新車より「40万円」も安い軽自動車を見つけてビックリ! 店員から「登録済み未使用車なので、ほとんど走っていません」と説明されましたが、安さだけで選ぶと後悔しますか?
走行距離が極めて少なく、外装・内装もきれいで、以前は「新古車」とも呼ばれていました。そんな「ほぼ新車」が安く買えるとなると、かえって不安になるかもしれません。
本記事では、登録済み未使用車とはどんな車なのか、メリット・デメリットと購入時の注意点を解説します。
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5割近くの人が「新車が高くなっている」と感じている
リセールバリュー総合研究所が2026年7月に全国の20歳以上の男女601人を対象におこなった調査によると、新車の価格上昇を「とても感じる」と回答した人は47.8パーセントでした。
さらに、車を所有し、買い替えを検討している層では、9割超が価格の上昇を実感していると回答しました。こうした中、車を購入する際は、新車だけでなく中古車も含めて比較することが、選択肢を広げることにつながりそうです。
「登録済み未使用車」ってどんな車?
前記の調査では、「登録済み未使用車」の存在自体を知らない人が46.4パーセントいることも分かりました。
登録済み未使用車とは、運輸支局で登録(軽自動車は軽自動車検査協会に届出)されたものの、実際の走行には使われていない車のことです。ナンバーが付いているため中古車として販売されていますが、年式が新しく、走行距離も少ないため、限りなく新品に近い状態といえます。
例えば軽自動車の場合、新車価格がおよそ160万円程度の車が、登録済み未使用車では120万~140万円台で販売されているケースもあります。なお、登録済み未使用車は、主にディーラー認定中古車コーナーや、大手中古車販売店、登録済み未使用車の専門店で販売されています。
「登録済み未使用車」のメリット・デメリットとは?
主なメリット・デメリットは次のとおりです。
メリット
1.状態が良く、ほとんど新車といえる状態
走行は展示や移動の分だけで(業界ルールでは100キロ以下)、新車に近い状態といえます。
2.新車よりも安い
新車と比べて20万〜40万円ほど安く購入できる場合があります。
3.納車が早い
在庫があるため、新車を注文する場合に比べて早く納車できる傾向があります。
4.税金・保険が納付済みなので諸費用も安い
自賠責保険や自動車重量税などの諸費用がすでに納付されており、購入時の負担を抑えられます。
デメリット
1.欲しい車種が見つかりにくい
登録済み未使用車は流通量が少ないため、欲しい車種が出回っていない場合もあります。
2.カラーや装備の選択肢が限られる
完成した在庫車として販売されるため、希望通りのカラーや装備を選べないケースがあります。
3.車検や保証の残り期間が短い
初回車検やメーカー保証の期間は登録日から数えるため、登録から時間がたった車は残り期間が短くなります。「保証継承」の手続きも確認しましょう。
登録済み未使用車を探す際は、在庫が出回りやすい4月や10月を狙うのもひとつの方法です。
また、「新古車」という表記は広告や店頭表示で禁止されているため、検索する際は「登録済み未使用車」や「未使用車」というキーワードを使いましょう。中には新車よりも登録済み未使用車の方が高いケースもあるため、価格や条件をよく調べて検討しましょう。
まとめ
登録済み未使用車のメリットとしては、新車より安価に購入できる点や、すでに現車があるため納車が早い点などが挙げられます。
一方で、欲しい車種やカラーなどを自由に選べない点、車検や保証の残り期間が新車より短い点に注意が必要です。安さだけで選ばず、値引き後の新車との支払総額や車検の残り期間も確認したうえで、自分の希望に合った車を選びましょう。
出典
リセールバリュー総合研究所 新車の買いにくさと中古車という選択肢に関する意識調査(@Press)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
