隣人が「アルファード」を“自宅前の私道”に駐車! 夫は「万一こすっても相手の責任」と言いますが“車でギリギリ”通るのがストレス…しかも私道だと「警察が対応してくれない」!? 介入限界も確認

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隣人が「アルファード」を“自宅前の私道”に駐車! 夫は「万一こすっても相手の責任」と言いますが“車でギリギリ”通るのがストレス…しかも私道だと「警察が対応してくれない」!? 介入限界も確認
家の前の私道に、アルファードのような大型ミニバンが日常的に停められていると、その道を利用するほかの人にとって、ストレスは計り知れないでしょう。毎日ギリギリの隙間を通り抜けるたびに、「もしこすってしまったらどうしよう」と不安になるのも無理はないでしょう。
 
実際に接触してしまった場合、ぶつけた側が多額の修理費を負担することになるのでしょうか。本記事では、迷惑駐車している車との接触事故における過失割合の考え方と、泣き寝入りせずに問題を解決するための法的な手順を解説します。
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「邪魔な駐車=相手の責任」は大きな誤解

隣人の駐車方法がいくら迷惑であっても、動いている車が停車中の車にぶつかった場合、接触した側に前方不注意や安全確認不足などの過失が認められるのが一般的です。
 
過失割合は事故の状況によって異なりますが、駐車中の車に接触すれば、動いていた側の過失が100%など基本的に大部分を占める傾向があります。ただし、相手の駐車方法が通行を著しく妨げていたり、駐車禁止場所に停めていたりしていたケースなどでは、相手側の過失も考慮されることがあります。
 
そのため、通行できる幅が十分にあるのに運転操作を誤って接触したケースと、相手の車が通路を大きくふさいでいて安全に通り抜けることが難しかったケースでは、過失割合の判断が異なる可能性があります。
 
つまり、どれほど相手の車が邪魔な場所に停められていても「あちらの責任だから修理費を払わなくていい」と決めつけるのは危険です。接触してしまった場合は、事故状況を正確に記録し、保険会社などに相談して過失割合を判断してもらう必要があります。
 

私道特有の厄介な問題と「警察の介入限界」

さらにこの問題を厄介にしているのが、現場が公道ではなく私道である点です。
 
私道での駐車トラブルは、土地の所有権や通行権などが関係するため、警察だけで解決するのが難しいケースがあります。
 
しかし、私道だからといって、警察がまったく対応してくれないわけではありません。一般の交通に使われている私道は、状況によって道路交通法上の「道路」に該当することがあり、違法駐車などが取り締まりの対象となる場合もあるのです。
 
そのため、まずは管轄の警察署に相談し、駐車場所や道路の状況を説明して対応できるか確認するとよいでしょう。
 
一方、土地の使い方や通行を巡る権利関係の争いは、民事上の問題として当事者間での協議や専門家への相談が必要になることもあります。
 
隣人は「ここは自分たちも権利を持っている私道だから、どう使おうと勝手だろう」と考えているのかもしれません。しかし、私道を所有していたり共有持分を持っていたりしても、ほかの人の通行を無制限に妨げてよいわけではありません。通行権の内容や土地の利用状況によっては、妨害の停止などを求められる可能性があります。
 

接触リスクを避けつつ合法的に解決するポイント

運転中の接触事故を防ぎ、迷惑駐車の問題を解決するためには、証拠に基づいた対応が大切です。
 
まずは、日常的にどのような状態で駐車しているのか、記録を残してください。隣人のアルファードが停まっている時間帯、残された通行幅、通行時にどの程度支障が出ているかなどが分かる写真や動画を撮影しておくと、状況を説明する際に役立ちます。
 
次に、その私道の所有権や共有持分、通行に関する取り決めがないかを確認します。法務局で取得できる登記事項証明書や、土地の購入時に受け取った重要事項説明書、通行に関する協定書などが手がかりになります。
 
証拠と権利関係を整理したら、私道の所有権を持っている人を通じて「通行の安全が確保できず困っている」と客観的に伝える方法もあります。相手と直接話し合う場合も、感情的な非難は避け、車の移動や駐車位置の変更など、具体的な改善策を提案するとよいでしょう。
 
それでも改善が見られず、通行に大きな支障が出ている場合は、弁護士への相談を検討してください。通行権などの権利関係を踏まえ、妨害排除請求などの法的手段が取れるか検討してもらえます。
 
状況によっては、弁護士名義の通知書や内容証明郵便で改善を求める方法もあります。ただし、通知を送れば必ず解決するわけではないため、相手の対応を踏まえて次の手段を考えることが大切です。
 

過失割合と通行権を踏まえて対処しよう

隣人の身勝手な駐車に対して憤る気持ちは分かりますが、「ぶつけても相手の責任だ」と考えて無理に通行を続けるのは、リスクの大きい行動です。
 
動いている車が停車中の車に接触した場合、走行していた側に多くの過失が認められることが一般的で、相手の車の修理費を負担しなければならないケースが少なくありません。アルファードのような大型車は修理費が高額になることもあるため、接触を避けることが何より重要でしょう。
 
まずは写真などの客観的な証拠を集め、警察や第三者、必要に応じて弁護士に相談しながら、私道の通行権という法的な観点から解決を目指すことが大切です。冷静な対処が、家族の安全と近隣との関係を守ることにつながります。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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