家族旅行では毎回「キャンセルできるほうが安心」と高いプランを選ぶ妻。今回もホテル代が1泊「6万円→7万5000円」に…。「1万5000円」上乗せしてまで備えるメリットはあるのでしょうか?

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家族旅行では毎回「キャンセルできるほうが安心」と高いプランを選ぶ妻。今回もホテル代が1泊「6万円→7万5000円」に…。「1万5000円」上乗せしてまで備えるメリットはあるのでしょうか?
家族旅行の計画を立てる際、宿泊施設を予約するときにキャンセル料が発生するかどうかは、気になるポイントのひとつです。キャンセル料がかからないプランは料金が高くなることもありますが、万が一の事態に備えて、宿泊費を1万5000円上乗せする価値があるのでしょうか。
 
本記事では、プランごとに異なる料金設定の理由や、キャンセル可能なプランを選ぶメリット、キャンセル保険という選択肢ついて詳しく解説します。
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同じホテルなのに「6万円」と「7万5000円」。キャンセルできるだけでなぜ高くなる?

宿泊施設では、同じ部屋でもキャンセル条件などが異なる複数のプランが用意されていることがあります。例えば、予約後のキャンセルや変更ができない「返金不可」のプランは比較的安く設定される一方、所定の期限までならキャンセルできるプランは、料金が高くなる場合があります。
 
今回のケースでは、「6万円」の返金不可プランに対して、キャンセルできるプランは「7万5000円」で、その差額は「1万5000円」です。6万円の宿泊費に対して25%分上乗せされる計算なので、決して安い金額とはいえません。
 
一方で、ホテル側から見れば、キャンセル可能な予約は直前に空室へ戻る可能性があります。そのため、キャンセルできるという柔軟性を含めて、高い料金設定になっているケースがあります。
 

家族旅行は予定変更も起こりやすい? 「1万5000円」を払うメリットを考える

宿泊費が高いプランは利用客側にとって割高で、メリットが少ないとは限りません。今回のケースのように1万5000円分高いプランであっても、キャンセル料がかからないことにメリットがある場合もあります。
 
家族旅行では、本人だけでなく配偶者や子どもなど、同行者の事情によって予定変更が必要になるケースもあります。 宿泊費の安さだけを優先してキャンセル不可のプランを選んでしまうと、いざというときに宿泊費の全額が返金されず、結果的に大きな負担となるかもしれません。
 
先ほど6万円に対して1万5000円は25%に相当すると説明しましたが、仮に4回に1回程度の割合で予定変更が発生する可能性がある場合、宿泊費が高くなったとしてもキャンセル料金がかからないプランを選ぶ意味も大きいといえるでしょう。
 
ただし、これはあくまで単純な試算です。実際のキャンセルポリシーやプランごとの条件は宿泊施設ごとに異なるため、予定変更が発生する可能性と、キャンセル可能なプランを選ぶことで得られる安心感や柔軟性を考慮して、プランを選ぶことが大切です。
 

「安いプラン+キャンセル保険」という選択肢もある

別の方法として、宿泊プランの費用は安く抑えつつ「キャンセル保険」に加入しておくと、万が一キャンセルになってしまったときのリスクに備えることができます。キャンセル保険は、加入者本人や同行者・家族がトラブル等で旅行を中止した際に発生したキャンセル料などを補償するものです。
 
保険料は旅行代金などに応じて決まり、今回のキャンセル可能プランとの差額1万5000円よりも、低い負担でキャンセル時のリスクに備えられる商品もあります。例えば、海外旅行向けのキャンセル保険では、旅行代金10万円の場合の保険料が1240円、20万円の場合が2470円という保険もあります。
 
ただし、「気が変わった」「もっとお得な宿泊先が見つかったから変更したい」など、自己都合によるキャンセルは、保障の対象外になる場合があります。そのため、補償される事由や上限額、加入や補償の条件内容をしっかりと確認しておく必要があるでしょう。
 
またキャンセル可能なホテルプランとキャンセル保険では性質が異なります。前者は所定の期限までならキャンセルできる場合がある一方、後者は契約で定められた事由に該当した場合にキャンセル料などが補償されるものです。自分がどのようなリスクに備えたいのかを考えて選ぶとよいでしょう。
 

「安心料1万5000円」が高いかは、旅行までの期間と家族の状況で判断しよう

リスクに備えておくというのは重要ですが、「1万5000円あったら、もっと他のことができたのに……」と後悔しないためにも、旅行までの期間や家庭の状況などを踏まえて判断するとよいでしょう。
 
旅行当日までの期間が短く、家族間の予定がほぼ確定していて、体調面でも特に心配がない場合は、無理に高いプランやキャンセル保険に加入せず、その分を食事や旅費などに回すのもひとつの方法です。
 
一方、旅行まで数ヶ月あり、子どもや高齢の家族がいる場合、仕事などで予定が変わりやすい場合は、キャンセルできるプランを選んでおくと安心です。予定が固まった段階で安いプランに取り直す方法もありますが、料金が上がったり満室になったりする可能性には注意しましょう。
 

まとめ

掲題の「1万5000円」の差額は、単にオプションで宿泊費が高くなったととらえるのではなく、予定変更に対応できる柔軟性や安心感を担保するための費用と考えることもできます。
 
その安心感が家族にとって1万5000円に見合うものなのか、旅行までの期間や家族の状況などを踏まえて判断することが大切でしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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