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かつては「高給」なイメージが強かった「銀行員」。現在の「年収」はどのくらい？

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

配信日: 2025.02.17 更新日: 2025.10.21

この記事は約 3 分で読めます。

かつては高給のイメージが強かった銀行員ですが、現在の平均年収がどのくらいか知りたい人と考えている人もいるかもしれません。

この記事では、銀行員の年収がどのくらいかについてご紹介します。銀行の規模別の年収もまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部 ▼

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1 銀行員の年収はどのくらい？
2 銀行員の年収は日本の平均年収と比べて高い？
3 銀行員の年収は668万8100円ほどだが、仕事内容や役職、年齢によって異なる可能性が高い

銀行員の年収はどのくらい？

厚生労働省が実施した、令和5年の「賃金構造基本統計調査」によると、銀行員の平均年収は668万8100円になります。ただし窓口担当者や渉外担当など、従事する仕事によって金額は異なる点は注意しましょう。

また、ここで紹介している金額は、すべての企業規模を平均した数値です。そのため、実際には銀行の規模によって年収は異なると考えられるでしょう。

●メガバンクの場合
●地方銀行の場合
●信用金庫の場合

それぞれの平均年収について、詳しく解説します。

メガバンクの場合

メガバンクの場合、銀行員の年収は800万円を超えるケースが多いようです。三菱ＵＦＪ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行を例に見てみると、各社の有価証券報告書で以下の金額が掲載されていました。

●三菱ＵＦＪ銀行：812万8000円
●三井住友銀行：864万9000円
●みずほ銀行：811万7000円

ただし、職種や勤続年数などによって金額は変動すると考えられます。

地方銀行の場合

地方銀行の場合、メガバンクと比較すると平均年収は少し下がるようです。例えば千葉銀行・スルガ銀行・北陸銀行の年収を有価証券報告書で見てみると、以下の結果になることが分かりました。

●千葉銀行：766万3000円
●スルガ銀行：735万2000円
●北陸銀行：627万円

したがって、メガバンクと地方銀行には100万～200万円ほど年収の差があると考えられるでしょう。勤めている地方銀行によっても年収の幅は広くなるようなので、この点もあわせて確認しておくとよいかもしれません。

信用金庫の場合

信用金庫の平均年収を見てみると、500万〜600万円台程度となるようです。メガバンクや地方銀行と同じく、勤め先によって金額は変動すると考えられますが、この金額が目安となってくる可能性があるでしょう。

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更新日:2025.10.21

銀行員の年収は日本の平均年収と比べて高い？

国税庁の「令和5年分民間給与実態統計調査」によると、令和5年の平均給与は460万円とされていました。銀行員の平均年収は668万8100円であるため、平均給与と比較しても200万円ほど多い計算となります。

ただし、銀行の規模や従事する仕事、役職の有無などによって、年収に差がある点には注意しなければなりません。

銀行員の年収は668万8100円ほどだが、仕事内容や役職、年齢によって異なる可能性が高い

銀行員の年収は668万8100円とされていますが、実際に各銀行が発表している有価証券報告書を見てみると、800万円台や700万円台のものが散見されました。このことから、どのような仕事を行っているか、役職に就いているかなどによって年収に差が出る可能性があります。また、勤続年数によっても違いが出る可能性がある点も、覚えておくとよいかもしれません。

また、銀行の規模が大きくなれば、年収もその分高くなる傾向があるようです。実際にどの銀行に勤めているかによって、年収に幅が出る点は理解しておきましょう。