視する場合はサービスごとの特徴を確認する必要があります。
一方、UQ mobileやY!mobileなどのサブブランドがあります。UQ mobileはau、Y!mobileはソフトバンクのネットワークを利用しています。また、ahamo、povo、LINEMOなど、大手キャリアが提供するオンライン専用プランもあります。
「料金を下げたいが通信品質も重視したい」という場合は、MVNOだけでなく、こうしたサブブランドやオンライン専用プランまで含めて比較するとよいでしょう。
なお、どのサービスでも通信速度は利用場所や時間帯、混雑状況などに左右されます。乗り換える前に、自宅や勤務先などがサービスエリアに入っているか確認することも大切です。
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店舗で相談したいならサブブランド、ネットで手続きできるならオンライン専用プランも検討しよう
50代の夫婦が乗り換える場合、料金や通信品質とともに「困ったときに相談できるか」も確認しておきたいところです。
オンライン専用プランは、契約や各種手続きをオンライン中心で行います。ネットでの手続きやスマートフォンの設定に慣れている人なら、料金を抑える選択肢として検討しやすいでしょう。
対面で相談したい場合は、店舗で取り扱いのあるサブブランドなども候補になります。料金の安さだけで決めず、契約後にどのようなサポートを受けられるかも確認しましょう。「必要なデータ容量」「通信品質」「サポート」の3点を比較すると、自分たちに適したサービスを選びやすくなります。
格安SIMへの乗り換え前に夫婦それぞれのデータ使用量と端末代を確認しよう
夫婦2人のスマホ代が月2万円なら、乗り換えによって負担を大きく減らせる可能性があります。今回の条件でMMD研究所の平均支払額と比較すると、年間約8万~14万円の差が生まれる計算です。
ただし、実際の節約額は現在の料金プランや端末代、必要なデータ容量などによって異なります。まず夫婦それぞれについて「毎月何GB使っているか」「端末代はいくらか」「店舗でのサポートが必要か」を確認しましょう。
格安SIMへの乗り換えだからといって、料金の安さだけを優先する必要はありません。MVNOに加えてサブブランドやオンライン専用プランも比較すれば、通信品質やサポートへの希望を考慮しながら、家計に合ったサービスを見つけやすくなるでしょう。
出典
MMDLabo株式会社 MMD研究所 2026年8月通信サービスの料金と容量に関する実態調査
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
