中学受験を考えています。塾は何年生から通い始めるのが一般的ですか? 受験までに塾代だけで総額いくらくらいかかるのでしょうか?

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中学受験を考えています。塾は何年生から通い始めるのが一般的ですか? 受験までに塾代だけで総額いくらくらいかかるのでしょうか?
子どもの中学受験を考えたら、塾通いを始める時期と受験費用は押さえておきたい基本情報です。本記事では、中学受験対策として塾に通い始める一般的な時期と中学受験までにかかる費用について解説します。
堀江佳久

ファイナンシャル・プランナー

中小企業診断士
早稲田大学理工学部卒業。副業OKの会社に勤務する現役の理科系サラリーマン部長。趣味が貯金であり、株・FX・仮想通貨を運用し、毎年利益を上げている。サラリーマンの立場でお金に関することをアドバイスすることをライフワークにしている。

中学受験対策として塾に通い始める時期

中学受験対策として塾に通い始める時期としては、多くの進学塾の新学期スタートにあたる小学校3年生の2月、すなわち新小4になる時期から通い始めるのが一般的です。
 
そして、受験までの戦略としては、新4年生で、基礎力をつけ、新5年生で応用力を向上させ、新6年生で志望校合格へ向けた学習を行い、受験に備えるのが標準的なモデルです。
 
ただし、難関校を目指す場合には、小学校低学年から塾通いを開始し、早めに学習習慣をつけ、難関校に合格するための高い学力をつける準備期間が必要となります。したがって、塾通いを始める適正な時期は、難関校なのか、中堅校なのかなど志望校のレベルによっても異なります。
 
なお、塾通いを始める適正な時期を決めるにあたって、中学受験という短期的な視点もありますが、社会人になってからも通用するような高い学力を身に付けるために、学習習慣をつけるという視点も重要です。
 
その場合には、できるだけ早い段階、すなわち小学校低学年から通って、学習することを習慣化するとよいでしょう。学習の習慣化ができれば、おのずと中学受験にも役に立ちます。
 

中学受験までにかかる費用

次に、新小4(小3の2月)から小6までの3年間を大手の進学塾に通った場合にかかる概算の費用を図表1にまとめてみました。
 
費用には、毎月の授業料だけでなく、春期・夏期・冬期の季節講習費、テキスト代、テスト・模試代、志望校別特訓費用などが加算されます。したがって、学年が上がるにつれて費用が膨らんできます。
 
図表1:中学受験に向け、3年間塾に通った場合の費用

学年 年間費用(概算) 主な費用
新小4 約50万~70万円 入学金、基本授業料、教材費、季節講習代
新小5 約70万~90万円 講習費用や模試代などが加算
新小6 約120万~150万円 志望校別特訓、正月特訓、直前講習などが加算
3年間総額 約240万~310万円 どの塾に行くか、どれくらいオプション講座を受講するかで変動

筆者調べ
 
実際には、上記費用以外に、苦手科目の克服のために個別指導塾や家庭教師を併用する費用や、志望校の受験料や入学金などの費用もかかります。したがって、余裕を持った資金計画を立てることが重要です。
 
なお、費用を抑えるには、個人や小規模の塾やオンラインで授業を受けるなど塾選びや学習方法を工夫することが効果的です。また、塾へ通う開始時期を遅らせれば遅らせるほど費用を抑えることができますが、遅れた分だけ学習のキャッチアップが必要となります。
 
最終的には、ご家庭の考え・方針や予算、そして志望校の難易度に合った塾選びや受験準備をするとよいでしょう。
 

まとめ

中学受験対策として塾に通い始める時期は、小学校3年生の2月、すなわち新小4になる時期から通い始めるのが一般的です。また、中学受験に向け、3年間塾に通った場合の費用の総額としては、大手進学塾の場合には約240万~310万円が目安となっています。
 
最終的には、学校の先生や子どもともよく話をして、ご家庭の考え・方針や予算、そして志望校の難易度に合った受験準備をするとよいでしょう。
 
執筆者 : 堀江佳久
ファイナンシャル・プランナー

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