iPhoneを買い替えたところ、端末保険への加入を勧められました。夫は「壊したことがないのに保険料を払うのはもったいない」と言いますが、保険料を払ってでも備えておくメリットはあるのでしょうか?
端末保険の主なメリットは、故障や破損による突然の出費を抑えられることです。一方、何も起きなければ保険料を支払うだけで終わる可能性もあります。
では、端末保険には保険料を払ってでも加入するメリットがあるのでしょうか。本記事では、端末保険のメリットや注意点を確認しながら、加入を検討する際のポイントについて解説します。
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端末保険に入るメリットは突然の高額な修理費を抑えられること
端末保険に入る大きなメリットは、iPhoneを落としたり水にぬらしたりしたときの金銭的な負担を抑えられることです。
iPhoneには購入日から1年間の「Apple製品1年限定保証」があります。ただし、通常の使い方で発生した材質や製造上の問題などが対象です。落下などの事故による損傷は原則として保証されません。
一方、AppleCare+では、落下や水ぬれなどの事故による損傷も対象になります。2026年10月時点では、画面または背面ガラスの損傷なら3700円、その他の事故による損傷なら1万2900円のサービス料で修理などを受けられます。
また、「AppleCare+ 盗難・紛失プラン」では、盗難や紛失も1年間に2回まで対象となり、サービス料は1万2900円です。
上記の通り、AppleCare+は加入料金を払えば修理がすべて無料になるわけではありません。事故の内容に応じてサービス料が必要です。端末保険を比較するときは、保険料だけでなく、故障時の自己負担額も確認しましょう。
iPhoneを壊したことがない人は保険に入らない選択肢もある
端末保険は、加入すれば必ず金銭的に得をするものではありません。故障や事故がなければ、支払った保険料が戻ってくるわけではないためです。
これまでスマホを壊した経験がなく、普段から頑丈なケースや保護フィルムを使用して丁寧に扱っている人なら、保険に加入せず、その分のお金を貯めておく方法もあります。
また、故障して数万円の修理費が発生しても貯蓄から無理なく支払える家庭では、保険の必要性は低くなるでしょう。
ただし、「これまで壊したことがないから、今後も壊さない」とは限りません。購入直後に落としてしまうなど、事故は予測できないためです。突然の修理費が家計に大きく影響する場合は、故障経験がなくても保険で備えるメリットがあります。
端末価格や使い方から保険が必要か判断しよう
端末保険が必要か考えるときは、iPhoneの使い方にも注目しましょう。
例えば、仕事でも毎日iPhoneを使う人や、外出先で使用する機会が多い人、小さな子どもがiPhoneに触れる家庭などは、故障に備える意味が大きくなります。高額なiPhoneを購入して長く使う予定の人も、保険を検討する余地があるでしょう。
AppleCare+では、バッテリーが保持できる容量が本来の容量の80%未満になった場合、追加料金なしでバッテリー交換を受けられます。長く使う予定なら、故障だけでなく、このような補償も確認しておきましょう。
一方、短期間で新しい端末へ買い替える予定があり、万一の修理費も貯蓄から支払えるなら、保険に加入せず自分で備える方法もあります。
保険料だけで損得を考えるのではなく、端末価格や利用期間、使い方、家計の余裕を合わせて考えることが大切です。
端末保険は「突然の修理費を負担できるか」で考えよう
これまでiPhoneを壊した経験がなければ、端末保険の料金をもったいないと感じるのも自然なことです。ただし、端末保険には、予想外の大きな出費を抑える役割があります。
加入を迷ったら、「保険料の総額」「補償される故障や事故」「修理時の自己負担額」「盗難・紛失への補償」などを確認しましょう。
そのうえで、保険に入らず突然数万円程度の修理費が発生しても、家計に影響なく支払えるかを考えてみてください。急な出費が負担になる家庭や、高額なiPhoneを長く使いたい人なら、保険料を払って備えることには一定のメリットがあります。
夫婦で相談するときも「これまで壊したことがあるか」だけでなく、万一故障した場合に家計へどの程度影響するのかまで考えると、自分たちに合った選択をしやすくなるでしょう。
出典
Apple Inc. AppleCare+
Apple Inc. 料金および自己負担額AppleCare+、AppleCare+ 盗難・紛失プラン
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
