年金暮らしの両親宅へ家族5人で帰省。「食費として3万円お願い」と言われ、実家なのにと少しモヤモヤ…。帰省時の食費は、子ども側が負担するのが一般的なのでしょうか?

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年金暮らしの両親宅へ家族5人で帰省。「食費として3万円お願い」と言われ、実家なのにと少しモヤモヤ…。帰省時の食費は、子ども側が負担するのが一般的なのでしょうか?
年末年始やお盆などに、家族そろって実家へ帰省する人もいるでしょう。実家なら宿泊費がかからないと考えていても、家族5人で泊まれば両親が用意する食事の量は増えます。
 
特に両親が年金で生活している場合、今回のように「食費として○万円お願い」と言われることもあるかもしれません。実家に泊まるとき、食費などのお金を渡すのは一般的なのでしょうか。
 
本記事では、帰省時のお金に関するアンケートや5人世帯の食費を参考に、3万円という金額について考えます。
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実家への帰省で食費を渡す人は少数派だが、家庭によって考え方は異なる

実家に泊まるからといって、必ず現金を渡さなければならないわけではありません。
 
2025年に行われたあるアンケートでは、実家や義実家に子どもと数泊する場合、宿泊費として現金を「渡さない」と回答した人が約8割を占めました。この結果を見ると、実家への帰省時に現金を渡さない家庭は多いようです。
 
ただし、現金を渡さないからといって、何も負担していないとは限りません。同アンケートでは、お土産を持参したり、一緒に買い物や食事をした際に代金を支払ったりするケースも紹介されています。また、滞在期間が長い場合などには、現金を渡す人もいるようです。
 
このように、帰省時のお金に対する考え方は家庭によって異なります。アンケート結果はひとつの参考にはなりますが、「現金を渡す・渡さない」のどちらが一般的とは一概にいえません。
 
滞在する人数や日数、両親の家計状況などを踏まえて、それぞれの家庭に合った方法を考えることが大切です。
 

家族5人の食費は1ヶ月平均11万2019円! 3万円は必ずしも高すぎるとはいえない

総務省統計局の「家計調査 家計収支編 2025年」によると、5人世帯の1ヶ月の食費は平均11万2019円です。
 
単純に30日で割ると、1日当たり約3734円です。例えば家族5人が5日間滞在すると考えると、平均的な5人世帯の食費を基準にした単純計算では約1万8670円になります。
 
ただし、これはあくまで平均値から計算した目安です。帰省先では両親の食事も必要なため、実際には5人分だけを考えればよいわけではありません。久しぶりの帰省で普段より豪華な料理やお菓子、飲み物などを用意すれば、食費はさらに増える可能性があります。
 
また、大人数が泊まれば、お風呂や冷暖房などで水道光熱費も増えるでしょう。年金を中心に生活している両親にとって、こうした追加の出費が負担になることも考えられます。
 
そのため、3万円を単純に「高すぎる」と判断するのは難しいでしょう。一方、1泊だけなど滞在期間が短ければ、3万円を高いと感じる人もいるかもしれません。金額だけでなく、滞在日数や食事の回数なども含めて考える必要があります。
 

現金だけでなく買い物や外食を負担する方法もある

「実家に泊まるのに現金を渡すのは抵抗がある」という場合は、別の方法で両親の負担を減らすこともできます。
 
例えば、帰省中に必要な食材を自分たちで購入する方法です。また、家族で外食した際の代金を支払ったり、肉や魚、お酒などを手土産として持参したりする方法もあります。実際のアンケートでも、現金の代わりに買い物や外食の代金を負担する例が見られました。
 
こうした方法なら、「宿泊代を払う」という感覚ではなく、帰省によって増えた費用を分担できます。特に大人数で帰省する場合は、「実家だから無料」と考えず、両親にどの程度の負担が発生するのかを意識するとよいでしょう。
 

帰省時の食費は親子で事前に相談しておくと安心

実家への帰省で食費を渡すことに、すべての家庭に共通する決まりはありません。アンケートでは現金を渡さない人が多いものの、手土産や外食代など別の形で負担している家庭もあります。
 
今回のように3万円をお願いされた場合も、金額だけで高い・安いと判断せず、「何泊するのか」「何回食事をするのか」「両親にどの程度の負担がかかるのか」を確認するとよいでしょう。
 
3万円の負担が大きければ、「食材はこちらで買う」「外食代を負担する」といった方法を相談するのもひとつの手です。帰省前に費用について話し合い、家族みんなが気持ちよく過ごせる負担方法を決めておくことが大切です。
 

出典

e-Stat政府統計の総合窓口 総務省統計局 家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 2025年<用途分類>1世帯当たり1か月間の収入と支出 表番号3-1 世帯人員別
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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