株式会社ビズヒッツ(本社：三重県鈴鹿市)は、男女500人を対象に「ボーナスで無駄遣いしたことに関する意識調査」を実施しました（※）。ボーナスの無駄遣い経験にはどんなものがあるのでしょう。
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部（ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ）
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女性のボーナスの無駄遣い1位は「服／ファッションアイテム」
今までで最も無駄だったボーナスの使い道を聞いたところ、女性の1位は「服／ファッションアイテム」(33人)となりました。「勢いで高額な商品を買ってしまった」「色違いで何枚も買ってしまった」「もっているのと同じような服を買ってしまった」などの声が多数寄せられました。
普段、1着買うのに吟味に吟味を重ねる人でも、ボーナス時期はセールの時期でもあり、財布のひもが緩んでしまうようです。冷静に考えたら「たいして欲しくなかった」という服まで買ってしまったという人も。
2位は「ブランド品」(32人)という結果になりました。「ブランド品が無性にほしい」という時期を経験した30～40代から多くの票が集まりました。
この頃は、もういい年なんだからいいものを持たなくてはと、ハイブランドのバッグや靴、時計を買いたくなるものです。しかし、「持っていく場所がない」「もったいなくて普段使いできない」などの理由で、ほとんど使わなかった人もいるようです。
3位は「美容／エステ／脱毛」(28人)。美容系の施術や、痩身エステ・脱毛は数十万単位のお金がかかるため、ボーナス払いを利用したり、ローンを組んだりする人も多いです。美容系施術やエステは効果がずっと続くわけでなく、無駄遣いをしたと思ってしまうのかもしれません。また、セルフ脱毛器を購入したが、面倒で使わなくなったという人もいました。
以下は「ギャンブル／宝くじ」「飲食代」「ゲーム関連」「ダイエットグッズ／ジム入会」「旅行」が続きました。
男性は「ギャンブル／宝くじ」「飲食代」など刹那的な使い方
男性の1位は「ギャンブル／宝くじ」(48人)でした。中でも、パチンコ・パチスロ・競馬・競艇で散財した人が多く、5割以上の人が10万円以上をつぎこんでいました。一攫千金を狙ったり、ボーナスをさらに増やそうとしたものの、うまくいかない人の方が多いと思われます。
2位は「飲食代」(26人)。「後輩を集めて飲みに行き、調子に乗って全部おごってしまった」「友達と飲み屋をはしごして、気づいたらボーナス殆ど使い切っていた」というように、大きなお金が入ったことで気が大きくなり、あっという間に使ってしまったという人もいるようです。
3位は「服／ファッションアイテム」(13人)でした。コート、スーツ、ジャケットなどの高額商品を衝動買いしたという回答が多く見られました。衝動的に買ったものの、結局ほとんど着なかったという人もいました。
4位は「投資」(11人)。「仮想通貨に投資し、その後大損」「夏のボーナスを株に突っこんだところ、最終損益マイナス5万円になった」「勉強も証券会社にも相談せずにFX投資を始めた。30万円が半年で0円になった」といった失敗談が寄せられました。このアンケートでボーナスを投資に使った人の平均金額は40万円でした。
同率4位は「ゲーム関連」、6位「車の購入・カスタム」、7位「スポーツ・アウトドア用品」となりました。
ボーナスを最も無駄遣いした平均は15.6万円
ボーナスを最も無駄遣いしたときの平均金額は15万6000円となりました。「5万〜10万円」が29.2%と最も多く、次いで「10〜30万円」が21.4%と、平均を超える金額を使っている人も多いことがわかりました。
平均金額以上にボーナスを無駄遣いした人の使い道の1位は「ブランド品」「ギャンブル／宝くじ」、3位「美容／エステ／脱毛」「投資」、5位「車の購入・カスタム」となりました。ブランド品では最高150万円、ギャンブルでは最高50万円のボーナスを使った人がいました。
ボーナスが出たら、気が大きくなってしまうかもしれません。貯金する金額はあらかじめよけておき、残ったお金を好きに使うのがいいでしょう。
※株式会社ビズヒッツ【ボーナスで無駄遣いしたことランキング】男女500人アンケート調査
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
