家族4人で新幹線に乗車。「幼児1人」を膝の上に乗せ、2人分の座席を回転させたら注意されました…。幼児は「無料」のはずなのに、4席分取らないとダメだったのでしょうか?
本記事では、新幹線での幼児用座席の取り方のコツやマナーなどを解説します。
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幼児の新幹線料金は座席を使うかで変わる
東海旅客鉄道株式会社によると、「おとな」は12歳以上、「こども」は6歳~12歳未満を指し、「こども」の乗車券・特急券・急行券・指定席券の料金は「おとな」の半額になります(5円の端数は切り捨て)。
1歳~6歳未満の幼児と1歳未満の乳児の料金は同伴扱いとなり、原則として無料ですが、同伴される幼児については、有料の乗客1人につき2人まで無料で、3人目からは「こども」の料金が必要です。
この際、大人の膝の上に乗せるなど幼児が座席を使わないことが同伴扱いの前提条件となり、指定席を1人で使う場合には「こども」料金の切符を買う必要があります。
例として、東京~新大阪間を大人3人と幼児1人で4席を使用する場合の通常期・指定席料金を考えてみると、「おとな料金」1万4720円×3と「こども料金」7350円で合計5万1510円となります。
大人3人+幼児1人で座席を回転させるなら4席確保しよう
掲題のように大人3人と幼児1人での利用を想定する場合、座席を回転させたいのなら幼児は同伴扱いにせず、幼児についても「こども」の乗車券・特急券・指定席券を購入するとよいでしょう。
「幼児」は無料でも乗車可能ですが、4席確保すれば、座席を回転しても同じグループで向かい合うことができますし、1席余分に取ることでゆったりとして過ごしやすくなります。
加えて、子ども連れでは席を取れなかった場合、面倒を見る親御さんの負担が大きくなる可能性もあることから、席の確保に手間と時間のかかる「自由席」ではなく、確実性の高い「指定席」を取るのがよいでしょう。
新幹線の座席を回転させるときは周囲への配慮が大切
新幹線の座席を回転させる際は、席数や券種、子連れか否かを問わず、マナーと配慮が必要です。
まず前提として「自由席」で座席を回転させる場合は、車内が空いているかどうか確認するようにしましょう。混雑している中での不必要な座席の占領は避けるべきです。そして、降りるときは座席を元の向きに直しておくことも大事です。
また、席種によってはそもそも座席回転が推奨されていない場合もあります。
例えば、東海道・山陽新幹線の一部列車の7号車に設定されている「S Work車両」では、座席の回転を控えるよう注意喚起がなされています。当車両はビジネスパーソン向けの車両となっており、パソコン作業などを集中して行いたい方向けに設定されているためです。
まとめ
「幼児」の座席は掲題のように膝に乗せ、同伴扱いとすれば無料になりますが、座席を回転させたい場合は人数分の指定席を取ったほうが、ゆとりを持って移動できるでしょう。
1席分の交通費はかかりますが、家族で気持ちよく新幹線を利用するためにも、周囲の乗客への配慮とあわせて、幼児の座席に関するルールを確認しておくことが大切です。周囲の乗客とのトラブルを避け、楽しい家族旅行の思い出を作りましょう。
出典
東海旅客鉄道株式会社
東海旅客鉄道株式会社 きっぷのルール
東海旅客鉄道株式会社 S Work車両
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
