【婚活費用】結婚相談所とマッチングアプリを徹底比較！

結婚につながる真剣な出会いを求めて、多くの人が利用している婚活サービス。
 
結婚相談所ネットワーク「日本結婚相談所連盟」を運営する株式会社IBJが発表した、直営・加盟相談所における「会員の増減率」によると、2018年から2021年にかけて、20代の結婚相談所入会者数の増加率は5割に達したとのことでした。
 
特に、男性の入会者が、大幅に増えていることが明らかになっています。
 
そこで本記事では、婚活で必要となる費用について、初期費用と月額費用に分けて解説します。

【初期費用比較】結婚相談所orマッチングアプリ

婚活サービスには、結婚相談所やマッチングアプリ、婚活サイト、婚活パーティーなどがあります。
 
今回は、その中でも、現在需要が高まっている「結婚相談所」と「マッチングアプリ」の費用を比較していきます。
 
まずは、初期費用をみてみましょう。
 
株式会社リクルートが運営する婚活アプリ「ゼクシィ縁結びエージェント」によると、初期費用として必要な入会時費用の相場は10～20万円。
 
業界最大手の結婚相談所「O-net」では、入会金3万3000円、活動初期費用8万3600円、合計11万6600円（税込み）となっており、金額に男女差はありません。
 
対して、マッチングアプリの多くは、登録料や入会金などの初期費用は無料。
 
初期投資の大きさで考えれば、マッチングアプリの方が気軽に始めやすいといえるでしょう。
 

【月額費用】婚活サービスの相場を調査

続いて、結婚相談所とマッチングアプリの月額費用相場をご紹介します。
 

結婚相談所

株式会社リクルートが運営する婚活アプリ「ゼクシィ縁結びエージェント」によれば、結婚相談所の月額費用相場は5000～2万円。
 
加えて、成婚した場合に結婚相談所に支払う成果報酬「成婚料」が、別途20万～30万円ほど必要です。さらに、お見合いをするたびに、「お見合い料」として5000円程度かかるケースもあります。
 
仮に1年間利用した場合、初年度は初期費用を含めおよそ16万～44万円、お見合いしたり成婚したりした場合は、さらに費用が加算されます。
 
業界最大手の結婚相談所「O-net」では、月額1万6500円（税込み）で、成婚料、お見合い料はなし。月額以外に料金がかかる項目の有無で、必要な費用が大きく変わってくるでしょう。
 

マッチングアプリ

マッチングアプリの月額費用は、無料〜4500円ほどが相場。
 
図表1のように、女性は無料、男性のみ月額料金が発生するアプリも多いようです。
 
図表1

	【男性】月額料金（税込み）	【女性】月額料金（税込み）
A社	3400円～	無料
B社	3700円～※メッセージのやり取りから有料	無料
C社	2400円～	2400円～

※筆者作成
 
仮にA社のサービスに登録した場合、男性は年間4万800円（税込み）、結婚相談所の費用のおよそ4分の1となります。
 

費用だけではなく、サポート内容にも注目して選ぼう！

結婚相談所とマッチングアプリの費用を単純に比較すれば、その差は4倍以上です。
 
しかし、結婚相談所の場合、マッチングアプリにはない、経験豊富なアドバイザーによる婚活計画の提案やコミュニケーションサポート、イメージアップサポートなどの、手厚いサービスを受けられる場合もあります。
 
タメニー株式会社が、20～39歳の未婚男女2400人に対して実施した「結婚相手との出会い方」に関する調査によれば、結婚相手と自然に出会うのは難しいと感じている人は、20～30代未婚男女の66.0％もいました。
 
婚活に悩む人が増えている今、料金だけではなく、サポート内容も十分に検討したうえで婚活サービスを選ぶことが、結婚への近道といえるのかもしれません。
 

出典

株式会社IBJ 直営・加盟相談所における『会員の増減率』
タメニー株式会社 「結婚相手との出会い方」に関する調査
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー