【地味に気になる】ボブカットにしようと思っています！ロングと比べてヘアケア費用をどれだけ節約できますか？

家事や仕事で疲れていて、入浴を面倒に感じた経験がある人は多いのではないでしょうか。とくにロングヘアの場合、髪を洗ったりドライヤーをかけたりするのに手間がかかります。

そこで今回は、ロングヘアの方はボブヘアにすることで、シャンプー代やドライヤー代をどれくらい節約できるのかを解説します。節約のために髪を切った人、これから切ろうと思っている人はぜひ参考にしてください。

【ボブVSロング】シャンプー代・トリートメント代を比較

総務省が公表する「小売物価統計調査 動向編（2023年10月）」によると、東京都区部のシャンプーの平均小売価格は340mlあたり326円です。
 
1mlあたりの価格は約0.96円となります。シャンプーの使用目安は、ミディアムヘア（あごから肩）で約6g、セミロングヘア（肩～脇の下）で約10gです。mlをg換算すると多少異なりますが、今回は同じ量として考えていきましょう。シャンプー代の目安はボブヘアの方が1回約5.76円、ロングヘアの方が1回約9.6円となります。
 
市販のトリートメントに関するデータがなかったため、今回は200gで1000円のトリートメントを使用していると仮定します。1gあたりの価格は約5円です。
 
トリートメントの使用目安はシャンプーと同量なため、シャンプー代の目安はボブヘアの方が1回約30円、ロングヘアの方が1回約50円となります。
 
シャンプー代・トリートメント代を合算すると、ボブヘアの人は1回約35.8円、ロングヘアの人が1回約59.6円となります。毎日髪を洗う場合、年間（365日）費用はボブヘアの人は約1万3067円、ロングヘアの人が約2万1754円となり、1年間に約8687円の節約が可能です。
 

【ボブVSロング】シャワー代を比較

今回は、ロングヘアからボブヘアにしたことでシャワー時間を1分間節約できると仮定します。資源エネルギー庁によると、45℃のシャワーを1分間短縮した場合、年間でガス代を約2070円、水道代を約1140円節約できるとされています。ロングヘアからボブヘアにして、シャワー時間を1分間短縮できた場合の節約効果は年間で約3210円です。
 

【ボブVSロング】ドライヤー代を比較

株式会社AWAが10代以上の女性を対象に行った調査によると、ドライヤーの使用時間で最も多かったのは5～10分でした。ロングヘアの方を中心に15～20分程度かかる人もいるようです。今回は、ロングへアからボブヘアにしたことでドライヤーをかける時間を5分短縮できると仮定します。
 
なお、電気料金の単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が定めている1kWhあたり31円（税込）を使用します。これらをもとに1200Wのドライヤーを1分間使用したと仮定して計算すると、電気代は約0.62円です。
 
つまり、ロングへアからボブヘアにしたことで節約できる電気代の目安は1回あたり約3.1円、年間で約1131.5円となります。ただしドライヤーの機種や使用時間は人それぞれ異なるため、あくまでも目安と考えてください。
 

髪を切ると節約効果が大きい

ロングヘアの方がボブヘアにカットした場合、年間でシャンプー代・トリートメント代を約8687円、シャワー代を約3210円、シャワー代を約1131.5円節約できます。合計すると約1万3028.5円の節約が可能です。
 
このことから、髪を切ることの節約効果は大きいと考えられます。今回紹介した費用もあくまで目安です、節約ができるにこしたことはないですが、お金にとらわれすぎず、自分が好きだと思えるヘアスタイルを楽しんでいきましょう。
 

出典

政府統計の総合窓口 小売物価統計調査 小売物価統計調査（動向編） 月次 2023年10月

省エネポータルサイト 風呂・トイレ | 無理のない省エネ節約

公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会 よくある質問 Q&A

株式会社AWA ドライヤーの使用時間にかんする調査（PR TIMES）

 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー