娘が「私立高校に行きたい」発言に「無償化ならいいか」と思ってたら“修学旅行”が「アメリカに4泊6日・70万円」と聞きビックリ! いくら私立でも高すぎませんか!?“無償化で増えた選択肢”の落とし穴
しかし、私立高校に通う場合、無償化となる授業料以外にさまざまな費用がかかります。
本記事では、進学先を決める前に確認しておきたい私立高校の修学旅行事情や、支払い方法について解説します。
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修学旅行の費用が70万円? 無償化でもお金はかかる
高等学校等修学支援金は、世帯年収にかかわらず授業料が無償化になる制度で、私立高校に進学した場合は最大45万7200円が授業料として支給されます。
「高校無償化」と聞くと、私立高校でも一切お金がかからないと考える人もいるかもしれません。しかし、授業料の負担は軽くなっても、入学金や施設使用料、教材費、部活動費など、授業料以外のさまざまな負担が発生するので注意が必要です。
私立高校の修学旅行では、行き先が海外で費用が数十万になることもあります。海外であれば、燃油サーチャージ代や現地の物価高騰、円安の影響もあるでしょう。海外で4泊6日など長期の日程の場合や行き先、旅程によっては100万円近くの支払いがかかる学校もあります。
ただし、全ての私立高校が修学旅行で海外に行くわけではありません。修学旅行の行き先や費用は、学校により異なります。
志望校を決める際には、「私立高校でも無償化だから安心」と考えるのではなく、授業料以外にどのような費用がかかるのか確認しておくことが大切です。
修学旅行費は積立のことが多い
修学旅行費に70万円が必要と聞くと、「いきなりそんな大金を用意するのは難しい」と心配になる人もいるでしょう。
しかし、修学旅行費の支払い方法は学校により異なり、入学後に少しずつ積み立てるケースも珍しくありません。1年生の頃から毎月一定額を少しずつ積み立てて修学旅行の時期までに準備する方式であれば、一度に大きな金額を用意する必要はありません。
例えば、高校1年生の頃から月3万5000円を積み立てれば、修学旅行の時期となる高校2年生の秋には約60万円貯まっている計算になります。月3万円以上の積み立ては決して小さな負担ではありませんが、一度に大金を用意する必要はありません。
また、入学前から修学旅行費がかかることを知っていれば、少しずつ準備しておくこともできるでしょう。志望校を決める際は、修学旅行費はいくらなのか、いつ、どのように支払うのかも確認しておくと安心です。
なお、修学旅行先が海外の場合、旅行費用のほかにパスポート取得費や現地での食事代、お小遣いなどが必要になるので、合わせて考えておく必要があります。
私立高校を選ぶなら授業料以外の費用も確認しよう
高校無償化によって授業料の負担が軽くなったとしても、高校生活にかかる全ての費用が無料になるのではありません。制服代や教材費、部活動費などは各家庭での負担となります。
制服代や教材費などは公立高校でも必要ですが、私立高校を選択する場合、入学金や施設使用料や学校納付金などが公立高校よりも高いことが多いのです。
そのため「無償化だから私立でも安心」と考えるのではなく、入学したらどれくらいのお金がかかるのかをきちんと確認しておくことが大切です。
まとめ
高校無償化によって授業料の負担が軽くなっても、高校生活にかかるすべての費用が無料になるわけではありません。
私立高校では、修学旅行の行き先が海外というところもあり、数十万円の費用がかかることも珍しくありません。ただし、修学旅行の費用は高校1年生から少しずつ積み立てるなどで、一括で支払う必要がないこともあります。
志望校を決める際は、入学金や日々の通学にかかる費用だけでなく、修学旅行などの特別な行事にかかる費用も確認しておくことがポイントです。
「高校無償化だから私立でも大丈夫」と安易に考えるのではなく、無償化される費用と家庭で負担する費用の両方を把握し、子どもの希望と家計のバランスを考えて進路を選んでください。
出典
文部科学省 高校生等への修学支援
政府広報オンライン 令和8年度から、高校生等の修学支援が新しくなりました
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
