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「薬剤師」の平均年収はどのくらい？医療系の仕事で薬剤師より高い年収の職業とは

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

配信日: 2025.04.19 更新日: 2025.10.21

この記事は約 3 分で読めます。

就職するなら、できるだけ年収の高い職業に就きたいと考える人もいるでしょう。医療・福祉の分野は年収が高いイメージがありますが、例えば薬剤師として働く場合、年収はどのくらいもらえるか気になるかもしれません。

そこで今回は、薬剤師の平均年収について調べてみました。医療系の仕事で薬剤師よりも年収が高い職業や、医療・福祉業界よりも平均年収が高く、薬剤師より稼げる可能性のある業界もご紹介しますので、参考にしてください。

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部 ▼

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1 薬剤師の平均年収は？医療・福祉の平均よりも高い？
2 医療系の仕事で薬剤師よりも年収の高い職種
3 医療・福祉よりも平均年収の高い業界
4 薬剤師の平均年収は約578万円！医療系の仕事で平均年収が高いのは医師・歯科医師・獣医師

薬剤師の平均年収は？医療・福祉の平均よりも高い？

厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」を基に、薬剤師の平均年収を以下のように算出できます。

●きまって支給する現金給与額：41万7500円
●年間賞与その他特別給与額：76万8700円
●平均年収：577万8700円

国税庁長官官房企画課の「令和5年分民間給与実態統計調査－調査結果報告－」によると、医療・福祉の平均年収は403万6000円です。

医療・福祉にはさまざまな職種があり、正社員だけでなく非正規雇用も含まれているため単純に比較はできませんが、薬剤師の平均年収は医療・福祉の分野の中でも高い方であるといえるでしょう。

【1世帯3万円】「低所得者世帯への給付金」が始まると聞きました。どんな世帯が対象になりますか？「年収の目安」はどのくらいでしょうか？

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更新日:2025.10.21

医療系の仕事で薬剤師よりも年収の高い職種

医療・福祉の中には、薬剤師より年収の高い職種もあります。前述の「令和5年賃金構造基本統計調査」から、医療系の仕事で薬剤師よりも平均年収の高い職種は以下の通りです。

●医師：1436万4700円
●歯科医師：924万3000円
●獣医師：685万7100円

医療系にはほかにも、助産師（平均年収566万9500円）、看護師（平均年収508万1700円）、歯科衛生士（平均年収404万3200円）などさまざまな職業がありますが、薬剤師はその中でも高い収入が得られる職業のひとつであることが分かります。

医療・福祉よりも平均年収の高い業界

年収の高い職業を選びたい場合、平均年収で医療・福祉を上回る業界から探してみることも検討できるでしょう。前述の「令和5年分民間給与実態統計調査－調査結果報告－」によると、医療・福祉よりも平均年収の高い業界には以下のようなものがあります。

●電気・ガス・熱供給・水道業：774万9000円
●金融業、保険業：652万円
●情報通信業：649万2000円
●学術研究、専門・技術サービス業、教育、学習支援業：551万円
●建設業：547万7000円
●複合サービス事業：534万8000円
●製造業：533万2000円

上記以外にも、医療・福祉の平均年収403万6000円を上回る400万円台の業界に「運輸業、郵便業」「不動産業、物品賃貸業」があります。医療・福祉業界以外で薬剤師よりも年収が高い職種を見つけたい場合は「電気・ガス・熱供給・水道業」「金融業、保険業」「情報通信業」から探してみるとよいかもしれません。

薬剤師の平均年収は約578万円！医療系の仕事で平均年収が高いのは医師・歯科医師・獣医師

薬剤師の平均年収を算出してみたところ、577万8700円であることが分かりました。

医療系の仕事で薬剤師よりも年収の高い職業は、医師（平均年収1436万4700円）・歯科医師（平均年収924万3000円）・獣医師（平均年収685万7100円）です。医療・福祉の業界全体で見ると、薬剤師は年収の高い職種のひとつであることが分かります。

医療・福祉よりも平均年収の高い業界は多く、中でも「電気・ガス・熱供給・水道業」「金融業、保険業」「情報通信業」は薬剤師の平均年収を上回っています。

薬剤師の年収も高いですが、それ以上の収入を求める場合は、医療系であれば医師・歯科医師・獣医師の道を選ぶか、医療・福祉業界以外でも年収の高い職種を探してみるとよいでしょう。