期間工の月給ってどれくらい？ 溶接や組み立てなど、仕事内容とあわせて紹介！
配信日: 2023.07.04
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執筆者：FINANCIAL FIELD編集部（ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ）
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期間工の月給はどのくらい？
期間工はメーカーの工場などで有期雇用される働き方のことで、月収は手当がついて30万円前後支給されるケースが一般的です。勤務先に直接雇用される契約社員であり、ほとんどが社会保険に加入できるほか、有給休暇も取得できます。
ただし、有期労働契約のため、最長2年11ヶ月までしか勤務できません。同じ勤務先に継続して雇用してもらうには、正社員登用を目指す必要があります。なお、支給条件はメーカーにより異なるため、手当や勤務体系、みなし残業などは各々の募集要項を確認しましょう。
期間工の仕事内容とは？
期間工は、自動車メーカーの製造業務に従事するケースが多くなっています。たとえば、部品製造・プレス・溶接・塗装・組み立て（組付け）・検査など、製造工程にかかわるいずれかのポジションを任せられます。どのポジションも研修を実施してから任せられるので、未経験者も働きやすい環境です。
・部品製造
部品製造では自動車部品の加工や組み立て作業を行うため、基本的には重量物を扱う心配がなく、女性も活躍できる現場です。ただ、単純な組み立てだけでなく、細かな作業を任せられる可能性があります。部品製造を希望する場合は、部品メーカーの募集を探してみましょう。
・プレス
プレスは、専用機械で鋼板を成形する工程です。自動化されているので工程管理や製品検査が主な仕事となります。ただし、材料のセットや仕上げ作業もあるため、機械の取り扱いには注意が必要です。
・溶接
溶接の工程では、プレスで加工したパーツをつなぎ合わせる作業が必要です。主に溶接ロボットが行いますが、パーツの溶接など手作業も発生します。プレスされたボディ部品のセットや製品検査も一緒に行います。
・塗装
塗装の工程では自動車のボディ洗浄後に、電着塗装・シーラー塗装・本塗装を行います。ロボットがメインの塗装を行うため、バリやごみを取り除いたり、シーリングで継ぎ目を埋めたりするのが主な作業です。また、機械が塗装できない部品については、直接塗装を行う必要があります。
・組み立て（組付け）
組み立ての工程では、車体に各パーツを取り付けていきます。一般的には、ライン生産方式で組み立てられるケースが多く、ベルトコンベアのライン上に作業員が数名配置され、各パーツを取り付けて車体を完成させます。素早さが求められる工程です。
・検査
検査の工程では、数百項目にわたる検査をクリアしているかチェックを行います。傷・汚れ・異音・走行など不具合がないか、1台ずつ徹底的に検査を実施します。全ての項目をクリアした車は完成品として売り出されます。
期間工は稼げるやりがいがある仕事
期間工は雇用期間が決まっているものの収入が高く、努力次第で正社員登用を目指せる働き方です。月収が多く、雇用保険への加入や有給休暇の取得ができるなど、待遇も正社員とほぼ変わらないためやりがいを感じやすいでしょう。仕事内容はどのポジションを担当するかによって大きく変わるので、希望するポジションがある場合は求人情報をよく確認してください。
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
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