結婚式で“おじ・おば夫婦”に「お車代5万円」渡したら、ご祝儀も“5万円”でショック! 夫婦なら「7万~10万円が相場」だと思いますが、今後の付き合いを考えるべきでしょうか? 折り合いをつけるポイント
しかし、いただいたご祝儀を開けるとお車代と同額だった場合「実質的にお祝いをもらっていない」と戸惑いや疑問を抱くのは当然のことかもしれません。
結婚式のような冠婚葬祭では、金銭的な負担の偏りが、今後の親戚付き合いに対する疑問や不信感に直結することもあります。
本記事では、夫婦で結婚式に参列する場合の費用負担の一般的な金額や、親族間でのご祝儀に関するルールを確認する方法、そして今後の親戚付き合いにおいて角を立てずに気持ちの折り合いをつけるポイントを解説します。
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目次
おじ・おばが参列する場合の一般的なご祝儀額とは
まず、おじ・おばが参列する場合のご祝儀の平均額について紹介します。一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会が実施した「第6回婚礼に関するアンケート調査報告書(2023年)」によると、おじ・おばのご祝儀の平均額は「8万1629円」でした。
回答別割合で見ると、3万円が12.9%、5万円が35.0%、7万円が2.7%、10万円以上が43.8%という結果でした。ただし、この調査結果はおじ・おばが1人で参列した場合の金額で、夫婦参列での金額ではありません。
一般的に、おじ・おばが夫婦そろって参列する場合のご祝儀額は「7万円〜10万円」が相場とされています。日頃の関係性によっても異なりますが、親族で年齢が下になる「おい・めい」の結婚式に夫婦参列で渡す場合には、少し多めの「10万円」を包む人が多いようです。
ご祝儀が「5万円」になった理由
一般的な相場が7万円〜10万円とされるなかで、なぜご祝儀が5万円だったのでしょうか。その背景には、いくつかの要因が考えられます。
1つ目は、おじ・おば夫婦の経済的な事情です。すでに年金生活に入っているなどの事情がある場合、冠婚葬祭への高額な出費が家計を圧迫するため、やむを得ず5万円にとどめた可能性があります。
2つ目は、お車代の受け取りに関する認識のズレです。「お車代が出ないことを想定してご祝儀を5万円にした」ということも考えられます。または「お車代は辞退するつもりだったものの、その場では断りきれずに受け取ってしまった」ケースもあるでしょう。
3つ目は、親族間において「ご祝儀は夫婦であっても一律5万円とする」など、独自のルールが存在している可能性です。この場合、世間一般の相場は関係なく金額が決まります。
このように理由があって「5万円」を渡している可能性も考慮することが重要です。
親族間でご祝儀額を確認する方法
そこで、親族特有のルールがないか確認してみましょう。自分の両親を通じて親族間の慣習を確認することが、確実で角が立ちにくい方法です。
・親戚同士のお祝いごとでは、負担を減らすために一律5万円とする
・遠方から参列する場合でも、お車代は渡さない
このように、上の世代で共有されている暗黙のルールが存在するケースもあります。もし、このような取り決めがあったのであれば、おじ・おばの対応も親族内では一般的なものだった可能性があります。
今後の親戚付き合いのポイント
両親に確認した結果、親族内でのルールは特になく、単に金銭感覚の違いだった場合、今後の親戚付き合いでは「交際費の予算設定」をあらかじめ考えておくことがポイントになります。
今後、おじ・おばの家でお祝いごと(いとこの結婚や出産など)があった際には、今回いただいた金額を参考にして、渡す金額を決めても良いかもしれません。例えば、遠方での結婚式に招待された場合には、同様に夫婦で5万円を包むという方法もあります。
このように、今後は「相手からいただいた金額」を基準としながら、無理のない範囲でお祝いの気持ちを示すのも1つの方法です。相手との金銭感覚の差を把握しておくことで、今後の付き合いにおける不公平感を抑えやすくなります。
ただし、周囲との関係性によっては、あまりにも低い金額設定が別の親族から「非常識」と受け取られる可能性もあります。そのため、単純に相手の金額へ合わせるのではなく、一般的な相場やその場の状況も考慮しながら、大人として無理のない対応を考えることが大切です。
親戚間の慣習を確認したうえで付き合い方を考える
結婚式でお車代とご祝儀のバランスが崩れた場合、割り切れない気持ちになることもあるでしょう。しかし、親族間のお金に関するルールは、世間一般の相場とは異なる場合があります。
まずは両親などを通じて、親族内に独自のルールや慣習がないか確認してみましょう。そのうえで、今後の親戚付き合いでは、今回の経験を参考としながら、無理のない範囲で適切な予算設定をするなどの工夫が大切です。
ただし、親戚付き合いでは、その場にいる全員が同じ金銭感覚とは限りません。単純に相手と同じ金額に合わせるのではなく、一般的な相場や周囲との関係性もふまえながら、自分自身が納得できる大人としての対応を考えてみてはいかがでしょうか。
出典
一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会 第6回婚礼に関するアンケート調査報告書
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
