更新日: 2020.04.23 その他家計

新型コロナで最も増えた支出は「食費」。自営業では半数以上が収入減

新型コロナで最も増えた支出は「食費」。自営業では半数以上が収入減
新型コロナウイルスの感染拡大は、在宅勤務や外出自粛、全国一斉休校など、私たちの暮らしを大きく変えました。また、家計やお金の使い方にも変化をもたらしました。
 
総務省統計局によると、2月の2人以上世帯の消費支出は、1世帯あたり27万1735円で、前年同月比で実質0.3%減少しています(※1)。外出自粛による支出減少や買いだめなど、コロナウイルスの影響が大きく現れています。
 
家計簿アプリ「おカネレコ」を提供するスマートアイデア株式会社(本社:東京都中央区)は、「家計に関する意識調査」を実施しました(※2)。
 
FINANCIAL FIELD編集部

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コロナウイルス感染拡大に不安を感じる人は4人に3人

コロナウイルス感染拡大に不安を感じているかと尋ねると、全体では「不安を感じる」(43.4%)、「どちらかというと不安を感じる」(31.5%)あわせて74.9%と、4人に3人が不安だと回答しました。
 
年代別に見ると、最も低い10代でも60%がコロナウイルス感染拡大に関し不安を感じています。年代が上がるにつれて不安度は増し、特に70代以上では85.5%が不安を感じると回答しています。
 
年齢が高いほど感染拡大に危機感を持つ人が多いようです。10代では、「どちらかといえば不安でない」(20.0%)「不安ではない」(20%)と、4割が不安ではないと回答しています。なぜ不安でないかはわかりませんが、若年層は重症化しにくいと思っているのかもしれません。

出費が増えたのは「食費」「日用品」「医療用品」、減ったのは「交際費」「交通費・旅費」

コロナウイルスの影響により、どのような出費が増えているのか聞いたところ、全体では1位が「食費」(47.0%)となりました。
 
学校が休校になったり、テレワークで在宅勤務になったりで、家で食事をする機会が増えたことが原因ではないでしょうか。2位は「日用品」(35.3%)で、3位「医療用品」(6.3%)となりました。入手困難ですが、マスクやトイレットペーパー、消毒剤などを買い込んだり、病院に行くのを控えて市販薬を買ったりしたのかもしれません。
 
年代別に見ると、「食費」が増えたのは40代が63.3%、30代が52.1%と突出しており、子育て世帯全体でも53.9%となっています。これは子どもの休校が影響していると推察されます。また、「医薬品」が増えたのは60代が19.7%、70代が12.5%と多くなっています。
 
コロナウイルスにより減った出費を尋ねると、「交際費」が46.2%と最も多く、次いで「交通費・旅費」が29.6%と、この2点で75.8%と、4分の3を占めました。外出自粛により外食や飲み会を控えたり、卒業旅行シーズンでしたが旅行をキャンセルするなどで支出が減ったのだと思われます。
 
年代別では、「交際費」は20代から60代で最も支出が減ったと回答し、特に30代では50.4%となりました。「交通費・旅費」については、10代が66.7%となり、70代では5.9%にとどまりました。

自営業の半数以上が収入減。お金の使い方を見直すきっかけに

コロナウイルスの影響により、収入は減ったか尋ねたところ、全体では収入が減ったと回答した人は今のところ17.4%でした。職業別に見ると「自営業」で54.3%となり、半数以上が収入が減ったと回答しています。
 
緊急事態宣言に伴う休業要請により、今後さらにさまざまな職業において収入への影響が出るものと思われます。
 
「収入が減った」と回答した人に、コロナウイルスの影響を受けてお金の使い方を見直すきっかけになったかを聞くと、「見直そうと思う」(26.8%)、「どちらかといえば見直そうと思う」(25.4%)合わせて52.2%がお金の使い方を見直そうと回答しました。
 
今後企業への休業要請があったり、欧米のように都市封鎖となった場合の影響は計り知れません。自衛のために支出を減らす努力をするとともに、政府の支援策を待ちたいですね。
 
出典
※1:総務省統計局家計調査報告-2020年(令和2年)2月分-
※2:スマートアイデア株式会社「家計に関する意識調査」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部


 

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