新幹線で「大人1人+未就学児2人」で“自由席”の3列シートを利用中、他の人に「幼児は無料なのに場所を取って非常識」と責められた! 乗車時は混んでなかったし、ルール上問題ないですよね?
未就学のこどもは大人の膝の上での乗車が前提となっており、こどもが1人で1席の指定席を使用する場合は、0歳の赤ちゃんであったとしてもこども料金が必要です。自由席の場合は、空いている座席にこどもが1人で座っても問題ないとされています。
本記事では、新幹線のこども料金についてのルールを確認し、無料で新幹線に乗車することができる幼児が自由席に座ることは非常識なのかどうか考えます。
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未就学児は新幹線に無料で乗れる
新幹線では、小学生の場合はこども料金として大人の半額、中学生から大人料金というルールがあります。0歳から5歳までの未就学児は、原則無料です。ただし、無料になるのは有料の乗客1名につき未就学児2名まで、こどもは大人の膝に座るなど座席を使わないことが前提となっています。
そのため、未就学児であったとしても、有料の乗客1人につき2名までの範囲を超えている場合や、指定席で幼児も1人で座席に座る場合は、こども料金(大人の半額)が必要です。しかし、自由席の場合は、空いている席に無料で乗車している幼児が座っても問題ではないのです。
無料で乗車できるこどもは1人で座るべきではない?
未就学児は大人と一緒であれば無料で新幹線に乗車できることから、自由席であっても幼児が1人で1席を利用するべきではないと考える人が一定数います。
しかし、JRのルールでは「無料で乗車した幼児が自由席に1人で座ってはいけない」というものはありません。大人1人と未就学児2人で自由席の3人掛けシートを1列使用しても、問題ありません。
新幹線の自由席は、指定席のように座席に座れる権利が確保されているのではなく、席が空いていれば自由に使うことができるシステムです。早く車両に乗り込んだ人が座ることができるので、無料で乗車しているこどもが座ってもマナー違反にはなりません。
混雑時は座席を詰めるなど配慮も必要
新幹線の自由席車両で未就学児が座ることは、ルール上は問題はありません。ただし、車内が混雑してきた場合は周囲に配慮することも大切かもしれません。
例えば、大人1人と未就学児2人で自由席を3つ利用している際に混雑してきた場合は、幼児を1人膝の上に乗せることで1席空けることができます。また、こどもが小さいのであれば、詰めれば2人席に3人で座ることも可能です。
未就学児を連れていると、ベビーカーなど大きな荷物があったり、こどもがぐずったりと席を詰めることが難しい場合もあるでしょう。
そのため、「混雑したら必ずこどもを膝の上に乗せて席を空けるべき」と考える必要はありません。こどもの年齢や状況などに応じて、できる範囲で対応すれば良いのではないでしょうか。
未就学児を連れて新幹線に乗る際は、混雑しない時期や時間の新幹線を利用するように意識をしたり、お盆やシルバーウイークなど混雑する時期に運行される「お子さま連れ車両」のチケットを取ったりするなどの工夫も大切です。
「お子さま連れ車両」は指定席なので、未就学児を無料で1席に座らせることはできませんが、周囲の利用客のほとんどはこども連れなので、気兼ねなく新幹線で移動することができます。
ルール上問題はないが譲り合いの心は持っておこう
新幹線は未就学のこどもは無料で乗車することができ、自由席であれば幼児が1人で座席に座っても問題はありません。しかし、混雑している場合は、無料で乗車しているこどもが広々と座席を占有していることを、面白く思わない人がいるかもしれません。
自由席は、空いている座席を自由に使える仕組みなので、混雑してきたからといって必ずしも座席を譲る必要はありませんが、こどもを膝の上に乗せて座席を空けるなどできる範囲で譲り合いができると良いですね。
出典
東海旅客鉄道株式会社 きっぷのルール おとなとこども
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
