「自由席」と「指定席」と「グリーン席」って、具体的にどのようなところが違うの？ 特徴やお得に乗る方法について教えて！
配信日: 2025.03.06
本記事では、グリーン席とは何か、そして「自由席」と「指定席」との違いについても分かりやすく紹介します。座席の違いを理解して、春の行楽シーズンを満喫しましょう。
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部（ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ）
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「自由席」「指定席」「グリーン席」の違いとは
ここからは、「自由席」「指定席」「グリーン席」の違いについて詳しく解説します。
「自由席」の特徴
自由席とは、普通運賃とは別に「特急券」や「特急料金」を支払って乗車する特急列車や新幹線などに設置されている座席です。
自由席は、指定席のように特定の席を確保するものではないため、指定席よりも割安な運賃で乗車できる可能性があります。ただし、座席を指定できないことから、満席の場合は座れなかったり、好きな座席に座れなかったりなど、混雑状況や運行状況による影響を受けやすい傾向があるというデメリットもあります。
「指定席」の特徴
指定席とは、特急列車や新幹線などに設置されている座席です。あらかじめ自分の座る席を確保できるため、自由席よりも料金が割高に設定されている傾向があります。
「グリーン席」の特徴
グリーン席とは、普通列車や特急列車、新幹線に設置されている座席のことです。普通運賃以外に別途料金が発生するものの、リクライニング付きの特別なシートを利用できたり、コンセントや無料Wi-Fiを利用できたりするなどの設備もサービスも充実しているようです。
ただし、普通列車のグリーン席は、指定席として購入できないため、席の確保はできません。そのため、割増運賃を支払っても座席に座れないケースもあるため注意が必要です。
距離によって変わる？ お得に乗る方法とは
JRの「スマートEXサービス（往復割引）」では、片道の営業キロが600キロを超える区間の往復行程を一括で購入することで、片道ずつ購入するよりも割安な価格で乗車券を購入できるとされています。
片道あたり200円分割引（ただし繁忙期は通常の200円増し）となるため、往復400円引きで利用可能とされているようです。ひんぱんに新幹線を利用する方や、ご家族で新幹線に乗車する方は、利用を検討するのもよいでしょう。
それぞれの席の特徴を知って、快適な旅をしよう
今回は、自由席、指定席、グリーン席の違いについて解説しました。グリーン車は、普通車両よりも割高な割増運賃が発生するものの、特別な設備やサービスを利用できるとされています。ただし、座席の指定ができない普通列車のグリーン車の場合は、混雑していて座れない可能性もあるため、グリーン券の購入には注意が必要です。
今回ご紹介した内容を参考に、目的に合った車両や座席を選ぶとよいでしょう。
出典
東海旅客鉄道株式会社・西日本旅客鉄道株式会社・九州旅客鉄道株式会社 スマートEXスマートEXサービス（往復割引）
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
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