今回は、ギネスに載っている世界一高いチョコが、5円チョコ何個分になるのかを調査しました。併せて、日本のロングセラー商品も紹介しています。明日からまわりにちょこっとした知識を披露してみましょう。
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部（ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ）
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ギネスブックに認定された世界一高いチョコ
世界で最も高いチョコは、スイスのAttimo Chocolate Zurich社が作った「La Chuorsa」で、1キログラムあたり6268.50ポンド（約108万4451円）になります。2019年10月31日、ギネス世界記録に認定されました（※為替レートは、2023年6月1日始値に近い、1ポンド173円で計算。以下同様）。
これのチョコバーの販売価格は、80グラム、501.75ポンド（約8万6803円）で、1グラムあたりの値段は、約1085円と、後述の日本のガーナミルクと比べて、420倍以上も高くなっています。
このチョコバーには、以下のような贅沢な材料が使われています。
・スイスで栽培されたサフラン
・砂糖漬けしたオレンジチップス
・ベネズエラ産チョコレート68％
このチョコは、過去に50個限定で販売されていましたが、2023年6月現在、公式サイトはメンテナンス中ですので、購入できるかは不明です。
ほかにも世界一高いと掲げたチョコはある
実は、ギネスに認定された世界一高いチョコは、ほかにもありました。
一つ目は「Cadbury’s chocolate bar」で、世界で最も高額で落札されたチョコレートバーです。2001年、イギリスのロンドンにて、匿名のバイヤーが470ポンド（8万1310円）で落札しました。
このチョコレートバーは、20世紀初頭に、ディスカバリー号による南極探検の際に持っていかれた、貴重なものです。このチョコは、イギリスのチョコレートメーカー、キャドバリーで作られました。10センチほどの長さのチョコレートバーは、タバコの缶に入れられたまま包装されていたようです。
二つ目は「Golden speckled egg」で、世界で最も高額で落札されたチョコレートエッグです。2012年、イギリスのロンドンにて、7000ポンド（121万1000円）で落札されました。
このエッグは、イタリアのチョコレートメーカー、アメデイが作り、食用の金箔（きんぱく）を使い、内部は高級手作りチョコとトリュフで満たされています。重さは50キロ、高さは107センチ、幅は54センチと市販のチョコレートエッグに比べてかなり大きいことが分かります。
日本で買えるロングセラーチョコ
続いて、以下に、日本でロングセラーのチョコを紹介します。
・ガーナミルク
・チョコベビー
・ごえんがあるよ
ほかにも、日本には数十年続く商品がいくつもあり、店頭で見かけることも多いでしょう。
ガーナミルク
ロッテから販売されている、板チョコです。内容量は、1個50グラムで、公式サイトでは、129円で売られています。誕生は1964年で、59年以上のロングセラー商品です。スーパーなどで、見かけることが多いのではないでしょうか。
1グラムあたりの値段は、2.58円です。
チョコベビー
明治から販売されている小粒チョコです。内容量は、1個32グラムで、ネット上では150円ほどで売られています。誕生は1965年で、58年以上のロングセラー商品です。お子さんに、おねだりされた方もいるのではないでしょうか。
1グラムあたりの値段は4.6875円です。
ごえんがあるよ
チロルチョコから販売されている、一口サイズのチョコです。内容量は、1袋44.8グラムで、ネット上では、100円ほどで売られています。1984年から販売されており、39年以上のロングセラー商品です。駄菓子屋さんで、買った方もいるのではないでしょうか。
1グラムあたりの値段は、約2.23円です。
5円チョコなら1万3110個食べられる
では、世界一高いチョコ（La Chuorsa）を1個買うお金で、日本のチョコは、どれくらい食べることができるのでしょうか。以下の表にまとめました。
| 商品名 | 個数 |
|---|---|
| ガーナミルク | 約672個 |
| チョコベビー | 約578個 |
| ごえんがあるよ | 約868袋 |
※筆者作成
※La Chuorsaは1個、8万6803円で換算
このように、一日では食べきれないほどのチョコを買うことができます。ちなみに、「ごえんがあるよ」は、1袋約16個入りで、枚数に直すと約1万3888個になります。
つまり、5円チョコならば、「約1万3888個」食べられます。世界一高いチョコは、80グラムしか食べられませんが、5円チョコならば、約3万8886グラムと、およそ486倍も多く食べられます。
ただし、食べすぎておなかを壊す可能性がありますので、お金に余裕があっても、買う量はほどほどにしましょう。
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナ
