夫は「ランチは500円まで」と節約するのに、コンビニATMで「手数料220円」を気にしない矛盾…10年で“10万円超”なら「普段の節約の意味がない」ですよね? 少額でも油断できない理由
1回220円なら、それほど大きな出費には感じないかもしれません。しかし、毎週のように利用すると、長い目で見た負担は意外と大きくなります。
本記事では、毎週1回、220円のATM手数料を支払った場合の負担額を試算し、ATMの利用回数を減らすことでどの程度節約できるのかを解説します。
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毎週220円のATM手数料を払うと10年間で11万円を超える
ATM手数料は有料の場合1回あたり数百円程度ですが、繰り返し支払うことでまとまった金額になってしまいます。
今回は、コンビニATMを週1回利用し、毎回220円の手数料を支払っているケースで計算してみます。1年を52週とすると、年間の手数料は次の通りです。
220円×52回=1万1440円
さらに、このペースで10年間利用した場合は以下の金額になります。
1万1440円×10年=11万4400円
つまり、毎週220円を支払っていると、10年間では11万円を超える計算です。
例えば、ランチを600円から500円に抑えれば、1回あたり100円の節約になります。こうした日々の節約は大切ですが、その一方でATM手数料を毎週支払っているのであれば、見直す余地があるでしょう。
ATMの利用を月1回にすれば10年間で8万8000円の差
ATMを利用するたびに手数料が発生するのであれば、引き出す回数を減らすだけでも支出を抑えられます。ここでは、毎週1回と、月に必要な現金をまとめて月1回引き出すケースを比較してみます。
・週1回(年52回):1万1440円
・月1回(年12回):2640円
※1回あたりのATM手数料を220円として計算
月1回にまとめれば、年間の手数料は2640円です。毎週利用した場合との差は8800円で、10年間では8万8000円削減できることになります。
もちろん、一度に多額の現金を持ち歩くことには、紛失や盗難などのリスクもあります。そのため、必要以上にまとめて引き出すのではなく、自分の生活スタイルに合わせて無理のない範囲で回数を減らすことがポイントです。
ATM手数料を無理なく減らす方法
ATM手数料を節約するために、現金の利用を完全にやめる必要はありません。まずは、普段利用している銀行の手数料体系を確認してみましょう。
手数料が無料になる条件を確認する
銀行によっては、特定の日や時間帯にATM手数料が無料になったり、取引状況などに応じて無料回数が設けられたりする場合があります。
例えば、三井住友銀行では、対象となるコンビニATMについて、毎月25・26日の所定の時間帯は手数料が無料です。また、Oliveアカウントでは、一定の条件によってコンビニATMが数回無料となる特典があります(※2026年10月時点)。
普段何気なく近くのATMを利用している人は、自分の口座にどのような優遇制度があるのかチェックしてみてください。
自行ATMやキャッシュレス決済を活用する
コンビニATMだけでなく、利用している銀行のATMについても確認しましょう。銀行や時間帯によりますが、自行ATMなら無料で引き出せることが一般的です。
また、クレジットカードやデビットカード、スマートフォン決済などを利用できる店舗では、現金を使わない方法も選択肢になります。現金を使う機会そのものが減れば、ATMへ行く回数は自然に減らせます。
ただし、ATM手数料を無料にすることだけを目的に、必要のない有料サービスなどを契約してしまっては本末転倒です。手数料だけでなく、サービス全体にかかる費用を確認して判断してください。
ATM手数料は「1回いくら」ではなく「年間いくら」で考えよう
1回220円のATM手数料は、毎週支払えば年間1万1440円、10年間では11万4400円かかります。一方、利用を月1回にすれば10年間で2万6400円となり、今回の条件では8万8000円も削減できます。
節約といえば、食費や光熱費を削ることに目が向きがちですが、ATM手数料のように、工夫次第で避けられる支出を見直すことも大切です。まずは利用している銀行の手数料や無料条件を確認し、ATMへ行く回数を無理のない範囲で減らしてみるとよいでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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