祖母から「1970年の大阪万博」の記念硬貨をもらいました。額面はわずか「100円」ですが、50年以上たった今なら“プレミア”が付いて高く売れるのでしょうか?

配信日:
この記事は約 4 分で読めます。
祖母から「1970年の大阪万博」の記念硬貨をもらいました。額面はわずか「100円」ですが、50年以上たった今なら“プレミア”が付いて高く売れるのでしょうか?
祖母から1970年の大阪万博記念100円硬貨をもらったら、「50年以上前のお金だから、高く売れるのでは?」と期待する人もいるでしょう。実際、古い記念硬貨には額面以上の価値が付くものもあります。
 
しかし、発行から長い年月が経過しているだけで、必ず高値になるわけではありません。今回の記事では、1970年の大阪万博記念100円硬貨の買取価格の目安や、高く売れる条件、売却時の注意点を解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

1970年の大阪万博記念100円硬貨は、現在いくらで売れる?

1970年の大阪万博記念100円硬貨は、状態によっては額面を上回る価格で売れる可能性があります。ただし、一般的な硬貨の場合、数千円や数万円といった高額買取は期待しにくいでしょう。
 
この硬貨の正式名称は「日本万国博覧会記念100円白銅貨幣」です。1970年に大阪で開催された日本万国博覧会を記念して発行されました。
 
造幣局によると、表面には葛飾北斎の「赤富士」、裏面には地球と万博のシンボルマークが描かれています。直径は28ミリメートル、重さは9グラムで、素材には銅とニッケルが使われています。
 
買取価格は保存状態や業者によって異なりますが、過去には1枚150円程度という買取価格の目安も示されていました。ただし、現在も同じ金額で売れるとは限りません。
 
高額になりにくい理由は、発行枚数の多さです。造幣局によると、当初は3000万枚が製造されましたが、人気を受けて1000万枚が追加され、合計4000万枚となりました。
 
古い硬貨でも市場に多く残っていれば、希少価値は高まりにくくなります。そのため、50年以上前の記念硬貨だからといって、大きなプレミアが付くとは限らないのです。
 

大阪万博記念100円硬貨が高く売れるのはどんな場合?

大阪万博記念100円硬貨は、保存状態が良いほど高く評価される可能性があります。
 
例えば、ほとんど使用されておらず、傷や変色が少ない硬貨です。一般的に、未使用品は使用感のある硬貨よりも収集家からの需要が高く、査定額に差が出ることがあります。
 
また、当時のケースや包装が残っている場合も確認しておきましょう。特に、海外向けに販売された貨幣セットなどは、通常の100円硬貨とは異なる価格で取引されることがあります。
 
過去には、海外向けの記念貨幣セットに1万円程度という買取価格の目安が示された例もあります。ただし、これは希少なセットとしての評価であり、通常の100円硬貨1枚が同じ価格になるわけではありません。
 
祖母から硬貨を受け取った際に、ケースや説明書なども一緒にもらっていれば、捨てずに保管しましょう。付属品も含めて査定してもらうことが大切です。
 

大阪万博記念100円硬貨を売る前に確認しておきたいこと

大阪万博記念100円硬貨を売却するなら、古銭や記念硬貨を扱う買取業者に相談するとよいでしょう。査定を依頼する前に注意したいのが、硬貨を磨かないことです。
 
長年保管していた硬貨には、汚れや変色が見られる場合があります。しかし、研磨剤などで磨くと細かな傷が付き、かえって査定額が下がる可能性があります。汚れが気になっても、そのままの状態で査定に出しましょう。
 
また、買取価格は業者によって異なるため、複数の業者に査定を依頼して比較するのがおすすめです。
 
ただし、硬貨1枚の売却では、送料や手数料が利益を上回る可能性があります。例えば、150円で売れても送料が200円かかれば、50円の赤字です。売却前に費用も確認しましょう。
 
なお、日本銀行によると、記念硬貨は現在もお金として使えます。金融機関の窓口で通常の硬貨に引き換えることも可能です。買取価格が額面以下になる場合は、100円として引き換えることも選択肢になるでしょう。
 

大阪万博記念100円硬貨は高額売却を期待しすぎず、価値を確かめよう

1970年の大阪万博記念100円硬貨は、額面を上回る価格で売れる可能性があります。しかし、4000万枚も製造されたため、通常の硬貨1枚に大きなプレミアが付くことは期待しにくいでしょう。
 
一方、未使用品や希少な貨幣セットであれば、通常より高く評価される場合があります。売却を考えている場合は、保存状態や付属品を確認し、専門業者に査定を依頼してみましょう。
 
また、祖母から譲り受けた硬貨には、金銭的な価値だけでなく、家族の思い出という価値もあります。査定額が数百円程度なら、記念品として保管するのもよいでしょう。
 
まずは現在の価値を確認し、売却するか、大切に残すかを考えてみてはいかがでしょうか。
 

出典

造幣局 日本万国博覧会記念100円白銅貨幣
造幣局 造幣局150年のあゆみ(125ページ)
日本銀行 Q記念貨幣は実際に使うことができますか?
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

【PR】ソニー生命保険株式会社

  • line
  • hatebu

LINE