大同生命の口コミ・評判は？ メリットとデメリットを徹底解説！[PR]

「大同生命」の名前は知っているけれど、加入している人が周囲におらず「どのような企業なんだろう」と気になっている方も多いのではないでしょうか。大同生命が2022年度中に新規契約したうちの中小企業市場の割合は98％と顧客の多くが法人であり、個人で加入している方が少ない保険会社です。
 
しかし、大同生命の保険商品ラインナップは個人向けの商品も豊富で、亡くなった際に備える介護保険や定期保険、入院時の医療費や収入を保障する一時金保険などの保険商品もあります。
 
本記事では、大同生命の口コミ評判やメリット、デメリットについて詳しく紹介いたします。

大同生命の基本情報と概要

大同生命の基本情報は図表1のとおりです。
 
図表1

会社名	大同生命保険株式会社
代表者の役職氏名	代表取締役社長　北原 睦朗
本社所在地	大阪本社：大阪府大阪市西区江戸堀1丁目2番1号 東京本社：東京都中央区日本橋2丁目7番1号
従業員数	内務職員3203名・営業職員3577名（2023年3月末時点）
創業年月日	1902年7月15日
資本金	1100億円
事業の内容	生命保険業など

大同生命保険株式会社「会社概要」を基に筆者作成
 
大同生命の愛称で知られる「大同生命保険株式会社」は、大阪と東京の2カ所に本社を置く企業です。
 
創業は1902年の老舗企業であり、定期保険から終身保険、介護保険などさまざまな保険商品を取り扱っています。特に、中小企業に向けた保険が強い会社であり、国内で契約している企業は2022年度末時点で約37万社、新契約高における中小企業市場の割合は98％と非常に高い数値でした。
 
一般的な保険として金銭的なサポートをするのみでなく、経営者向けに事業継承支援や積極的に従業員の健康づくりをサポートするサービス「KENCO SUPPORT PROGRAM」も取り扱っています。その他、災害時に従業員へ自動で安否確認の連絡を発信するシステムやホテル・レジャー施設などが優待価格で利用できる「T＆Dクラブオフ」などが無料で利用できる点も特徴です。
 
法人や個人事業主以外では、個人向けの保険も幅広いラインナップを取りそろえており、死亡時の備えや入院・けがによる保障など個人のニーズに合う内容を提案します。
 
企業の格付会社による大同生命の評価では、保険金支払い能力は極めて高く優れた要素があるとされており、数ある保険会社の中でも信用性が高いといえるでしょう。個人はもちろん法人や個人事業主など経営者からも支持されている保険会社です。
 

大同生命の代表的な保険商品

ここからは大同生命の代表的な保険商品を紹介します。
 

●介護収入保障保険 収入リリーフ
 
●重大疾病保障保険 Jタイプ
 
●定期保険 Lタイプα

 

大同生命の代表的な保険商品1：介護収入保障保険 収入リリーフ

大同生命では契約者が亡くなった際に備える定期保険や介護保険を提供しており、そのうちの1つに「介護収入保障保険 収入リリーフ」があります。死亡時や所定の高度障害、要介護状態に該当した場合は保険期間の満了まで年金を支払うタイプの保険です。
 
要介護状態になってしまうと自身や家族の生活費が確保できなくなる点が心配ですが、大同生命の「介護収入保障保険 収入リリーフ」は生活費や養育費など必要な資金の推移にあわせた年金が受け取れるため、子どもが小さいうちに要介護状態になってしまった場合でも安心です。
 
解約返戻金はありませんが、期間満了までに支払事由に該当しなかった場合は健康祝い金が支払われるため、老後資金としての使い方も期待できます。
 

大同生命の代表的な保険商品2：重大疾病保障保険 Jタイプ

がんや急性心筋梗塞など重大疾病に対応した保険を探している方は、大同生命の「重大疾病保障保険 Jタイプ」がおすすめです。
 
三大疾病である「がん・急性心筋梗塞・脳卒中」は現在治療できる病気となりましたが、治療するには時間もかかり以前のような生活が難しくなってしまうケースも珍しくありません。
 
そこで大同生命の「重大疾病保障保険 Jタイプ」では三大疾病に対応するのみでなく、ステージ3・4期のがんを重点的に保障する「がんステージ限定型 Jタイプ」や自身で保険料と解約返戻金のバランスを設計できる「Jタイプα」など、さまざまなニーズに対応した保険を取り扱っています。
 

大同生命の代表的な保険商品3：定期保険 Lタイプα

大同生命の「定期保険 Lタイプα」では、最長100歳までの長期保障に対応しており、経過年数に応じた解約払戻金がある事が特徴です。
 
長期間の保険でありながら更新による保険料の値上がりはなく、希望に合わせて保険金額や保険期間を設定できるため、今後かかる費用が計算しやすい保険といえます。保険金額や保険期間のみでなく、解約払戻金と保険料の割合を計算する「解約払戻金抑制割合」を設定することで、解約時の払戻金を高額にしたり保険料を下げたりするなども自由に設定できます。
 
極端にいえば解約払戻金抑制割合を0％にすると保険料が一番低くなり、100％にすると保険料も上がりますが解約払戻金も上がります。
 

大同生命を利用している方の口コミ・評判

ここからは大同生命を実際に利用した方の口コミ・評判を紹介いたします。
 
図表2

充実した保障内容が気に入っています

「仕事の取引先に代理店の人を紹介されて、こちらの保険に加入しました。 代理店の人の説明は丁寧で、分からないことや不安なことなどにひとつひとつ答えてくれました。 長生きをした場合でも保障が一生涯続くことと、死亡時には遺族が受け取った保険金を非課税枠として相続税の軽減に活用できることが、終身保険を選んだ理由です。加入する際には他社の同タイプの保険商品と比較・検討しましたが、こちらの保険の内容は自分に適切なものだと判断しました。 満期の保険金や配当金などは設定されていませんが、その分だけ保障が充実しているところが気に入っています。」

今までなかった選択肢が多いです。

「良い点は、補償金を受給できる日数を選べることです。自分の場合はがん発病の可能性もあり、それらの特定疾病の場合は１０９５日までを保障されるタイプを選びました。通常の病気等は長期間の可能性が低く、６０日までで、全く無駄のない選択が出来ました。また最近多い放射線治療に対する保障が充実しているので、その場合も安心して治療が受けられます。更に終身と定期を選べるのも気に入りました。医療保険には珍しく、定期を選んだことにより保険料の低減が出来ました。」

平均的に良かった

「保険はバランスが大事だと考えています。手広く、色々な病気や怪我に対応していれば、2つ以上の保険に入ったりしなくてすみます。大手の医療保険を比較したところ、一番バランスがとれていた保険がこれです。死亡保障よりも医療保障に重点が置かれていたのが好印象でした。ただネット生保や外資の保険と比べると、保険金は少し高めです。金額に納得できるか、出来ないか。加入する大きな要素の1つだと思っています。」

みん評「大同生命の口コミ・評判」より引用
 
口コミサイトでは良い評判の内容が目立ち、シンプルで分かりやすい保険もあり基本的な保障がそろっているといった内容も見られました。また保険の内容のみでなく、契約時や保険金請求をした際の担当者の丁寧な対応が好印象であったとの口コミもあり、手続きに関して不安がある方はおすすめの保険会社といえるでしょう。
 
保険の価値やメリットは口コミ評価のみでは決められませんが、良い評価の口コミが多い一方で悪い評判はほぼ見当たらず、多くの方が大同生命の保険に満足していることが分かります。
 

大同生命のメリット

大同生命は以下のようなメリットが挙げられます。
 

●中小企業向けの保険も豊富
 
●信用度が高い

 

大同生命のメリット1：中小企業向けの保険も豊富

個人向けの保険商品のみでなく、個人事業主や法人など経営者に対する保険が強いこともメリットの1つで、家族や従業員を守るために多くの方から選ばれています。
 

大同生命のメリット2：信用度が高い

保険会社の信用度に関しては、保険業法で定められている「ソルベンシー・マージン比率」による比較が分かりやすい方法です。ソルベンシー・マージン比率では、保険会社が抱えるリスクに対して自己資本や準備金などによる支払余力を有するか数値化されます。
 
数値が200％である場合にリスクと支払余力が一致するため、保険会社は200％を下回ると金融庁による是正措置が取られます。2023年3月末では大同生命の比率は1,116.1％であり、十分な支払余力があります。
 
たとえ数値が高くても将来的に必ず完璧な支払い能力があるとはいえませんが、数値の高さは1つの目安となるでしょう。また大同生命は格付会社による評価も高いため、現在では財務状況の問題はなく今後のリスクも低いといえます。
 

大同生命のデメリット

保険会社選びでは、事前の下調べでデメリットについて調べておくことも大切です。大同生命のデメリットには以下のものが挙げられます。
 

●オンラインで申し込みできない
 
●保険料が高くなる可能性がある

 

大同生命のデメリット1：オンラインで申し込みできない

大同生命ではフリーダイヤルやメールフォームでの問い合わせが可能ですが、「オンラインによる直接申し込みには対応していません」。そのため見積もりを取る際は電話や問い合わせフォーム、来社などが必要で、他社と手軽に比較しにくい点がデメリットの1つです。
 

大同生命のデメリット2：保険料が高くなる可能性がある

保険料に関しては、特別高いという口コミはありませんが、実店舗が少なくオンラインで手軽に申し込める保険会社よりは保険料が高額になる傾向にあります。その点公式サイトで生年月日と性別を入力すれば手軽におおよその保険料が分かる保険会社もあり、保険会社への問い合わせなしで保険料が知りたい方にはおすすめできません。
 
気になる保険会社があれば、まずは見積もりを取ったり自身に適した保険を選ぶための相談をしたりなど、比較できるようにしてみましょう。
 

大同生命が向いている人の特徴

大同生命での契約が向いている方には、以下の特徴が挙げられます。
 

●リスクの低い保険会社を選びたい
 
●福利厚生を厚くしたい経営者

 

大同生命が向いている人の特徴1：リスクの低い保険会社を選びたい

大同生命は信頼性も高く、オンライン特化型の保険会社で心配な点である連絡の取りにくさや保険金が支払われなくなるリスクも低い保険会社です。業歴が長くこれまでに多くの企業から信頼を得てきた企業であるため、安全な保険会社を選びたい方には向いているといえます。
 

大同生命が向いている人の特徴2：福利厚生を厚くしたい経営者

そして大同生命は中小企業の経営者や個人事業主など、従業員を雇っている方向けの保険を幅広く取り扱っていることが特徴です。死亡時やけが・病気による入院時に従業員や家族の生活をサポートするのみでなく、法人で準備が必要な資金である「標準保証額」を算定したうえで個人のリスクと経営者としてのリスクを一体とした保険を提供します。
 
従業員に対する退職金や死亡退職金・弔慰金などの福利厚生を充実させたい経営者の方にも、大同生命は向いているといえるでしょう。
 

大同生命が向いていない人の特徴

以下の特徴に当てはまる方は、大同生命での保険契約が向いていない可能性があります。
 

●保険料の安さで決めたい
 
●その場で保険料を知りたい
 
●個人向けの保険を多数比較したい

 

大同生命が向いていない人の特徴1：保険料の安さで決めたい

大同生命は保険料の安さよりも、保障内容やサポートが充実していることが特徴です。シンプルな補償内容で保険料が安いプランも作成できますが、保険料の安さを一番重視する方はオンラインの申し込みに特化した保険会社がおすすめです。
 

大同生命が向いていない人の特徴2：その場で保険料を知りたい

個人の場合は公式サイトで情報を入力して概算の保険料を出すこともできず、直接保険を申し込むこともできないため、手軽に見積もりを確認したい方にもおすすめできません。公式サイトでは世帯主が万が一働けなくなった際に、家族の生活維持に必要な資金を計算する「ライフシミュレーション」があるため、大同生命を契約しなくても目安として一度試してみることをおすすめします。
 

大同生命が向いていない人の特徴3：個人向けの保険を多数比較したい

また、大同生命は中小企業や個人事業主など経営者向けの案内が多く、個人向けの保険は他社よりも少ない点がデメリットです。保障内容は充実していますが、個人をメイン顧客としている保険会社のほうが安心できる方にはおすすめできません。
 

大同生命まとめ

大同生命は創業120年を超えた歴史を持っており企業の知名度は高いですが、中小企業向けの保険を多く取り扱っているため、個人で加入している方は少ない傾向にある保険会社です。しかし口コミ・評判は高く、いざ保険金を請求した際になかなか支払われなかったり説明不足であったりなどの心配点は少ないといえるでしょう。
 
けがや病気で不安になっている顧客に寄り添ってくれる保険会社を探している方には、大同生命はおすすめです。
 

出典

大同生命保険株式会社
大同生命保険株式会社 その安心で、企業とともに未来をつくる。｜大同生命を知る
大同生命保険株式会社 会社概要・沿革
大同生命保険株式会社 最高の安心をお届けします
大同生命保険株式会社 介護収入保障保険 収入リリーフ
大同生命保険株式会社 収入リリーフ
大同生命保険株式会社 重大疾病保障保険 Jタイプ（無解約払戻金・無死亡給付金型）
大同生命保険株式会社 Jシリーズ
大同生命保険株式会社 定期保険 Lタイプα
大同生命保険株式会社 一時金型Mタイプ
大同生命保険株式会社 【2023年3月期決算記者会見資料】
大同生命保険株式会社 ライフシミュレーション
みん評 大同生命の口コミ・評判
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部