キャリアチェンジすると収入はどう変わる? 産業別給与額について
配信日: 2020.04.13 更新日: 2024.10.10
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「正社員として働き毎月の給料をもらっているものの、ずっとこの仕事でいいのだろうか」。働いている人なら一度は頭をよぎる転職やキャリアチェンジ。仕事を変えたら給料はどれだけ変わるのでしょうか? 統計を元に考えてみましょう。
執筆者:杉浦詔子(すぎうらのりこ)
ファイナンシャルプランナー/産業カウンセラー/キャリアコンサルタント
「働く人たちを応援するファイナンシャルプランナー/カウンセラー」として、働くことを考えている方からリタイアされた方を含めた働く人たちとその家族のためのファイナンシャルプランニングやカウンセリングを行っております。
2005年にCFP(R)資格を取得し、家計相談やセミナーなどのFP活動を開始しました。2012年に「みはまライフプランニング」を設立、2013年よりファイナンシャルカウンセラーとして活動しています。
キャリアチェンジとは?
仕事を変える方法は2つあります。1つは、同じ仕事内容で会社を変える「転職」、もう1つは職種や業界を変える「キャリアチェンジ」です。職種を変えるというのは、営業から人事、経理からSEなどへの転向を指します。転職を伴う場合と、人事異動の場合があります。
これに対して、業界を変えるというのは、情報通信業から不動産業へ、金融業から建設業へといった転職があります。なかには、転職で業界も職種も変え、新しいキャリアにチェンジする方もいます。
キャリアチェンジをすると、今までのキャリアに加えて、新たな経験や知識を増やすことができ、自分に磨きがかかります。未経験の仕事は新しい刺激にもなり、モチベーションが上がるというメリットがあります。
その一方で、キャリアチェンジをすることで、これまでの知識やスキルが通用しなかったり、給料が少なくなったりする可能性もあります。
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