20年以上前の「バカラ」が実家の食器棚から出てきました。ブランド食器を上手に 「現金化」する方法はありますか？

バカラは長い歴史を持つブランドであり、その製品には高い品質が求められるため、適切な方法であれば高値で売却できる可能性があります。
 
そこで今回は、バカラのグラスの価値、売却方法について解説します。ぜひ参考にしてください。

バカラのグラスの定価はどれくらい？

バカラは、1764年にフランス・ロレーヌ地方で設立されたクリスタルガラス製品のブランドとされています。その価格は商品ごとに異なり、用途やデザインによって幅広い選択肢があるようです。
 
例えば「エブリデイ ミニ ショットグラス 6客アソートセット」は13万2000円、「グラス 金縁千筋 2客セット」も同じく13万2000円ですが、これに対して「シャトーバカラ ワイングラス」は1万7600円と、比較的手ごろな価格で購入できる商品もあるようです。
 

20年以上前のグラスに価値はつく？

20年以上前のグラスは、保存状態や希少性、ブランドの人気によって価格が変動する可能性があります。具体的には、欠けやヒビがなく、箱や付属品がそろっている場合であれば、査定額も高くなりやすいとされているようです。また、状態が悪くても廃盤品や限定品など希少性が高いものは一定の価値が認められることもあります。
 
例えば「オールドバカラ」などはコレクターの間で需要が高く、高額査定となる可能性があります。また「アルクール」や「ローハン」などの人気シリーズは、買い取り市場で安定した需要があるようです。そのため、古い製品でも価格がつきやすい傾向があるとされています。
 

バカラのグラスを高く売るコツは？

バカラのグラスを高く売るコツはおもに以下の3つです。
 

・きれいな状態にする
・箱や付属品は一緒に売る
・複数の業者に査定を依頼する

 
1つずつ解説します。
 

きれいな状態にする

買い取りに出すグラスは、可能な限りきれいにしておくことが重要です。未使用品であればそのままの状態で査定に出す方が価値を保ちやすいといえますが、使用済みの場合でもホコリや汚れを軽く拭き取ることで査定時の印象がよくなる可能性があります。
 
ただし、無理にこすったりすると傷がつき、逆に評価が下がるおそれがあるため注意が必要です。
 

箱や付属品は一緒に売る

箱や付属品がある場合は、一緒にまとめて売るとよいでしょう。付属品がそろっていることで保存状態がよいと判断され、査定額が上がる可能性があります。
 
また、箱の変色を防ぐために、直射日光の当たらない場所で保管しておくことも推奨されます。
 

複数の業者の買い取り価格を比較検討する

複数の業者に査定を依頼し、相見積もりを取ることも有効な方法とされているようです。同じグラスでも業者によって査定額やサービス内容が異なる場合があるため、比較検討することで納得のいく買い取り価格につながる可能性があります。
 
複数の業者に査定を依頼することは少々手間がかかりますが、納得のいく価格で売るためには必要な手段でしょう。
 

バカラのグラスを売却するにはどんな方法がある？

グラスを売却する方法は、おもに以下の3つです。
 

・ネットオークションやフリマアプリを利用
・リサイクルショップに売却
・ブランド食器専門の買い取り業者に売却

 
ネットオークションやフリマアプリを利用すれば、個人間で売買ができる可能性があります。ただし、出品作業や購入者とのやり取りなどの手間がかかることがあります。
 
リサイクルショップに持ち込む場合、手間をかけずに売却できる場合もあるでしょう。ただし、専門的な査定が行われない可能性があるため注意が必要です。
 
ブランド食器を専門に扱う買い取り業者を利用する場合は、適切な査定を受けられる可能性があります。出張査定を利用すれば、自宅にいながら査定してもらえるため、手軽に売却を進められるでしょう。
 
それぞれの方法に特徴があるため、自身の状況に合った方法を選ぶとよいでしょう。
 

まとめ

今回は、バカラのグラスの価値や売却方法について解説しました。バカラは長い歴史と高い品質を持つブランドで、今回ご紹介したポイントを踏まえて売却することで、高価で売却できる可能性があります。
 
納得のいく取引をするためにも、状態を整え、複数の業者に査定を依頼し比較検討しましょう。
 

出典

Baccarat エブリデイ ミニ ショットグラス 6客アソートセット
Baccarat グラス 金縁千筋 2客セット
Baccarat シャトーバカラ ワイングラス
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー