「広島東洋カープ」や「恐竜」などの図柄入りナンバープレートで愛車に特別感を！入手するにはいくらかかる？

図柄入りなどデザインの入ったナンバープレートを見かけることが増えてきました。地域ならではの特別なデザインもあり、ナンバープレートでほかの車との違いを見せるなど、さまざまな楽しみ方が可能です。
 
そこで今回は、「図柄入り」や「フルカラー」のナンバープレートを入手する方法や、手数料としていくらくらいかかるのかを調べてみました。お気に入りのデザインを見つけて、愛車をドレスアップして特別感を演出してみるのもいいでしょう。

「図柄入りナンバープレート」とは？

「図柄入りナンバープレート」とは、「走る広告塔」としてイベントを盛り上げたり、地域を元気にしたりすることが目的で作られた特別なナンバープレートです。全国共通デザインと地域別デザインに分かれています。
 

【全国共通デザイン】

全国共通デザインの図柄入りナンバープレートは、期間限定で全国の希望者が申し込めます。2024年2月時点で交付申し込み受け付け中の図柄入りナンバープレートは以下の二つです。
 
・全国版図柄入りナンバープレート（令和4年度版）
47都道府県の花がデザインされている花柄のナンバープレートで「立ち上がれ！美しい日本」という思いが込められています。交付期間は、2022年4月18日から2027年4月30日までです。
 
・大阪・関西万博ナンバープレート
2025年に開催される日本国際博覧会を記念した特別仕様のナンバープレートで、交付期間は2022年10月24日から2025年12月26日までです。
 

【地域別デザイン】

地域ごとの風景や観光資源をデザインしたご当地ナンバーで、管轄地域ごとに申し込めます。第1弾は41地域で2018年10月1日から、第2弾は17地域で2020年5月11日から、第3弾は10地域で2023年10月23日から交付を開始しています。
 
杉並であれば「杉並続くみどりいっぱいのまち」、福井であれば「恐竜」、広島であれば「広島東洋カープ」など、地域ごとに魅力を発信しているようです。
 

「図柄入りナンバープレート」の入手方法と手数料は？

「図柄入りナンバープレート」は、自分でWebから、または近くのディーラー・整備工場・行政書士に相談して申し込めます。新車や中古車を購入する際はもちろん、今乗っている車のナンバープレートを図柄入りに交換することも可能です。
 
図柄入りナンバープレートの交付手数料は、地域によって異なりますが、国土交通省によると、費用の目安は以下の通りです。
 

全国版図柄入りナンバープレート（2枚セット※1枚の場合は半額）

登録自動車中板：7700～9200円
登録自動車大板：1万1680～1万5800円
軽自動車：7720～1万10円

 

大阪・関西万博特別仕様ナンバープレート（2枚セット※1枚の場合は半額）

登録自動車中板：7700～9200円
登録自動車大板：1万1680～1万5800円
軽自動車：7920～1万10円

 

地方版図柄入りナンバープレート（2枚セット※1枚の場合は半額）

登録自動車中板：7380～9100円
登録自動車大板：1万850～1万5800円
軽自動車：7410～1万10円

 
交付手数料に加えて、1000円以上の寄付をすると、フルカラー版の選択ができます。寄付のない場合はモノトーン版です。廃車などでナンバープレートを取り外す場合は、不正使用防止の穴を開けることで記念に残しておくことができるようです。
 

イベントや地域を応援しながら愛車に特別感を演出しよう

図柄入りナンバープレートは、国を挙げて開催するイベントや地域を応援できる取り組みです。全国共通デザインと地域別デザインがあり、交付手数料は地域にもよりますが、前後2枚だと7500～1万5000円ほどで、1枚だと半額で購入可能です。1000円以上の寄付をすることでフルカラー版が選べます。
 
この機会に、イベントや地域を応援しながら愛車をドレスアップして特別感を演出してみるのもいいでしょう。
 

出典

国土交通省
　図柄入りナンバープレート
　自動車 地方版図柄入りナンバープレート
　全国版図柄入りナンバープレート【登録自動車 中板】交付手数料（2枚セット）
　大阪・関西万博特別仕様ナンバープレート【登録自動車中板】交付手数料（2枚セット）
　地方版図柄入りナンバープレート【登録自動車 中板】交付手数料（2枚セット）
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー