家族を見送るため「入場券」で改札内へ。せっかくなので駅ナカで「2時間」買い物していざ帰ろうとすると「追加料金が必要」と言われてビックリ! 入場券だけではダメだったのでしょうか?
ところが、駅構内で長く過ごすと、帰るときに追加料金が必要になる場合があります。「入場券を買ったのになぜ?」と驚くかもしれません。
本記事では、入場券で2時間を超えて駅構内にいた場合のルールや追加料金、Suicaを使う場合の注意点を解説します。
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入場券には「2時間以内」という時間制限がある
入場券は、列車に乗らず、見送りや出迎えなどの目的で駅の改札内に入るためのきっぷです。ホームまで家族を見送りたい場合などに利用できます。ただし、入場券を購入すれば、当日は何時間でも駅の中にいられるわけではありません。
JR東海によると、JR北海道、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR九州の全駅では、入場券の使用時間は「発売時刻から2時間以内」です。
注意したいのは、時間を数え始めるタイミングです。紙の入場券では、基本的に「改札に入った時刻」ではなく「入場券を発売した時刻」が基準になります。
例えば午前10時に入場券を購入し、10時10分に改札へ入った場合、2時間の基準になるのは10時10分ではなく10時です。そのため、見送り後に駅ナカで買い物をするなら、入場券の発売時刻を確認しておくと安心でしょう。
なお、入場券では列車に乗ることはできません。列車を利用する場合は、別途乗車に必要なきっぷなどを用意する必要があります。
2時間を超えると入場料金が追加でかかる
入場券の使用時間を超えると、追加料金がかかります。JR東海によれば、2時間を超えた場合、超えた時間に対して2時間ごとに入場料金が加算される仕組みです。
例えば、入場料金が150円の駅で大人1人が入場券を購入したとしましょう。発売時刻から2時間以内に出れば150円ですが、2時間を超えて4時間以内なら、さらに150円が加算されて合計300円となります。
つまり「駅ナカで買い物をした時間が2時間以内なら大丈夫」とは限りません。
例えば、見送りに30分かかり、その後に2時間買い物をすると、駅構内で過ごす時間は合計2時間30分程度になります。さらに紙の入場券では発売時刻が基準となるため、購入してから改札に入るまでの時間も考慮する必要があります。
駅ナカでゆっくり過ごす予定がある場合は、見送りや食事などにかかる時間も含めて考えておきましょう。
Suicaの「タッチでエキナカ」でも2時間を超えると追加料金が必要
JR東日本の対象駅では、紙の入場券を購入せず、Suicaで駅ナカへ入る「タッチでエキナカ」を利用できます。対象駅でSuicaを使って入場し、同じ駅の自動改札機を2時間以内に出ると、出場時に入場券と同額の料金がチャージ残額から自動的に差し引かれます。
紙の入場券と同じく「2時間」がポイントですが、時間を数え始めるタイミングは異なります。紙の入場券は「発売時刻」が基準なのに対し、タッチでエキナカは「入場時刻」が基準です。
また、入場から2時間を超えると、そのまま自動改札機から出ることはできません。改札窓口で、超えた時間に対して2時間ごとに料金を精算する必要があります。
なお、タッチでエキナカはすべての駅や改札で利用できるわけではなく、新幹線改札も対象外です。利用する際は対象駅や利用条件を確認しておきましょう。
まとめ
JR東日本やJR東海などでは、紙の入場券の使用時間は発売時刻から2時間以内です。そのため、家族を見送った後に「2時間くらい買い物をしよう」と考えると、見送りに使った時間などが加わり、追加料金が発生する可能性があります。
また、Suicaの「タッチでエキナカ」にも2時間の制限がありますが、こちらは入場時刻が基準です。
見送り後に駅ナカで買い物や食事を楽しむ場合は、紙の入場券なら発売時刻、タッチでエキナカなら入場時刻を確認しておきましょう。あらかじめ時間制限を知っておけば、追加料金に驚くことなく、余裕を持って駅ナカを利用できます。
出典
東海旅客鉄道株式会社
東日本旅客鉄道株式会社 IC入場サービス「タッチでエキナカ」の利用
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
