人気の衰えないポケモンカード。最も高値のついたレアカードはいくら？

ポケットモンスターは1996年に発売されたゲームから世に広まりました。「ポケモン」の名称で知られ、ゲームやカードなどさまざまなアイテムが人気を集めています。
 
特に、ポケモンカードは需要が高く、日本のみならず海外でも高額取引されているのが特徴です。そこで、この記事では最も高値で取引されたポケモンのレアカードについてご紹介します。

ギネス記録認定されたおよそ7億円のポケモンカードとは？

最も高値で取引されたのは「ポケモンイラストレーター」というカードで、取引額はなんと7億1780万円です。取引当時の価格はおよそ6億4600万円でしたが、円安の影響により7億を超える価格になりました。
 
個人での売買となっており、金額が最高額だったためにギネス世界記録に認定されています。購入したのはYouTuberでもあり格闘家のLogan Paul（ローガン・ポール）です。購入したカードについては、自身のYouTubeでも公開しています。
 

億で取引されているポケモンカード

「ポケモンイラストレーター」以外にも、1枚が億を超える価格で取引されているポケモンカードはほかにもあります。まず、リザードンの「1999 Pokemon Game Charizard Holo 1st Edition Gem mt 10」はおよそ4億3900万円で取引されたカードです。これはアメリカで取引されたもので、初版のカードとなっています。
 
日本では人気YouTuberであるHIKAKIN（ヒカキン）が「かいりきリザードン」を5000万円で購入したことが話題になりました。リザードンは人気キャラクターであり、「かいりきリザードン」は初版のもので世界に8枚しか存在していないレアカードのため、高額価格がついています。
 
ほかにも、カメックス「Pokémon　Blastoise　・009/165R　Commissioned Presentation Galaxy Star Hologram (Wizards of the Coast, 1998) CGC NM/Mint+ 8.5」はおよそ4億2800万円。
 
ルギア「2000 Pokemon Neo Genesis 1st Edition Holo Lugia ・9 BGS 10 PRISTINE」はおよそ1億7400万円で取引されるなど、世界的に高額価格で取引されていることが分かります。
 
ポケモンカードを資産価値と考えている人もおり、現代でも売り切れが続出するほど人気の高いアイテムです。現代では価格が高騰していないものでも、希少性があるものになれば思ってもみない価格で取引される可能性が考えられます。
 

PSAに登録されたカードは値段が高い？

PSAはトレーディングカードの真贋鑑定をおこなっているグレーディングサービスです。実は、PSA鑑定されているものとそうでないものでは同じカードでも価格が上下する可能性があります。そのため、高額カードを入手したい人や売りたいと考えているのであれば、PSA鑑定してもらうのがおすすめです。
 
しかし、PSA鑑定を依頼するのには結構な費用がかかるので、まずはPSAの公式サイトでナンバーを検索して登録されているかどうかの確認をしましょう。また、ポケモンカードを購入する際は個人間だとコピー商品が多く出回っているので注意しなければなりません。よって、売買をする場合はポケモンカードを専門に取り扱っている買い取り業者など、信頼度の高いところを利用しましょう。
 

今後も期待できるポケモンカードの価値

ポケモンカードは希少価値の高いレアなものであれば、高額で取引されます。また、その人気は日本のみならず、海外まで広まっているのが特徴です。人気キャラクターや生産された枚数が少ないものは、億を超えるほどの価格で取引されていることが分かりました。
 
ポケモンの人気は現在も上昇傾向にあり、今後も価値が上がることが期待されます。ただし、人気アイテムなだけに偽物も出回るケースがあるので、信頼度の高いところで売買するようにしましょう。
 

出典

株式会社ミニッツ　トレーディングカードの取引金額についての調査

 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部