年末に「ハワイで結婚式」を挙げる妹。高い時期で「旅費50万円は無理」と言ったら「借金してでも来て」にあ然…航空券代は「新郎新婦が出すのが普通」ですよね?“ご祝儀10万円”包んで欠席は失礼でしょうか?
しかし、その高額な旅費を自己負担するのが難しいと伝えたところ、「借金してでも来てほしい」と要求することは、家族とはいえ相手の経済的な事情への配慮を欠いた言動といえるでしょう。
本記事では、海外挙式における旅費負担の考え方と、親族間のしこりをできるだけ抑えながら、無理な要求をきっぱりと断るための手順を解説します。
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海外挙式のマナーと本来の旅費負担ルール
海外で結婚式を挙げる場合、招待する側がゲストの旅費を配慮することが望ましいとされています。具体的には、新郎新婦が航空券代や宿泊費の全額、または一部を負担する方法が挙げられます。
一方、旅費をゲストの自己負担とする場合には、ご祝儀を辞退するなど、ゲストの経済的な負担に配慮することも必要とされます。年末年始のハワイは旅行費用が高くなりやすく、1人あたり50万円という金額は、家計にとって大きな負担となる可能性があります。
こうした経済的な事情を伝えて欠席を申し出ているにもかかわらず、費用の援助などについて話し合うことなく、「借金してでも」と要求する姿勢は、相手への配慮を欠いているといえます。
兄弟姉妹の「ご祝儀10万円」と欠席の正当性
結婚式の欠席に、過度な罪悪感を覚える必要はありません。自分の生活や家計を脅かしてまで、結婚式に参列しなければならないわけではないからです。
兄弟姉妹の結婚式におけるご祝儀の相場は、一般的に5万円から10万円程度とされています。欠席する場合に、相場の上限にあたる10万円を贈ってお祝いの気持ちを示すことは、実の兄弟姉妹に対する誠意ある対応の1つです。
妹からすれば、「人生の晴れ姿を家族に見てほしい」と強い思いがあるのかもしれません。しかし、その希望をかなえるために、家族に借金してまで参列するよう求めることは適切とはいえないでしょう。
お祝いの気持ちを伝える方法は、現地で式に参列することだけではありません。経済的な事情から欠席せざるを得ない場合でも、ご祝儀やメッセージなどを通じて祝福の気持ちを伝えることはできます。
親族関係をこじらせない角の立たない断り方
「借金してでも」と感情的になっている妹に対して、正論で反論したり、旅費の負担ルールを持ち出して説教したりすると、かえってきょうだい間の関係が悪化してしまう恐れがあります。
できるだけ波風を立てずに断るためには、お祝いする気持ちはあるものの、経済的な事情から参列が難しい事実を、落ち着いて伝えることが重要です。
例えば、「結婚おめでとう。本当は直接お祝いしたいのだけど、今の家計状況では50万円の捻出はできないし、借金してまで参列もできない。申し訳ないけれど日本からお祝いさせてね」など、相手の気持ちを否定せず、自分の事情と意思を明確にすることがポイントです。
断りの連絡を入れた後は、参列できないことへのおわびとお祝いの気持ちを込め、ご祝儀袋に入れたお祝い金を現金書留で送ったり、挙式日に合わせて電報やメッセージを贈ったりすることも検討しましょう。
それでも妹が納得せず、繰り返し参列を求めてくる場合は、当事者同士での話し合いにこだわらず、親に事情を説明して「お金を借りてまで参列する必要はない」と間に入ってもらうことも選択肢の1つです。
借金をしてまで参列する義務はない
年末年始のハワイでの海外挙式は、航空券や宿泊費だけでも高額になりやすく、参列する側にとって大きな経済的負担です。旅費を誰が負担するかについてルールがあるわけではないため、招待する側もゲストの事情を考慮し、無理のない形で参列できるような配慮が望ましいでしょう。
「借金してでも来てほしい」という妹の要求に対して、無理に応じる必要はありません。兄弟姉妹へのご祝儀として10万円を贈ることは、お祝いの気持ちを伝える方法の1つです。
感情的な反論は避け、家計の事情から借金してまで参列はできないと冷静に伝えることが大切です。そのうえで、無理のない範囲でお祝いの気持ちを形にすれば、自分の生活を守りながら、親族としての関係にも配慮した対応ができます。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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