【実録】“在宅勤務→フル出社”切り替えで「昼食代年12万円」「洋服代年7万円」「交際費年12万円」増! 出社回帰が広がるも、会社員は“出社するだけ”で「年31万円の損」!? 筆者の出費をもとに解説

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【実録】“在宅勤務→フル出社”切り替えで「昼食代年12万円」「洋服代年7万円」「交際費年12万円」増! 出社回帰が広がるも、会社員は“出社するだけ”で「年31万円の損」!? 筆者の出費をもとに解説
コロナ禍に一気に広まった在宅勤務ですが、ここ最近、「原則出社」や「週3回出社」など、出社回帰の動きが広がっています。そこで気になるのは、外出することによる食費などの負担増です。
 
「週3日在宅勤務」と「原則出社」の2パターンの生活を経験した筆者の例から、在宅勤務と出社の場合で、それぞれにかかる費用を食費、服代、交際費などに分けて計算してみました。
中村まほ

FP2級、AFP

週3回在宅勤務時とフル出社時の飲食費の違い

まずは、飲食費をみてみましょう。
 
筆者の場合、在宅勤務時には昼食をほぼ自炊で済ませることができていました。そのため、1回あたりの支出は400円程度でした。
 
しかし、出社時は会社近くの飲食店やキッチンカー、弁当販売などを活用することが多く、1回あたり平均1000円程度かかっていました。
 
そのほか、仕事が夜遅くになることが多いこともあって、出社時は毎日のように1個200円程度のコンビニスイーツを買っていました。また、水筒を持参しても途中で足りなくなり、1日1本100円程度のペットボトルを買うことが習慣でした。
 
一方、在宅勤務時はあまり動かないからか、さほどおなかはすかず、また自宅からコンビニまで少々距離があることもあってコンビニに行く回数が減り、平均すると1日あたりのスイーツ代は50円程度となりました。飲料は自宅で水出しの麦茶を飲んでいたので、ほぼ0円です。
 
以上のことから、週3回在宅勤務時とフル出社時では飲食費に次のような差が生じました。なお、ここでは1ヶ月の出勤日数を5日間×4週=20日間とします。
 


【週3回在宅勤務時】

1週あたり:(昼食400円+スイーツ50円)×週3日+(昼食1000円+スイーツ200円+ペットボトル100円)×週2日=3950円
1ヶ月あたり:3950円×4週=1万5800円
 
【フル出社時】
1週あたり:(昼食1000円+スイーツ200円+ペットボトル100円)×週5日=6500円
1ヶ月あたり:6500円×4週=2万6000円

 
よって、月1万200円の飲食費の差が生じることが分かりました。年間にすると12万2400円となり、決して無視できない金額です。
 

週3回在宅勤務時とフル出社時の服代の違い

次に、服代についてみていきましょう。
 
筆者は、フル出社時には外回りが多かったこともあり、1ヶ月半に1回(年8回)は新たな仕事用の服(平均8000円程度)を買っていました。そのほか、年4回ほど、靴(平均7000円程度)も新しいものを求めていました。
 
そのため、服には年間で8000円×8回=6万4000円、靴には年間で7000円×4回=2万8000円、合計で9万2000円かかっていました。
 
一方、週3回在宅勤務のときは、さほど服を必要としませんでした。オンライン会議なら、服のきれいさや上下の組み合わせなどもあまり気にしなくてよくなったからです。
 
そのため、服は年2回の購入、靴も年1回の購入で済み、年間で合わせて(8000円×2回)+7000円=2万3000円の出費でした。よって、フル出社時と週3回出社時では、年間で6万9000円の差が生じました。
 

週3回在宅勤務時とフル出社時の交際費の違い

フル出社時は週1回程度、退勤後に同僚と外食に行ったり、飲み会があったりしましたが、週3回在宅勤務時はそうした機会も2週に1回程度に減りました。
 
こうした機会には1回あたり5000円程度の支出があったため、1ヶ月あたりで計算すると、


フル出社時:5000円×4回=2万円
週3回在宅勤務時:5000円×2回=1万円

で、1ヶ月につき1万円程度、年間にして12万円程度の出費の差がありました。
 

出社時の支出を抑える工夫をしよう

週3回在宅勤務時とフル出社時では、1年間あたり、


飲食費:12万2400円
服代:6万9000円
交際費:12万円

で、計約31万円の支出の差が生じました。
 
以上の計算は、あくまで筆者の事例ですが、程度の差こそあれ、出社すると在宅勤務よりお金がかかると感じている人は多いのではないでしょうか。
 
こうした現状も踏まえながら、会社が出社への切り替えを進める場合、

・昼食にはなるべく弁当を持参するなど、食費を抑える
・会社にウォーターサーバーなどがあれば活用する
・同僚との外食の頻度をあらかじめ決めておく

など、自分ができる範囲の工夫をすることをおすすめします。
 
執筆者 : 中村まほ
FP2級、AFP

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