友人の結婚祝いについて、仲間から「全員3万円で統一しよう」と言われました。収入や関係性が違っても、ご祝儀の金額まで合わせる必要があるのでしょうか?
一般的には友人へのご祝儀は3万円が目安とされています。しかし、ご祝儀は全員が必ず同じ金額を包まなければならないものではありません。自分の収入や新郎新婦との関係、交通費など結婚式への出席に伴う負担も考えて判断することが大切です。
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友人の結婚式では3万円のご祝儀が一般的
友人として結婚式や披露宴に出席する場合、ご祝儀は3万円が一般的な目安です。
ご祝儀の金額を考える際には、結婚を祝う気持ちに加えて、披露宴で提供される料理や飲み物、引き出物なども考慮されることがあります。
リクルートブライダル総研の「結婚マーケット調査2025調べ」では、友人(勤務先以外)からの祝金・ご祝儀の1人当たり平均額は2.9万円でした。金額帯では「3万円以上4万円未満」が80.1%を占めています。
こうした調査結果からも、友人へのご祝儀では3万円前後が中心となっていることが分かります。
ただし、「友人なら必ず3万円」という法律や制度があるわけではありません。ご祝儀はあくまでお祝いとして本人が渡すものです。
たとえば、社会人になったばかりで収入が少ない人と、十分な収入がある人では、同じ3万円でも家計への負担は大きく異なります。また、新郎新婦と非常に親しい人もいれば、学生時代の友人グループの一人として招待された人もいるでしょう。
そのため、3万円は「絶対に守らなければならない金額」ではなく、迷ったときに参考にする相場と考えるのがよいでしょう。
仲間同士でもご祝儀を同じ金額にする義務はない
友人グループで「全員3万円」と金額を統一することには、分かりやすいというメリットがあります。誰がいくら包むか悩まずに済み、仲間同士で金額に差がつくことも避けられます。
一方、全員の収入や家庭の状況まで同じとは限りません。
たとえば、同じ友人グループでも、一人暮らしをしている人、子育て中の人、転職直後の人などでは自由に使えるお金が違います。結婚式はご祝儀以外にも、交通費や衣服代、美容代などがかかる場合があります。
こうした事情がある以上、グループが決めた金額に無理をして合わせる必要はありません。
特に、3万円を用意するためにカードローンを利用したり、生活費を大きく削ったりするのであれば、家計への影響を考える必要があります。お祝いは、その後の生活に支障が出ない範囲で行うことが大切です。
金額を変えたい場合は早めに仲間へ伝えておく
問題になりやすいのは、ご祝儀の金額そのものよりも、仲間との認識の違いです。
「全員3万円」と話が進んでいる中で、自分だけ違う金額にしたい場合は、早めに仲間へ伝えておくとよいでしょう。「今月は出費が多いので、自分は無理のない範囲で包むね」など、理由を簡単に伝えるだけでも十分です。
細かい収入や貯金額まで説明する必要はありません。
また、ご祝儀を少なくすることが気になる場合は、後日ちょっとしたプレゼントやメッセージを贈る方法もあります。大切なのは金額だけではなく、相手の結婚を祝う気持ちを伝えることです。
反対に、「親しい友人だから多く包みたい」という場合もあります。周囲と違う金額だからといって、必ずしも合わせる必要はありません。
まとめ
友人の結婚式では3万円が一般的なご祝儀の目安ですが、全員が必ず同じ金額にしなければならないわけではありません。
友人グループで金額を合わせると分かりやすいものの、収入や生活状況、新郎新婦との関係性は人によって違います。家計に大きな負担をかけてまで周囲に合わせる必要はないでしょう。
迷った場合は3万円を一つの基準にしつつ、自分の生活に無理のない金額を考えることが大切です。仲間と金額が異なる場合は事前に一言伝えておけば、不要な行き違いも避けやすくなります。
出典
リクルートブライダル総研 結婚マーケット調査2025
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
